GHS分類結果 (関係省庁連絡会議 平成18年度事業)

ID1330 酸化バリウム(CAS番号 1304-28-5) 分類実施日 H18.10.23 (環境に対する有害性についてはH18.3.31)
使用マニュアル GHS分類マニュアル(H18.2.10 版)

物理化学的危険性

危険・有害性項目 分類結果 シンボル 注意喚起用語 危険有害性情報 分類根拠・問題点
1 火薬類 分類対象外 - - - 爆発性に関連する原子団を含んでいない。
2 可燃性/引火性ガス 分類対象外 - - - GHSの定義における固体。
3 可燃性/引火性エアゾール 分類対象外 - - - エアゾール製品でない。
4 支燃性/酸化性ガス類 分類対象外 - - - GHSの定義における固体。
5 高圧ガス 分類対象外 - - - GHSの定義における固体。
6 引火性液体 分類対象外 - - - GHSの定義における固体。
7 可燃性固体 区分外 - - - 不燃性(ICSC(J), 1999)。(ただし、本物質は他の物質と反応して燃焼することがあるので注意が必要である。)
8 自己反応性物質および混合物 分類対象外 - - - 爆発性に関連する原子団、あるいは自己反応性に関連する原子団を含んでいない。
9 自然発火性液体 分類対象外 - - - GHSの定義における固体。
10 自然発火性固体 区分外 - - - 不燃性(ICSC(J), 1999)。
11 自己発熱性物質および混合物 区分外 - - - 不燃性(ICSC(J), 1999)。
12 水と接触して可燃性/引火性ガスを発生する物質および混合物 区分外 - - - 物質固有の国連番号(1884)によりUNRTDGが6.1、IIIに分類されており、水反応可燃性化学品を示す4.3が付されていないため、区分外とした。(本物質は水と反応して水酸化バリウムを生成する際に高熱を発するので、細心の注意が必要である。)
13 酸化性液体 分類対象外 - - - GHSの定義における固体。
14 酸化性固体 分類できない - - - データなし。
15 有機過酸化物 分類対象外 - - - 無機化合物。
16 金属腐食性物質 分類できない - - - 固体状の物質に適した試験方法が確立していない。


健康に対する有害性

危険・有害性項目 分類結果 シンボル 注意喚起用語 危険有害性情報 分類根拠・問題点
1 急性毒性(経口) 分類できない - - - データなし。
1 急性毒性(経皮) 分類できない - - - データなし。
1 急性毒性(吸入:ガス) 分類対象外 - - - GHSの定義における固体。
1 急性毒性(吸入:蒸気) 分類できない - - - データなし。
1 急性毒性(吸入:粉塵、ミスト) 分類できない - - - データなし。
2 皮膚腐食性/刺激性 区分3
警告 軽度の皮膚刺激 ヒト皮膚に対して刺激、発赤、痛みがあるとの記述(ICSC(J), 1999; HSFS, 2002)、並びに水溶性バリウム化合物として皮膚を刺激する(ACGIH-TLV, 2005)から区分3とした。
3 眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性 区分2B
警告 眼刺激 ヒト眼に対して刺激、発赤、痛みがあるとの記述(ICSC(J), 1999; HSFS, 2002)、並びに水溶性バリウム化合物として眼を刺激する(ACGIH-TLV, 2005)から区分2Bとした。
4 呼吸器感作性又は皮膚感作性 呼吸器感作性:分類できない
皮膚感作性:分類できない

(呼吸器感作性)−
(皮膚感作性)−
(呼吸器感作性)−
(皮膚感作性)−
呼吸器感作性:データなし。
皮膚感作性:データなし。
5 生殖細胞変異原性 分類できない - - - データなし。
6 発がん性 分類できない - - - データなし。
7 生殖毒性 分類できない - - - データなし。
8 標的臓器/全身毒性(単回暴露) 区分1(消化器系、心臓、筋肉)
区分2(神経系)
区分3(気道刺激性)


危険
警告
臓器(消化器系、心臓、筋肉)の障害
臓器(神経系)の障害のおそれ
(気道刺激性)呼吸器への刺激のおそれ
水溶性バリウム化合物として胃腸管刺激、筋肉障害(ACGIH-TLV, 2005)、胃腸炎、低カリウム血症、高血圧、不整脈、骨格筋麻痺(CICAD 33, 2001)を起こすとの記述、並びにヒトの気道を刺激し、神経系に影響を与え、低カリウム血症を起こし、心臓障害/筋肉障害を生じることがある(ICSC(J), 1999)との記述から、区分1(消化器系、心臓、筋肉)、区分2(神経系)、区分3(気道刺激性)とした。
9 標的臓器/全身毒性(反復暴露) 区分1(呼吸器系)
危険 長期または反復暴露による臓器(呼吸器系)の障害 反復暴露により気管支炎を起こす(CICAD 33, 2001)、肺を刺激する(HSFS, 2002)との記述から、区分1(呼吸器系)とした。
10 吸引性呼吸器有害性 分類できない - - - データなし。


環境に対する有害性

危険・有害性項目 分類結果 シンボル 注意喚起用語 危険有害性情報 分類根拠・問題点
11 水生環境有害性(急性) 分類できない - - - データがなく分類できない。
11 水生環境有害性(慢性) 分類できない - - - データがなく分類できない。



参考資料

分類マニュアル

技術上の指針

解説・用語集(エクセルファイル(64KB))


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