危険有害性項目
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分類結果
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シンボル
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注意喚起語
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危険有害性情報
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注意書き
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分類根拠・問題点
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1
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急性毒性(経口)
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分類対象外
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GHSの定義におけるガスである。なお、本物質29.7 mgをコーン油1 mLに溶解したものを150 mg/kgの用量でラットに強制経口投与したところ、毒性影響がみられなかったとの報告 (SIDS (2012)) があるが、このデータのみでは区分を特定できない。
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1
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急性毒性(経皮)
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分類対象外
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GHSの定義におけるガスである。
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1
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急性毒性(吸入:ガス)
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区分外
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ラットのLC50値 (4時間) として、270,000 ppmとの報告 (PATTY (6th, 2012)、SIDS (2012)、NTP TR487 (1998)) に基づき、区分外とした。
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1
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急性毒性(吸入:蒸気)
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分類対象外
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GHSの定義におけるガスである。
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1
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急性毒性(吸入:粉塵、ミスト)
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分類対象外
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GHSの定義におけるガスである。
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2
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皮膚腐食性/刺激性
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分類できない
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データ不足のため分類できない。なお、液体のブテンとの接触により凍傷を引き起こす可能性があるとの記載がある (SIDS (2012))。
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3
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眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性
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分類できない
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データ不足のため分類できない。なお、1-ブテンは眼に軽度の刺激性あり (HSDB (Access on June 2015)) との記載がある。
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4
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呼吸器感作性
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分類できない
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データ不足のため分類できない。
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4
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皮膚感作性
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分類できない
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データ不足のため分類できない。
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5
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生殖細胞変異原性
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分類できない
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ガイダンスの改訂により区分外が選択できなくなったため、分類できないとした。すなわち、in vivoでは、マウス骨髄細胞及び末梢血赤血球の小核試験で陰性 (SIDS (2012)、NTP TR487 (1998)、ACGIH (7th, 2008))、ラット及びマウスのDNA損傷試験 (DNAアダクト形成) で陰性 (ACGIH (7th, 2008)) である。In vitroでは、細菌の復帰突然変異試験、哺乳類培養細胞のマウスリンフォーマ試験で陰性である (NTP TR487 (1998)、NTP DB (Access on July 2015)、ACGIH (7th, 2008)、SIDS (2012)、PATTY (6th, 2012))。
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6
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発がん性
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分類できない
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ヒトでの発がん性に関する情報はないが、実験動物ではラット及びマウスを用いた2年間吸入ばく露による発がん性試験が実施されており、雄ラットでは最高濃度の8,000 ppm群で5/50例に甲状腺濾胞細胞がんが認められた (SIDS (2012)、ACGIH (7th, 2008))。しかし、雌ラット及び雌雄マウスには甲状腺を含めて、発がん性の証拠は示されず、甲状腺腫瘍に対してもACGIH、SIDSともにヒトでの妥当性については不明であるとし (SIDS (2012)、ACGIH (7th, 2008))、ACGIHはA4に分類した (ACGIH (7th, 2008))。以上より、本項は分類できないとした。
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7
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生殖毒性
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分類できない
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本物質を妊娠ラットに対し、妊娠5-21日に吸入ばく露し、妊娠22日に胎児を観察した催奇形性試験では、8,000 ppm までの試験濃度で、母動物、胎児に有害影響はみられていない (SIDS (2012) ; ACGIH (7th, 2008))。しかし、本物質の生殖能への影響を調べた試験成績がなく、よってデータ不足のため分類できないとした。
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8
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特定標的臓器毒性(単回暴露)
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分類できない
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実験動物 (ラット、マウス) では、イソブテンの吸入ばく露 (17.2-22.7%) で、10分以内に麻酔作用を引き起こしたとの知見、32% (320,000 ppm) のイソブテンの吸入ばく露後、窒息を引き起こしたとの報告がある (ACGIH (7th, 2008)、SIDS (2012)、PATTY (6th, 2012))。
ヒトにおいては、イソブテンの吸入では利用できる酸素濃度を減少させ、麻酔作用ないし窒息を引き起こす可能性があるとの報告がある (SIDS (2012))。
上記の窒息及び麻酔作用は、限られた空間での酸素欠乏によるものであるため、分類できないとした。
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9
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特定標的臓器毒性(反復暴露)
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区分外
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ヒトに関する情報はない。
実験動物に関して、吸入経路では、ラットを用いた14週間吸入毒性試験で鼻腔の鼻咽頭管の杯細胞のわずかな肥大が最低濃度の500 ppmからみられ、105週間吸入毒性試験において鼻腔の鼻咽頭管の杯細胞のわずかな肥大、鼻腔の嗅上皮の硝子変性の増加 が最低濃度の500 ppmからみられている。マウスでは14週間吸入毒性試験において影響はみられず、105週間吸入毒性試験では鼻腔の呼吸上皮の硝子変性の増加が最低濃度の500 ppmから、嗅上皮の硝子変性の増加が2,000 ppmからみられている (NTP TR487 (1998))。 しかし、SIDS (2012) では、これら鼻腔粘膜にみられた影響は刺激性物質に対する非特異的な適応性反応であり、有意な毒性影響とはしておらず、ラットを用いた14週間吸入毒性試験のNOAELは8,000 ppm (ばく露条件による換算値:6,222 ppm)、105週間吸入毒性試験のNOAELは2,000 ppm、マウスを用いた14週間吸入毒性試験のNOAELは8,000 ppm (ばく露条件による換算値:6,222 ppm)、105週間吸入毒性試験のNOAELは8,000 ppm としている (SIDS (2012))。したがって、吸入経路に関しては区分外に相当する。
経口経路ではラットを用いた28日間強制経口投与毒性試験において、最高用量の150 mg/kg/day (90日換算:46.7 mg/kg/day) まで影響がみられていない(SIDS 2012)。しかし、この値は区分2の範囲内であるので経口経路に関しては分類できない。
旧分類では経皮経路の情報がないことから分類できないとしていたが、本物質は気体であり、吸入経路が主なばく露経路と考えられることから、区分外とした。
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10
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吸引性呼吸器有害性
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分類対象外
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GHSの定義におけるガスである。
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