GHS分類結果 (関係省庁連絡会議 平成18年度事業)

ID1327 フッ化バリウム(CAS番号 7787-32-8) 分類実施日 H18.9.20 (環境に対する有害性についてはH18.3.31)
使用マニュアル GHS分類マニュアル(H18.2.10 版)

物理化学的危険性

危険・有害性項目 分類結果 シンボル 注意喚起用語 危険有害性情報 分類根拠・問題点
1 火薬類 分類対象外 - - - 爆発性に関連する原子団を含んでいない。
2 可燃性/引火性ガス 分類対象外 - - - GHSの定義における固体。
3 可燃性/引火性エアゾール 分類対象外 - - - エアゾール製品でない。
4 支燃性/酸化性ガス類 分類対象外 - - - GHSの定義における固体。
5 高圧ガス 分類対象外 - - - GHSの定義における固体。
6 引火性液体 分類対象外 - - - GHSの定義における固体。
7 可燃性固体 区分外 - - - 不燃性(BGIA, GESTIS-database on hazardous substance, Accessed in June 2006)。
8 自己反応性物質および混合物 分類対象外 - - - 爆発性に関連する原子団、あるいは自己反応性に関連する原子団を含んでいない。
9 自然発火性液体 分類対象外 - - - GHSの定義における固体。
10 自然発火性固体 区分外 - - - 不燃性(BGIA, GESTIS-database on hazardous substance, Accessed in June 2006)。
11 自己発熱性物質および混合物 区分外 - - - 不燃性(BGIA, GESTIS-database on hazardous substance, Accessed in June 2006)。
12 水と接触して可燃性/引火性ガスを発生する物質および混合物 区分外 - - - 水に対して安定。(水溶解度の数値が得られている。)
13 酸化性液体 分類対象外 - - - GHSの定義における固体。
14 酸化性固体 分類できない - - - データなし。
15 有機過酸化物 分類対象外 - - - 無機化合物。
16 金属腐食性物質 分類できない - - - 固体状の物質に適した試験方法が確立していない。

健康に対する有害性

危険・有害性項目 分類結果 シンボル 注意喚起用語 危険有害性情報 分類根拠・問題点
1 急性毒性(経口) 区分3 危険を表わす髑髏のシンボル
危険
飲み込むと有毒
ラットを用いた経口投与試験のLD50値250mg/kg(EHC 107, 1990)に基づき区分3とした。
1 急性毒性(経皮) 分類できない - - - データなし。
1 急性毒性(吸入:ガス) 分類対象外 - - - GHSの定義における固体。
1 急性毒性(吸入:蒸気) 分類できない - - - データなし。
1 急性毒性(吸入:粉塵、ミスト) 分類できない - - - データなし。
2 皮膚腐食性/刺激性 分類できない - - - データなし。
3 眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性 区分2A-2B 警告を表わす感嘆符のシンボル
警告
強い眼刺激
本物質のデータはないが、ACGIH-TLV(2005)ではフッ化物には眼刺激性があるとしていることから、区分2A-2Bとした。なお、細区分は困難である。
4 呼吸器感作性又は皮膚感作性 呼吸器感作性:分類できない
皮膚感作性:分類できない
- (呼吸器感作性)−
(皮膚感作性)−
(呼吸器感作性)−
(皮膚感作性)−
呼吸器感作性:データなし。
皮膚感作性:データなし。
5 生殖細胞変異原性 分類できない - - - データなし。
6 発がん性 分類できない - - - ACGIH-TLV(2005)ではフッ化物をA4(区分外相当)に分類しているが、データ不足のため分類できないとした。
7 生殖毒性 区分2 危険を表わす人物シルエットのシンボル
警告
生殖能または胎児への悪影響のおそれの疑い
本物質を妊娠初日のラットにLD50値の0.03-0.1を経口投与すると卵割期にある5日齢胎児の頻度の低下、出生児体重の低下、出生時死亡率の増加がみられたが、催奇形作用は報告されていない(EHC 107, 1990)との記述から、区分2とした。
8 標的臓器/全身毒性(単回暴露) 区分3(気道刺激性) 警告を表わす感嘆符のシンボル
警告
(気道刺激性)呼吸器への刺激のおそれ
Priority 1文書のACGIH-TLV(2005)ではフッ化物には気道刺激性があるとしており、区分3(気道刺激性)とした。
9 標的臓器/全身毒性(反復暴露) 区分1(骨) 危険を表わす人物シルエットのシンボル
危険
長期または反復暴露による臓器(骨)の障害
Priority 1文書のACGIH-TLV(2005)ではフッ化物には骨への影響(フッ素症)があるとしており、区分1(骨)とした。なお、ラットへの5.66mg/m3/4H/17週間の吸入投与で尿組成の変化、正球性貧血、体重減少がみられている(RTECS, 2004)。
10 吸引性呼吸器有害性 分類できない - - - データなし。

環境に対する有害性

危険・有害性項目 分類結果 シンボル 注意喚起用語 危険有害性情報 分類根拠・問題点
11 水生環境有害性(急性) 分類できない - - - データがなく分類できない。
11 水生環境有害性(慢性) 分類できない - - - データがなく分類できない。

参考資料

分類マニュアル

技術上の指針

解説・用語集(エクセルファイル(64KB))


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