危険有害性項目
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分類結果
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シンボル
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注意喚起語
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危険有害性情報
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注意書き
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分類根拠・問題点
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1
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急性毒性(経口)
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区分外
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ラットのLD50 (雄) 値として、> 10 g/kg (HSDB (Access on July 2015)) に基づき、区分外とした。
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1
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急性毒性(経皮)
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区分外
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ウサギのLD50値 (雄、雌) として、> 10 g/kg (HSDB (Access on July 2015)) に基づき、区分外とした。
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1
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急性毒性(吸入:ガス)
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分類対象外
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GHSの定義における固体である。
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1
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急性毒性(吸入:蒸気)
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分類対象外
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GHSの定義における固体である。
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1
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急性毒性(吸入:粉塵、ミスト)
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分類できない
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データ不足のため分類できない。
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2
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皮膚腐食性/刺激性
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区分外
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ウサギを用いた皮膚刺激性試験で一次刺激指数 (PII) は0であり、刺激性はないとの報告や (HSDB (Access on July 2015)、EPA Pesticide Fact Sheet (1991))、モルモットを用いた皮膚刺激性試験において軽度の紅斑がみられたのみであったとの報告から (EPA Science review (1990))、区分外 (国連分類基準の区分3) とした。
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3
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眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性
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区分2
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警告
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H319: 強い眼刺激
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P305+P351+P338: 眼に入った場合:水で数分間注意深く洗うこと。次にコンタクトレンズを着用していて容易に外せる場合は外すこと。その後も洗浄を続けること。 P337+P313: 眼の刺激が続く場合:医師の診断/手当てを受けること。 P264: 取扱い後は...よく洗うこと。 P280: 保護手袋/保護衣/保護眼鏡/保護面を着用すること。
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本物質はウサギの眼に対して軽度の結膜炎を伴う刺激性を示したとの報告 (HSDB (Access on July 2015)) や、本物質は眼に刺激性を持つとの記載 (HSDB (Access on July 2015)) から区分2とした。
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4
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呼吸器感作性
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分類できない
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データ不足のため分類できない。
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4
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皮膚感作性
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分類できない
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データ不足のため分類できない。なお、モルモットを用いた皮膚感作性試験において、本物質による感作性はみられなかったとの報告があるが (HSDB (Access on July 2015)、EPA Science review (1990))、試験法等の詳細が不明であるため分類に用いるには不十分なデータとした。
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5
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生殖細胞変異原性
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分類できない
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データ不足のため分類できない。すなわち、in vivoデータはなく、in vitroでは細菌の復帰突然変異試験で陰性である (HSDB (Access on July 2015)、EPA Pesticide Fact Sheet (1991))。
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6
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発がん性
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分類できない
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国際機関による分類結果もなく、データ不足のため分類できない。
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7
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生殖毒性
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分類できない
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データ不足のため分類できない。なお、ホウ酸 (CAS: 10043-35-3) に関しては、ラット及びマウスを用いた生殖毒性試験で生殖能低下が、また、ラット及びウサギを用いた発生毒性試験で、胎児毒性、奇形誘発 (頭部、顔面、脳、心血管系) がみられており、区分1Bに分類されている (平成25年度GHS分類結果 (NITE総合検索 (Access on July 2015)))。
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8
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特定標的臓器毒性(単回暴露)
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分類できない
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本物質については分類に利用可能なデータはなく、データ不足のため分類できない。なお、ホウ酸は、ヒトにおいて、吐き気、嘔吐、腹痛、下痢、中枢神経系の抑制、痙攣、呼吸息刺激の記述 (ACGIH (7th, 2005)、DFGOT vol.5 (1993)) があり、また、実験動物については、わずかな気道刺激性がみられている (ECETOC TR63 (1995))。
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9
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特定標的臓器毒性(反復暴露)
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分類できない
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データ不足のため分類できない。なお、ホウ酸 (CAS: 10043-35-3) に関しては、ヒトでの反復ばく露影響に関する報告はない。実験動物ではマウス及びラットに13週間又は2年間混餌投与した試験において、区分2のガイダンス値範囲を上回る用量 (150 mg/kg/day 相当以上) で、精巣 (萎縮、精細管萎縮)、脾臓 (髄外造血亢進)、血液系 (ヘモグロビン、へマトクリット値の減少) への影響が見られた (NITE初期リスク評価書 82008)) との記述より、経口経路では区分外相当であるが、他の経路による毒性情報がなく、データ不足のため分類できないとされている (平成25年度GHS分類結果 (NITE総合検索 (Access on July 2015)))。
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10
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吸引性呼吸器有害性
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分類できない
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データ不足のため分類できない。
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