項目 | 情報 |
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CAS登録番号 | 79-16-3 |
名称 | N-メチルアセトアミド |
物質ID | R04-C-010-JNIOSH, MOE |
分類実施年度 | 令和4年度(2022年度) |
分類実施者 | 労働安全衛生総合研究所/環境省 |
新規/再分類 | 再分類・見直し |
他年度における分類結果 | 2011年度(平成23年度) |
Excelファイルのダウンロード | Excel file |
項目 | 情報 |
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分類に使用したガイダンス(外部リンク) | 政府向けGHS分類ガイダンス(令和3年度改訂版(Ver.2.1)) |
国連GHS文書(外部リンク) | 国連GHS文書 |
解説・用語集(Excelファイル) | 解説・用語集 |
厚生労働省モデルラベル(外部リンク) | 職場のあんぜんサイトへ |
厚生労働省モデルSDS(外部リンク) | 職場のあんぜんサイトへ |
OECD/eChemPortal(外部リンク) | eChemPortal |
危険有害性項目 | 分類結果 | 絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | |
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1 | 爆発物 | - |
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2 | 可燃性ガス | - |
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3 | エアゾール | - |
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4 | 酸化性ガス | - |
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5 | 高圧ガス | - |
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6 | 引火性液体 | - |
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7 | 可燃性固体 | - |
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8 | 自己反応性化学品 | - |
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9 | 自然発火性液体 | - |
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10 | 自然発火性固体 | - |
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11 | 自己発熱性化学品 | - |
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12 | 水反応可燃性化学品 | - |
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- | - | - |
13 | 酸化性液体 | - |
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14 | 酸化性固体 | - |
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- | - | - |
15 | 有機過酸化物 | - |
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- | - | - |
16 | 金属腐食性化学品 | - |
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17 | 鈍性化爆発物 | - |
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危険有害性項目 | 分類結果 | 絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | |
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1 | 急性毒性(経口) | - |
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1 | 急性毒性(経皮) | - |
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1 | 急性毒性(吸入:ガス) | - |
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1 | 急性毒性(吸入:蒸気) | - |
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- | - | - |
1 | 急性毒性(吸入:粉塵、ミスト) | - |
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2 | 皮膚腐食性/刺激性 | - |
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3 | 眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性 | - |
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4 | 呼吸器感作性 | - |
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4 | 皮膚感作性 | - |
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5 | 生殖細胞変異原性 | - |
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- | - | - |
6 | 発がん性 | - |
- |
- | - | - |
7 | 生殖毒性 | 区分1B |
危険 |
H360 | P308+P313 P201 P202 P280 P405 P501 |
【分類根拠】 (1)~(3)より、3動物種で胎児毒性と奇形発生の増加がみられ、ウサギとマウスでは母動物毒性がない用量で投与に関連した奇形の増加がみられた。(4)より、ラットも母動物毒性がない用量から胚/胎児毒性がみられた。以上より、区分1Bとした。なお、旧分類からEUでGHS区分が変更されたため、生殖毒性を検討して見直した(2022年度)。 【根拠データ】 (1)ラットを用いた強制経口投与による発生毒性試験(妊娠6~15日、400 mg/kg/day)では、母動物に体重増加抑制がみられる400 mg/kg/dayで、後期吸収の増加、胎児体重、胎盤重量及び頭臀長の減少と奇形発生(椎体の分裂・両側性湾曲肋骨・心臓の回転・全身浮腫・口蓋裂)増加がみられたとの報告がある(REACH登録情報 (Accessed July 2022))。 (2)ウサギを用いた強制経口投与による発生毒性試験(妊娠6~18日、9.5~235 mg/kg/day)では、母動物に体重増加抑制、摂餌量減少がみられる高用量(235 mg/kg/day)で、胎児体重及び胎盤重量減少がみられたとの報告がある。母動物に影響がみられない中用量(47 mg/kg/day)以上で、奇形胎児数の増加がみられ、統計的有意差はないものの対照群には稀にしかみられない奇形(口蓋裂、単純性内臓脱出症、脊柱前弯、口唇口蓋裂、合指症、胸椎裂、横隔膜ヘルニア、四肢の位置異常)がみられたとの報告がある。高用量では、奇形児を有する腹数の有意な増加がみられたとの報告がある(AICIS IMAP (2016)、REACH登録情報 (Accessed July 2022))。 (3)マウスを用いた強制経口投与による発生毒性試験(妊娠6~15日、220~660 mg/kg/day)では、母動物に影響のない高用量(660 mg/kg/day)で胎児に低体重、矮小児数の増加、奇形(外脳症、髄膜瘤、形成不全、二分脊椎、口蓋裂、癒合肋骨)の増加がみられたとの報告がある(REACH登録情報 (Accessed July 2022))。 (4)ラットを用いた強制経口投与による発生毒性試験(妊娠6~15日、260~800 mg/kg/day)では、母動物に影響のない低用量(260 mg/kg/day)で胚吸収の増加、生存胎児に低体重と胎盤重量減少がみられ、母動物に死亡(1/22例)、体重増加抑制がみられた高用量(800 mg/kg/day)では全胚吸収が生じ、胎児の発生影響は確認できなかったとの報告がある(REACH登録情報 (Accessed July 2022))。 【参考データ等】 (5)EUではRepr. 1Bに分類されている(CLP分類結果 (Accessed July 2022))。 |
8 | 特定標的臓器毒性(単回暴露) | - |
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9 | 特定標的臓器毒性(反復暴露) | - |
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10 | 誤えん有害性 | - |
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危険有害性項目 | 分類結果 | 絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | |
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11 | 水生環境有害性 短期(急性) | 区分に該当しない |
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- | - | 藻類(デスモデスムス属)72時間EC50 > 500 mg/L(REACH登録情報, 2022)、甲殻類(オオミジンコ)48時間EC50 > 580 mg/L(REACH登録情報, 2022)、魚類(ウグイ)96時間LC50 = 3390 mg/L(REACH登録情報, 2022)であることから、区分に該当しないとした。新たな情報の使用により、旧分類から分類結果が変更となった。 |
11 | 水生環境有害性 長期(慢性) | 区分に該当しない |
- |
- | - | 信頼性のある慢性毒性データが得られていない。難水溶性ではなく(水溶解度=1000000 mg/L、SRC PhysProp Database)、急性毒性が区分に該当しないことから、区分に該当しないとした。新たな情報の使用により、旧分類から分類結果が変更となった。 |
12 | オゾン層への有害性 | 分類できない |
- |
- | - | 当該物質はモントリオール議定書の附属書に列記されていないため。 |
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