GHS分類結果 (関係省庁連絡会議 平成18年度事業)

ID1373 ヨウ化水素(CAS番号 10034-85-2) 分類実施日 H18.5.24 (環境に対する有害性についてはH18.3.31)
使用マニュアル GHS分類マニュアル(H18.2.10 版)

物理化学的危険性

危険・有害性項目 分類結果 シンボル 注意喚起用語 危険有害性情報 分類根拠・問題点
1 火薬類 分類対象外 - - - GHSの定義におけるガス。
2 可燃性/引火性ガス 区分外 - - - 物質固有の国連番号(2197)によりUNRTDGが2.3(8)に分類されているが、ICSC(J)(1999)に「不燃性」の記載があり、区分外とした。
3 可燃性/引火性エアゾール 分類対象外 - - - エアゾール製品でない。
4 支燃性/酸化性ガス類 区分外 - - - 物質固有の国連番号(2197)によりUNRTDGが2.3(8)に分類されており、Subsidiary riskに5.1が付されていないため、区分外とした。
5 高圧ガス 液化ガス(低圧液化ガス) 警告を表わすボトルのシンボル
警告
加圧ガス:熱すると爆発のおそれ
沸点が-35.1℃(1気圧)、臨界温度が151.0℃(Merck, 13th, 2001)であるため、液化ガス(低圧液化ガス)とした。
6 引火性液体 分類対象外 - - - GHSの定義におけるガス。
7 可燃性固体 分類対象外 - - - GHSの定義におけるガス。
8 自己反応性物質および混合物 分類対象外 - - - GHSの定義におけるガス。
9 自然発火性液体 分類対象外 - - - GHSの定義におけるガス。
10 自然発火性固体 分類対象外 - - - GHSの定義におけるガス。
11 自己発熱性物質および混合物 分類対象外 - - - GHSの定義におけるガス。
12 水と接触して可燃性/引火性ガスを発生する物質および混合物 分類対象外 - - - GHSの定義におけるガス。
13 酸化性液体 分類対象外 - - - GHSの定義におけるガス。
14 酸化性固体 分類対象外 - - - GHSの定義におけるガス。
15 有機過酸化物 分類対象外 - - - GHSの定義におけるガス。
16 金属腐食性物質 分類できない - - - 物質固有の国連番号(2197)によりUNRTDGが2.3(8)に分類されている腐食性ガスであるが、気体状の物質に適した試験方法が確立していない。

健康に対する有害性

危険・有害性項目 分類結果 シンボル 注意喚起用語 危険有害性情報 分類根拠・問題点
1 急性毒性(経口) 分類できない - - - データなし。
1 急性毒性(経皮) 分類できない - - - データなし。
1 急性毒性(吸入:ガス) 分類できない - - - データなし。
1 急性毒性(吸入:蒸気) 分類対象外 - - - GHSの定義におけるガス。
1 急性毒性(吸入:粉塵、ミスト) 分類対象外 - - - GHSの定義におけるガス。
2 皮膚腐食性/刺激性 区分1A−1C 危険を表わす薬品と掌のシンボル
危険
重篤な皮膚の薬傷・眼の損傷
Priority 1において、ヒトに対して「皮膚の壊死」との記述があること(PATTY(5th, 2001))、また、EUリスク警句で"C; R35"の分類である(EU-Annex I(access on Oct 2005))ことから区分1A−1Cとした。
【表示】細区分を行う必要がある場合は、安全性の観点から、1Aとした方が望ましい。
3 眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性 区分1 危険を表わす薬品と掌のシンボル
危険
重篤な眼の損傷
Priority 1において、ヒトの眼に対して重篤な刺激性を示すとの記述がある(PATTY(5th, 2001))こと、Priority 2の文書に「眼に対して腐食性を示す」との記述がある(ICSC(J)(1999), SITTIG(4th, 2002))ことから区分1とした。
4 呼吸器感作性又は皮膚感作性 呼吸器感作性:分類できない
皮膚感作性:分類できない
- (呼吸器感作性)−
(皮膚感作性)−
(呼吸器感作性)−
(皮膚感作性)−
呼吸器感作性:データなし。
皮膚感作性:データなし。
5 生殖細胞変異原性 分類できない - - - データなし。
6 発がん性 分類できない - - - データなし。
7 生殖毒性 分類できない - - - データなし。
8 標的臓器/全身毒性(単回暴露) 区分1(吸入:呼吸器系) 危険を表わす人物シルエットのシンボル
危険
臓器(吸入:呼吸器系)の障害
Priority 1およびPriority 2において、本物質の吸入により、肺水腫、喉頭水腫、声門水腫等、呼吸器系に影響を与えるとの記述がある(PATTY(5th, 2001), ICSC(J)(1999), HSDB(2003), SITTIG(4th, 2002))ことから区分1(吸入:呼吸器系)とした。
9 標的臓器/全身毒性(反復暴露) 区分1(吸入:呼吸器系) 危険を表わす人物シルエットのシンボル
危険
長期または反復暴露による臓器(吸入:呼吸器系)の障害
Priority 1およびPriority 2において、本物質の長期または反復暴露により気管支炎をきたすとの記述がある(PATTY(5th,2001), HSFS(2001))ことから、区分1(吸入:呼吸器系)とした。
10 吸引性呼吸器有害性 分類対象外 - - - GHSの定義におけるガス。

環境に対する有害性

危険・有害性項目 分類結果 シンボル 注意喚起用語 危険有害性情報 分類根拠・問題点
11 水生環境有害性(急性) 分類できない - - - データがなく分類できない。
11 水生環境有害性(慢性) 分類できない - - - データがなく分類できない。

参考資料

分類マニュアル

技術上の指針

解説・用語集(エクセルファイル(64KB))


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