項目 | 情報 |
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CAS登録番号 | 91-97-4 |
名称 | 3,3'-ジメチルビフェニル-4,4'-ジイル=ジイソシアネート |
物質ID | R04-C-006-JNIOSH, MOE |
分類実施年度 | 令和4年度(2022年度) |
分類実施者 | 労働安全衛生総合研究所/環境省 |
新規/再分類 | 再分類・見直し |
他年度における分類結果 | 2008年度(平成20年度) |
Excelファイルのダウンロード | Excel file |
項目 | 情報 |
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分類に使用したガイダンス(外部リンク) | 政府向けGHS分類ガイダンス(令和3年度改訂版(Ver.2.1)) |
国連GHS文書(外部リンク) | 国連GHS文書 |
解説・用語集(Excelファイル) | 解説・用語集 |
厚生労働省モデルラベル(外部リンク) | 職場のあんぜんサイトへ |
厚生労働省モデルSDS(外部リンク) | 職場のあんぜんサイトへ |
OECD/eChemPortal(外部リンク) | eChemPortal |
危険有害性項目 | 分類結果 | 絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | |
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1 | 爆発物 | - |
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- | - | - |
2 | 可燃性ガス | - |
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- | - | - |
3 | エアゾール | - |
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4 | 酸化性ガス | - |
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- | - | - |
5 | 高圧ガス | - |
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- | - | - |
6 | 引火性液体 | - |
- |
- | - | - |
7 | 可燃性固体 | - |
- |
- | - | - |
8 | 自己反応性化学品 | - |
- |
- | - | - |
9 | 自然発火性液体 | - |
- |
- | - | - |
10 | 自然発火性固体 | - |
- |
- | - | - |
11 | 自己発熱性化学品 | - |
- |
- | - | - |
12 | 水反応可燃性化学品 | - |
- |
- | - | - |
13 | 酸化性液体 | - |
- |
- | - | - |
14 | 酸化性固体 | - |
- |
- | - | - |
15 | 有機過酸化物 | - |
- |
- | - | - |
16 | 金属腐食性化学品 | - |
- |
- | - | - |
17 | 鈍性化爆発物 | - |
- |
- | - | - |
危険有害性項目 | 分類結果 | 絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | |
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1 | 急性毒性(経口) | - |
- |
- | - | - |
1 | 急性毒性(経皮) | - |
- |
- | - | - |
1 | 急性毒性(吸入:ガス) | - |
- |
- | - | - |
1 | 急性毒性(吸入:蒸気) | - |
- |
- | - | - |
1 | 急性毒性(吸入:粉塵、ミスト) | - |
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- | - | - |
2 | 皮膚腐食性/刺激性 | - |
- |
- | - | - |
3 | 眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性 | - |
- |
- | - | - |
4 | 呼吸器感作性 | 区分1 |
危険 |
H334 | P304+P340 P342+P311 P261 P284 P501 |
【分類根拠】 (1)より、区分1とした。新たな知見に基づき、分類結果を変更した(2022年度)。 【根拠データ】 (1)EUでは本物質と構造類似性を有するヘキサン-1,6-ジイソシアネート(CAS登録番号:822-06-0、HDI)、ジフェニルメタン-4,4'-ジイソシアネート(CAS登録番号:101-68-8、MDI)及びトルエンジイソシアネート類(CAS登録番号:26471-62-5、TDI)が呼吸器感作性物質であることから、ECHA Read Across Assessment Framework Senario 6に従い、リードアクロスによって本物質をResp. Sens. 1と分類した(ECHA RAC Opinion (2021)、CLH Report (2020)、CLP分類結果 (Accessed July 2022))。 【参考データ等】 (2)イソシアネート基を有するトルエンジイソシアネート類(CAS登録番号:26471-62-5、TDI)、ジフェニルメタン-4,4'-ジイソシアネート(CAS登録番号:101-68-8、MDI)、ヘキサン-1,6-ジイソシアネート(CAS登録番号:822-06-0、HDI)について、日本産業衛生学会では気道感作性物質第1群に分類している(産衛学会許容濃度等の勧告 (2021))。 |
4 | 皮膚感作性 | 区分1A |
警告 |
H317 | P302+P352 P333+P313 P362+P364 P261 P272 P280 P321 P501 |
【分類根拠】 (1)より、区分1Aとした。なお、新たな知見に基づき、分類結果を変更した(2022年)。 【根拠データ】 (1)モルモット(n=10)を用いたMaximisation試験(OECD TG 406、皮内投与:0.1%溶液)において、50%溶液惹起群、25%時溶液惹起群ともに陽性率は80~90%であったとの報告がある(ECHA RAC Opinion (2021)、CLH Report (2020)、EU REACH CoRAP (2018))。 【参考データ等】 (2)EUではSkin Sens. 1Aに分類されている(CLP分類結果 (Accessed July 2022))。 |
5 | 生殖細胞変異原性 | - |
- |
- | - | - |
6 | 発がん性 | 分類できない |
- |
- | - | 【分類根拠】 データ不足のため分類できない。なお、EUの分類結果は、本物質がTODAを生体内で生成することに関する情報が不足していることから、採用していない。新たな知見に基づき、分類結果を変更した(2022年度)。 【参考データ等】 (1)国内外の評価機関における本物質の既存分類結果として、(25)、(36)より、EUでCarc. 1B(CLP分類結果 (Accessed July 2022))に分類されている。 (2)本物質(TODI)は加水分解によりo-トリジン(TODA:CAS登録番号 119-93-7)を生成することが判明している。一方、In vivoではどの程度加水分解によりTODAが生成するかについて、情報はないと報告されている(EU CLP CLH (2021))。 (3)TODAについて、動物種2種への投与で複数臓器に腫瘍発生の増加がみられること等から、EUでCarc. 1B(CLP分類結果 (Accessed July 2022))、本邦GHS分類では区分1B(NITE統合版:2017年分類)にそれぞれ分類されている。その他、IARCでグループ2B(IARC Suppl. 7 (1984))、日本産業衛生学会も第2群B(産衛学会許容濃度の勧告等 (2021):1991年提案)である。 |
7 | 生殖毒性 | - |
- |
- | - | - |
8 | 特定標的臓器毒性(単回暴露) | - |
- |
- | - | - |
9 | 特定標的臓器毒性(反復暴露) | - |
- |
- | - | - |
10 | 誤えん有害性 | - |
- |
- | - | - |
危険有害性項目 | 分類結果 | 絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | |
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11 | 水生環境有害性 短期(急性) | 区分1 |
警告 |
H400 | P273 P391 P501 |
魚類(ニジマス)96時間LC50 = 0.25 mg/L(EU REACH CoRAP, 2018)であることから、区分1とした。新たな情報の使用により、旧分類から分類結果が変更となった。 |
11 | 水生環境有害性 長期(慢性) | 区分1 |
警告 |
H410 | P273 P391 P501 |
慢性毒性データを用いた場合、急速分解性がなく(BIOWIN)、藻類(セネデスムス)の72時間NOEC ≧ 1.5 mg/L(EU REACH CoRAP, 2018)から、区分に該当しないとなる。 慢性毒性データが得られていない栄養段階(甲殻類、魚類)に対して急性毒性データを用いた場合、急速分解性がなく、魚類(ニジマス)の96時間LC50 = 0.25 mg/L(EU REACH CoRAP, 2018)から、区分1となる。 以上の結果を比較し、区分1とした。新たな情報の使用により、旧分類から分類結果が変更となった。 |
12 | オゾン層への有害性 | 分類できない |
- |
- | - | 当該物質はモントリオール議定書の附属書に列記されていないため。 |
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