参考資料
解説・用語集(エクセルファイル(64KB))
| ID20A2378 ビフェニル(CAS番号 92-52-4) | 分類実施日 | H21.3.27 |
| 使用マニュアル | 政府向けGHS分類ガイダンス(H20.9.5版) |
| 危険・有害性項目 | 分類結果 | シンボル | 注意喚起用語 | 危険有害性情報 | 分類根拠・問題点 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 火薬類 | 分類対象外 | - | - | - | 分子内に爆発性に関連する原子団を含んでいない。 |
| 2 | 可燃性/引火性ガス | 分類対象外 | - | - | - | GHSの定義における固体である。 |
| 3 | 可燃性/引火性エアゾール | 分類対象外 | - | - | - | エアゾール製品ではない。 |
| 4 | 支燃性/酸化性ガス類 | 分類対象外 | - | - | - | GHSの定義における固体である。 |
| 5 | 高圧ガス | 分類対象外 | - | - | - | GHSの定義における固体である。 |
| 6 | 引火性液体 | 分類対象外 | - | - | - | GHSの定義における固体である。 |
| 7 | 可燃性固体 | 分類できない | - | - | - | 燃焼範囲に関する情報があるが (ホンメル(1991) Card No.241 ほか)、 規定試験法によるデータなし。 |
| 8 | 自己反応性物質および混合物 | 分類対象外 | - | - | - | 分子内に爆発性ならびに自己反応性に関連する原子団を含んでいない。 |
| 9 | 自然発火性液体 | 分類対象外 | - | - | - | GHSの定義における固体である。 |
| 10 | 自然発火性固体 | 区分外 | - | - | - | 発火点が540℃である。 (ICSC(J) (1994)) |
| 11 | 自己発熱性物質および混合物 | 分類できない | - | - | - | データなし |
| 12 | 水と接触して可燃性/引火性ガスを発生する物質および混合物 | 分類対象外 | - | - | - | 分子内に金属または半金属を含んでいない。 |
| 13 | 酸化性液体 | 分類対象外 | - | - | - | GHSの定義における固体である。 |
| 14 | 酸化性固体 | 分類対象外 | - | - | - | 分子内に酸素、フッ素または塩素原子を含んでいない。 |
| 15 | 有機過酸化物 | 分類対象外 | - | - | - | 分子内に−O−O−構造を含んでいない。 |
| 16 | 金属腐食性物質 | 分類できない | - | - | - | 固体状の物質に適した試験方法が確立していない。 |
| 危険・有害性項目 | 分類結果 | シンボル | 注意喚起用語 | 危険有害性情報 | 分類根拠・問題点 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 急性毒性(経口) | 区分外 | - | - | - | ラットLD50値:2400mg/kg(環境省リスク評価第1巻, 2002)、3280mg/kg(環境省リスク評価第1巻, 2002、ACGIH 7th, 2001、PATTY 4th, 1994)に基づき、区分外(国連分類では区分5)とした。 |
| 1 | 急性毒性(経皮) | 区分外 | - | - | - | ウサギLD50値:2500mg/kg(環境省リスク評価第1巻, 2002)および>5010mg/kg(環境省リスク評価第1巻, 2002)に基づき、小さい方の値を採用し、区分外(国連分類では区分5)とした。 |
| 1 | 急性毒性(吸入:ガス) | 分類対象外 | - | - | - | GHSの定義による固体である。 |
| 1 | 急性毒性(吸入:蒸気) | 分類できない | - | - | - | データなし |
| 1 | 急性毒性(吸入:粉塵、ミスト) | 分類できない | - | - | - | CICAD 6 (1999)にマウスLC50(4時間)値:>43ppm(換算値0.27mg/L)とのデータがあるのみで、区分が特定できないことから、データ不足のため分類できないとした。 |
| 2 | 皮膚腐食性/刺激性 | 分類できない | - | - | - | CICAD 6 (1999)のウサギを用いた試験およびヒトの皮膚へ適用した試験において刺激性が認められなかったとの記述から、区分外と考えられたが、化学物質の環境リスク評価第1巻(2002)の皮膚を刺激するとの記述、EUリスク警句のR36/37/38から軽度な刺激性がある可能性も有り、分類できないとした。 |
| 3 | 眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性 | 区分2B | - | 警告 | 眼刺激 | CICAD 6 (1999)のウサギの眼に適用した試験において軽度の刺激性が認められたとの記述から、区分2Bとした。 |
| 4 | 呼吸器感作性又は皮膚感作性 | 呼吸器感作性:分類できない 皮膚感作性:区分外 |
- | - | - | 呼吸器:データなし 皮膚:CICAD 6 (1999)のモルモットを用いたmaximization testにおいて皮膚感作性は認められなかったとの記述から、区分外とした。 |
| 5 | 生殖細胞変異原性 | 区分外 | - | - | - | 体細胞を用いるin vivo変異原性試験であるラット骨髄細胞を用いた染色体異常試験で陰性の結果がある(CICAD 6, 1999)ことから、区分外とした。 |
| 6 | 発がん性 | 区分2 | ![]() |
警告 | 発がんのおそれの疑い | 経口投与 (混餌) 試験で、ラットの雄に膀胱の移行上皮癌、移行上皮乳頭腫、扁平上皮癌および扁平上皮乳頭腫が発生し、マウスの雌に肝細胞癌と肝細胞腺腫の発生増加が認められ(厚生労働省委託がん原性試験 (1996)ている。ラットの膀胱腫瘍は種、性特異的な腫瘍と考えられる。この結果を受け厚生労働省より「ビフェニルによる健康障害を防止するための指針」(厚労省指針, 1997)が出されているため区分2とした。EPA(1991)でDに分類されているが(IRIS, 2005)、この評価には当該試験結果は含まれていない。 |
| 7 | 生殖毒性 | 区分外 | - | - | - | 環境省リスク評価第1巻(2002)、CICAD 6 (1999)、PATTY (4th, 1994)、IRIS(2005)のラットを用いた繁殖試験において生殖能に影響が認められなかったとの記述、およびCERIハザードデータ集(1999)、CICAD 6 (1999)、PATTY (4th, 1994)、IRIS(2005)の妊娠ラットへの経口投与試験において親動物に一般毒性が認められる用量でも重大な生殖毒性が認められなかったとの記述から、区分外とした。 |
| 8 | 標的臓器/全身毒性(単回暴露) | 分類できない | - | - | - | CICAD 6 (1999)のマウスを用いた吸入暴露試験において軽度な呼吸困難が認められたとの記述が有るがデータ不足につき分類出来ないとした。 |
| 9 | 標的臓器/全身毒性(反復暴露) | 区分1(肝臓、神経系、呼吸器)、区分2(腎臓) | ![]() |
危険 警告 |
長期又は反復暴露による臓器(肝臓、神経系、呼吸器)の障害 長期又は反復暴露による臓器(腎臓)の障害のおそれ |
環境省リスク評価第1巻(2002)、CICAD 6 (1999)、ACGIH (7th, 2001)またはPATTY (4th, 1994)の職業暴露例で肝障害、中枢および末梢神経系への影響、気管支炎が報告されているとの記述から、区分1(肝臓、神経系、呼吸器)とした。また、CICAD 6 (1999)のラットを用いた21日間混餌経口投与試験において腎臓への影響が区分2のガイダンス値範囲で認められとの記述から、区分2(腎臓)とした。 |
| 10 | 吸引性呼吸器有害性 | 分類できない | - | - | - | データなし |