項目 | 情報 |
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CAS番号 | 1328-53-6 |
名称 | フタロシアニングリーン |
物質ID | H28-A-044, C-095A |
分類実施年度 | 平成28年度 |
分類実施者 | 厚生労働省/環境省 |
新規/再分類 (危険物/有害物) | 新規分類 |
他年度における分類結果 | |
Excelファイルのダウンロード | Excel file |
項目 | 情報 |
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分類に使用したガイダンス(外部リンク) | GHS分類ガイダンス(平成25年度改訂版(Ver.1.1)) |
国連GHS文書(外部リンク) | 国連GHS文書 |
解説・用語集(Excelファイル) | 解説・用語集 |
厚生労働省モデルラベル(外部リンク) | |
厚生労働省モデルSDS(外部リンク) | |
OECD/eChemPortal(外部リンク) | eChemPortal |
危険有害性項目 | 分類結果 |
危険有害性絵表示 (コード: シンボル) 注意喚起語 |
コード (危険有害性情報) |
コード (安全対策注意書き) |
分類根拠・問題点 | |
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1 | 爆発物 | 分類対象外 |
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- | - |
爆発性に関連する原子団を含んでいない。 |
2 | 可燃性/引火性ガス(化学的に不安定なガスを含む) | 分類対象外 |
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- | - |
GHSの定義における固体である。 |
3 | エアゾール | 分類対象外 |
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- | - |
エアゾール製品でない。 |
4 | 支燃性/酸化性ガス | 分類対象外 |
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- | - |
GHSの定義における固体である。 |
5 | 高圧ガス | 分類対象外 |
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- | - |
GHSの定義における固体である。 |
6 | 引火性液体 | 分類対象外 |
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- | - |
GHSの定義における固体である。 |
7 | 可燃性固体 | 分類できない |
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- | - |
データがなく分類できない。 なお、難燃性 (GESTIS (Access on July 2016)) との記載がある。 |
8 | 自己反応性化学品 | 分類対象外 |
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- | - |
分子内に爆発性、自己反応性に関連する原子団を含んでいない。 |
9 | 自然発火性液体 | 分類対象外 |
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- | - |
GHSの定義における固体である。 |
10 | 自然発火性固体 | 分類できない |
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- | - |
データがなく分類できない。 なお、難燃性 (GESTIS (Access on July 2016)) との記載がある。 |
11 | 自己発熱性化学品 | 分類できない |
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- | - |
データがなく分類できない。 なお、難燃性 (GESTIS (Access on July 2016)) との記載がある。 |
12 | 水反応可燃性化学品 | 区分外 |
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- | - |
濃硫酸に溶かし、水中で再沈殿させて精製する。 水と激しい反応をしないことが、製法から推定できる。 |
13 | 酸化性液体 | 分類対象外 |
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- | - |
GHSの定義における固体である。 |
14 | 酸化性固体 | 分類対象外 |
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- | - |
フッ素及び酸素を含まず、塩素を含む有機化合物であるが、この塩素が炭素、水素以外の元素と化学結合していない。 |
15 | 有機過酸化物 | 分類対象外 |
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- | - |
分子内に-O-O-構造を有していない有機化合物である。 |
16 | 金属腐食性物質 | 分類できない |
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- | - |
固体状の物質に適した試験方法が確立していない。 |
危険有害性項目 | 分類結果 |
危険有害性絵表示 (コード: シンボル) 注意喚起語 |
コード (危険有害性情報) |
コード (安全対策注意書き) |
分類根拠・問題点 | |
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1 | 急性毒性(経口) | 区分外 |
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- | - |
ラットのLD50値 (OECD TG 401) として、> 2,000 mg/kg (厚労省既存化学物質毒性データベース (Access on September 2016)、SIDS (2010)) との報告に基づき、区分外とした。 |
1 | 急性毒性(経皮) | 分類できない |
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- | - |
データ不足のため分類できない。 |
1 | 急性毒性(吸入:ガス) | 分類対象外 |
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- | - |
GHSの定義における固体である。 |
1 | 急性毒性(吸入:蒸気) | 分類対象外 |
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- | - |
GHSの定義における固体である。 |
1 | 急性毒性(吸入:粉塵、ミスト) | 分類できない |
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- | - |
データ不足のため分類できない。 |
2 | 皮膚腐食性/刺激性 | 区分外 |
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- | - |
米国のガイドライン (Federal Register 38, No. 187, § 1500.41, S. 27019, (1973)) に従ったウサギの皮膚刺激性試験 (閉塞24時間ばく露)) において、ごく軽度の刺激性 (PII (皮膚一次刺激指数) 1.1) がみられたが7日後には回復した (SIDS (2010))。 本物質は皮膚刺激性なしと評価されている (SIDS (2010)) ことから、区分外とした。 |
3 | 眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性 | 区分外 |
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- | - |
米国のガイドライン (OECD TG 405相当) に従ったウサギの眼刺激性試験において、角膜にごく軽度の刺激性 (眼刺激指数1.8)がみられたが3日目には消失した (SIDS (2010))。 本物質は眼に対する刺激性なしと判定されている (SIDS (2010)) ことから、区分外とした。 |
4 | 呼吸器感作性 | 分類できない |
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- | - | データ不足のため分類できない |
4 | 皮膚感作性 | 分類できない |
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- | - |
データ不足のため分類できない。 なお、モルモットの皮膚感作性試験で陰性であったとの報告があるが (SIDS (2010))、詳細は不明であった。 また、特殊な技法により絵画制作中に本物質にばく露された画家がパッチテストで陽性を示したとの報告があるが、特殊なケースと考えられている (SIDS (2010)) ことから、採用しなかった。 |
5 | 生殖細胞変異原性 | 分類できない |
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- | - |
データ不足のため分類できない。 |
6 | 発がん性 | 分類できない |
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- | - |
データ不足のため分類できない。 |
7 | 生殖毒性 | 分類できない |
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- | - |
データ不足のため分類できない。 |
8 | 特定標的臓器毒性(単回暴露) | 分類できない |
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- | - |
データ不足のため分類できない。 本物質のヒトでの単回ばく露のデータはない。 動物実験ではラットにおいて、区分2超の5,000 mg/kg の単回経口投与により、呼吸困難、無関心及び全身性の不調が認められたとの報告がある (SIDS (2010))。 |
9 | 特定標的臓器毒性(反復暴露) | 分類できない |
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- | - |
ヒトに関する情報はない。 実験動物については、ラットを用いた強制経口投与による28日間反復投与毒性試験、ラット、マウスを用いた混餌による90日間反復投与毒性試験において、区分2の範囲内で影響はみられていない (SIDS (2010))。 しかし、他の経路による情報等がないことから、データ不足のため分類できないとした。 |
10 | 吸引性呼吸器有害性 | 分類できない |
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- | - |
データ不足のため分類できない。 |
危険有害性項目 | 分類結果 |
危険有害性絵表示 (コード: シンボル) 注意喚起語 |
コード (危険有害性情報) |
コード (安全対策注意書き) |
分類根拠・問題点 | |
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11 | 水生環境有害性(急性) | 区分外 |
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- | - | 甲殻類(オオミジンコ)48時間EC50 = 153.6 mg/L、魚類(ニジマス)96時間LC50 = 355.6 mg/L(いずれもSIDS, 2010)であることから、区分外とした |
11 | 水生環境有害性(長期間) | 区分外 |
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- | - |
慢性毒性データを用いた場合、急速分解性に関するデータが得られていないが、甲殻類(オオミジンコ)の21日間NOEC ≧ 1 mg/L(SIDS, 2010)であることから、区分外となる。 慢性毒性データが得られていない栄養段階に対して急性毒性データを用いた場合、急速分解性に関するデータが得られていないが、生物蓄積性が低いことが推定され(濃度設定が100 ppb、10 ppbにおけるBCFはそれぞれ(0.51)-4.8、< 2.1 -74(既存点検, 1980))、魚類(ニジマス)96時間LC50 = 355.6 mg/L(SIDS, 2010)であることから、区分外となる。 以上の結果から、区分外とした。 |
12 | オゾン層への有害性 | 分類できない |
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- | - | データなし |
* 「危険有害性情報」及び「安全対策注意書き」のコードにマウスカーソルに重ねると、「危険有害性情報」及び「安全対策注意書き」が表示されます。 また、Excel fileでは、コードと共に「危険有害性情報」及び「安全対策注意書き」が記載されてあります。 * 「分類結果」の欄が空欄、又は『 - 』となっている「危険有害性項目」は、分類が実施されていないため、前回に実施した分類結果が最新の情報となります。 * 政府による分類結果は、GHSに基づくSDSやラベル作成の際に自由に引用および複写を行うことができます。 ただし、引用および複写をした上で作成されたSDS・ラベルの内容に対する責任は、SDS・ラベル作成者にあることにご留意ください。 * 本分類結果は、分類ガイダンス等のマニュアルで定められている情報源と判定方法に基づくものであり、あくまでもSDSやラベル作成の際の参考として公表しているものです。 他の文献や試験結果等を根拠として、本内容と異なる分類結果でSDSやラベルを作成することを妨げるものではありません。 |
2017/7/25 |