項目 | 情報 |
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CAS登録番号 | 10025-67-9 |
名称 | 一塩化硫黄 |
物質ID | R01-B-043 |
分類実施年度 | 令和元年度(2019年度) |
分類実施者 | 厚生労働省/環境省 |
新規/再分類 | 再分類・見直し |
他年度における分類結果 | 平成18年度 |
Excelファイルのダウンロード | Excel file |
項目 | 情報 |
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分類に使用したガイダンス(外部リンク) | 政府向けGHS分類ガイダンス(平成25年度改訂版(Ver.1.1)) |
国連GHS文書(外部リンク) | 国連GHS文書 |
解説・用語集(Excelファイル) | 解説・用語集 |
厚生労働省モデルラベル(外部リンク) | |
厚生労働省モデルSDS(外部リンク) | 職場のあんぜんサイトへ |
OECD/eChemPortal(外部リンク) | eChemPortal |
危険有害性項目 | 分類結果 |
絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 爆発物 | ※ |
- |
- | - | 分子内に爆発性に関連する原子団を含んでいないため、ガイダンスにおける分類対象外に相当し、区分に該当しない。 |
2 | 可燃性ガス | ※ |
- |
- | - | GHSの定義における液体であり、ガイダンスにおける分類対象外に相当し、区分に該当しない。 |
3 | エアゾール | ※ |
- |
- | - | エアゾール製品でないため、ガイダンスにおける分類対象外に相当し、区分に該当しない。 |
4 | 酸化性ガス | ※ |
- |
- | - | GHSの定義における液体であり、ガイダンスにおける分類対象外に相当し、区分に該当しない。 |
5 | 高圧ガス | ※ |
- |
- | - | GHSの定義における液体であり、ガイダンスにおける分類対象外に相当し、区分に該当しない。 |
6 | 引火性液体 | ※ |
- |
- | - | 引火点118.5℃ (closed cup) (ICSC (1997)) より、ガイダンスにおける区分に該当しないに相当し、区分に該当しない。 |
7 | 可燃性固体 | ※ |
- |
- | - | GHSの定義における液体であり、ガイダンスにおける分類対象外に相当し、区分に該当しない。 |
8 | 自己反応性化学品 | ※ |
- |
- | - | 分子内に爆発性、自己反応性に関連する原子団を含んでいないため、ガイダンスにおける分類対象外に相当し、区分に該当しない。 |
9 | 自然発火性液体 | ※ |
- |
- | - | 発火点が234℃ (ICSC (1997)) との情報より、常温で発火しないと考えられるため、ガイダンスにおける区分に該当しないであり、区分に該当しない。 |
10 | 自然発火性固体 | ※ |
- |
- | - | GHSの定義における液体であり、ガイダンスにおける分類対象外に相当し、区分に該当しない。 |
11 | 自己発熱性化学品 | ※ |
- |
- | - | 液体状の物質に適した試験法が確立していないため、分類できない。 |
12 | 水反応可燃性化学品 | ※ |
- |
- | - | 金属及び半金属 (B, Si, P, Ge, As, Se, Sn, Sb, Te, Bi, Po, At) を含んでいないため、ガイダンスにおける分類対象外に相当し、区分に該当しない。 |
13 | 酸化性液体 | ※ |
- |
- | - | 酸素を含まず、ハロゲン元素 (塩素) を含む無機化合物であるが、データがなく分類できない。 |
14 | 酸化性固体 | ※ |
- |
- | - | GHSの定義における液体であり、ガイダンスにおける分類対象外に相当し、区分に該当しない。 |
15 | 有機過酸化物 | ※ |
- |
- | - | 無機化合物であり、区分に該当しない。なお、ガイダンスでは分類対象外に相当する。 |
16 | 金属腐食性化学品 | ※ |
- |
- | - | データがなく分類できない。なお、水の存在下で多くの金属を侵す (ICSC (1997)) という情報がある。 |
17 | 鈍性化爆発物 | ※ |
- |
- | - | 爆発性に関連する原子団を含まないため、区分に該当しない。 |
危険有害性項目 | 分類結果 |
絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 急性毒性(経口) | 区分3 |
危険 |
H301 |
P301+P310
P264 P270 P321 P330 P405 P501 |
【分類根拠】 (1) より、区分3とした。 【根拠データ】 (1) ラットのLD50:132 mg/kg (REACH登録情報 (Access on August 2019)) |
1 | 急性毒性(経皮) | ※ |
- |
- | - |
【分類根拠】 データ不足のため分類できない。 |
1 | 急性毒性(吸入:ガス) | ※ |
- |
- | - |
【分類根拠】 GHSの定義における液体であり、ガイダンスの分類対象外に相当し、区分に該当しない。 |
1 | 急性毒性(吸入:蒸気) | 区分2 |
危険 |
H330 |
P304+P340
P403+P233 P260 P271 P284 P310 P320 P405 P501 |
【分類根拠】 (1) より、区分2とした。 なお、LC50値が飽和蒸気圧濃度 (約 13,158.9 ppm) の90%より低いため、ミストがほとんど混在しないものとしてppmを単位とする基準値を適用した。 【根拠データ】 (1) ラットのLC50 (蒸気、4時間):2.5 mg/L (452.64 ppm) (REACH登録情報 (Access on August 2019)) |
1 | 急性毒性(吸入:粉塵、ミスト) | ※ |
- |
- | - |
【分類根拠】 データ不足のため分類できない。 |
2 | 皮膚腐食性/刺激性 | 区分1 |
危険 |
H314 |
P301+P330+P331
P303+P361+P353 P305+P351+P338 P304+P340 P260 P264 P280 P310 P321 P363 P405 P501 |
【分類根拠】 (1)、(2) より、区分1とした。 【根拠データ】 (1) 本物質は眼、粘膜、皮膚に対する刺激性を有すると考えられ、本物質の飛沫が眼に入った場合はすぐに重度の障害を与え、皮膚に付着した場合はすぐに除去しなければ化学火傷及び刺激性を示す (ACGIH (7th, 2001))。 (2) 本物質は眼、鼻、喉を強く刺激する (PATTY (6th, 2012))。 【参考データ等】 (3) ウサギの耳介に本物質25 microLを塗布した試験において24時間後に腐食性反応を認めた (REACH登録情報 (Access on August 2019))。 (4) EU-CLP分類でSkin Corr. 1A (H314) に分類されている (EU CLP分類 (Access on August 2019))。 |
3 | 眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性 | 区分1 |
危険 |
H318 |
P305+P351+P338
P280 P310 |
【分類根拠】 (1)~(5) より、区分1とした。 【根拠データ】 (1) 本物質は眼、粘膜、皮膚に対する刺激性を有すると考えられ、本物質の飛沫が眼に入った場合はすぐに重度の障害を与え、皮膚に付着した場合はすぐに除去しなければ化学火傷及び刺激性を示す (ACGIH (7th, 2001))。 (2) 本物質は眼、鼻、喉に腐食性と刺激を示す (HSDB (Access on July 2019))。 (3) 本物質は眼、鼻、喉を強く刺激する (PATTY (6th, 2012))。 (4) 本物質の蒸気は眼や粘膜を刺激する (産衛学会許容濃度の提案理由書 (1976))。 (5) 本物質は皮膚腐食性物質 (区分1) に区分されている。 |
4 | 呼吸器感作性 | ※ |
- |
- | - |
【分類根拠】 データ不足のため分類できない。 |
4 | 皮膚感作性 | ※ |
- |
- | - |
【分類根拠】 データ不足のため分類できない。 |
5 | 生殖細胞変異原性 | ※ |
- |
- | - |
【分類根拠】 In vivoのデータがなく、データ不足のため分類できない。 【根拠データ】 (1) in vitroでは、細菌の復帰突然変異試験で陰性の報告がある (REACH登録情報 (Access on August 2019))。 |
6 | 発がん性 | ※ |
- |
- | - |
【分類根拠】 データ不足のため分類できない。 |
7 | 生殖毒性 | ※ |
- |
- | - |
【分類根拠】 データ不足のため分類できない。 |
8 | 特定標的臓器毒性(単回暴露) | 区分3(気道刺激性) |
警告 |
H335 |
P304+P340
P403+P233 P261 P271 P312 P405 P501 |
【分類根拠】 (1)、(2) より、区分3 (気道刺激性) とした。旧分類が根拠としたヒトでの肺水腫の情報は、LIST 3の情報源である ICSC由来のため不採用とした。新たな情報源の使用により、旧分類から区分を変更した。 【根拠データ】 (1) 本物質は吸入により気道内で水分と接触すると加水分解により塩酸 (CAS番号 7647-01-0) を生じることから、上気道刺激性を示すと考えられている。特定の条件下では、本物質自体が肺に到達する可能性もある (ACGIH (7th, 2001)、HSDB (Access on July 2017))。 (2) 本物質蒸気は眼、鼻、喉に刺激性であり、呼吸にも影響を与える (HSDB (Access on July 2019))。 |
9 | 特定標的臓器毒性(反復暴露) | ※ |
- |
- | - |
【分類根拠】 データ不足のため分類できない。 |
10 | 誤えん有害性 | ※ |
- |
- | - |
【分類根拠】 データ不足のため分類できない。 |
危険有害性項目 | 分類結果 |
絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | |
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11 | 水生環境有害性 短期(急性) | 分類できない |
- |
- | - | データなし |
11 | 水生環境有害性 長期(慢性) | 分類できない |
- |
- | - | データなし |
12 | オゾン層への有害性 | 分類できない |
- |
- | - | データなし |
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