GHS分類結果 (関係省庁連絡会議 平成18年度事業)

ID1395 硝酸カリウム(CAS番号 7757-79-1) 分類実施日 H18.3.23 (環境に対する有害性についてはH18.2.10)
使用マニュアル GHS分類マニュアル(H18.2.10 版)

物理化学的危険性

危険・有害性項目 分類結果 シンボル 注意喚起用語 危険有害性情報 分類根拠・問題点
1 火薬類 区分外 - - - UNRTDG クラス5.1に分類されている。
2 可燃性/引火性ガス 分類対象外 - - - GHSの定義による固体
3 可燃性/引火性エアゾール 分類対象外 - - - エアゾール製品ではない。
4 支燃性/酸化性ガス類 分類対象外 - - - GHSの定義による固体
5 高圧ガス 分類対象外 - - - GHSの定義による固体
6 引火性液体 分類対象外 - - - GHSの定義による固体
7 可燃性固体 区分外 - - - 不燃性である。(ICSC(J) (2001))
8 自己反応性物質および混合物 分類対象外 - - - 酸化性固体に分類されている。
9 自然発火性液体 分類対象外 - - - GHSの定義による固体
10 自然発火性固体 区分外 - - - 不燃性である。(ICSC(J) (2001))
11 自己発熱性物質および混合物 区分外 - - - 不燃性である。(ICSC(J) (2001))
12 水と接触して可燃性/引火性ガスを発生する物質および混合物 区分外 - - - UNRTDG クラス5.1に分類されている。
13 酸化性液体 分類対象外 - - - GHSの定義による固体
14 酸化性固体 区分3 警告を表わす酸化物質と炎のシンボル
警告
火災助長のおそれ:酸化性物質
UNRTDG クラス5.1 PGIIIに分類されている。
15 有機過酸化物 分類対象外 - - - 有機物ではない。
16 金属腐食性物質 区分外 - - - UNRTDG クラス5.1に分類されている。

健康に対する有害性

危険・有害性項目 分類結果 シンボル 注意喚起用語 危険有害性情報 分類根拠・問題点
1 急性毒性(経口) 区分5 - 警告
飲み込むと有害のおそれ
ラットLD50値:3750mg/kg(RTECS, 2005、IUCLID, 2000)、3540mg/kg(RTECS, 2005)および3015mg/kg(IUCLID, 2000)に基づき、計算を適用した。計算値は3229mg/kgであったことから、区分5とした。
1 急性毒性(経皮) 分類できない - - - データなし
1 急性毒性(吸入:ガス) 分類対象外 - - - GHSの定義による固体
1 急性毒性(吸入:蒸気) 分類できない - - - データなし
1 急性毒性(吸入:粉塵、ミスト) 分類できない - - - データなし
2 皮膚腐食性/刺激性 区分2 警告を表わす感嘆符のシンボル
警告
皮膚刺激
ICSC(J)(2001)、HSFS (2004)およびSITTIG(4th, 2002)の皮膚を刺激するとの記述から、区分2とした。
3 眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性 区分2A-2B 警告を表わす感嘆符のシンボル
警告
強い眼刺激
ICSC(J)(2001)、HSFS (2004)およびSITTIG(4th, 2002)の眼を刺激するとの記述から、区分2A-2Bとした。回復性についてのデータがないことから、細区分はできなかった。
4 呼吸器感作性又は皮膚感作性 呼吸器:分類できない
皮膚:分類できない
- - - 呼吸器:データなし
皮膚:データなし
5 生殖細胞変異原性 分類できない - - - in vitro試験のデータしかないため、分類できない。
6 発がん性 分類できない - - - データなし
7 生殖毒性 区分2 危険を表わす人物シルエットのシンボル
警告
生殖能または胎児への悪影響のおそれの疑い
親動物での一般毒性に関する記述がないが、RTECS (2005)、IUCLID (2000)およびHSDB (2005)のモルモットを用いた飲水投与試験で流産や胎児死亡の増加が認められたとの記述、ならびにIUCLID (2000)およびHSDB (2005)のラットを用いた混餌投与による二世代繁殖試験で子動物に奇形が認められたとの記述から、区分2とした。
8 標的臓器/全身毒性(単回暴露) 区分2(血液)、区分3(気道刺激性) 危険を表わす人物シルエットのシンボル
警告を表わす感嘆符のシンボル
警告

臓器(血液)の障害のおそれ
(気道刺激性)呼吸器への刺激のおそれ
RTECS (2005)のラット経口投与試験でメトヘモグロビン血症が認められたとの記述、およびICSC(J) (2001)、HSFS(2004)およびSITTIG(4th, 2002)のメトヘモグロビンを生成することがあるとの記述から、血液が標的臓器と考え、区分2とした。また、ICSC(J) (2001)、HSFS(2004)およびSITTIG(4th, 2002)の気道を刺激するとの記述から、気道刺激性があると判断し、区分3とした。
9 標的臓器/全身毒性(反復暴露) 区分2(血液) 危険を表わす人物シルエットのシンボル
警告
長期または反復暴露による臓器(血液)の障害のおそれ
HSDB (2005)にヒトで12日間経口摂取後メトヘモグロビン血症を発症したとの記述があることから、血液が標的臓器と考え、区分2とした。
10 吸引性呼吸器有害性 分類できない - - - データなし

環境に対する有害性

危険・有害性項目 分類結果 シンボル 注意喚起用語 危険有害性情報 分類根拠・問題点
11 水生環境有害性(急性) 区分外 - - - 甲殻類(オオミジンコ)の48時間TLm=490mg/L(IUCLID、2000)から、区分外とした。
11 水生環境有害性(慢性) 区分外 - - - 難水溶性でなく(水溶解度=1g/2.8mL(HSDB、2004))、急性毒性が低いことから、区分外とした。

参考資料

分類マニュアル

技術上の指針

解説・用語集(エクセルファイル(64KB))


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