項目 | 情報 |
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CAS登録番号 | 60-35-5 |
名称 | アセトアミド |
物質ID | 25B0058 |
分類実施年度 | 平成25年度 |
分類実施者 | 厚生労働省、環境省 |
新規/再分類 | 再分類・見直し |
他年度における分類結果 | 平成21年度 平成18年度 |
Excelファイルのダウンロード | Excel file |
項目 | 情報 |
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分類に使用したガイダンス(外部リンク) | GHS分類ガイダンス |
国連GHS文書(外部リンク) | 国連GHS文書 |
解説・用語集(Excelファイル) | 解説・用語集 |
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厚生労働省モデルSDS(外部リンク) | 職場のあんぜんサイトへ |
OECD/eChemPortal(外部リンク) | eChemPortal |
危険有害性項目 | 分類結果 |
絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 爆発物 | 分類対象外 |
- |
- | - | 爆発性に関わる原子団を含んでいない。 |
2 | 可燃性/引火性ガス(化学的に不安定なガスを含む) | 分類対象外 |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 |
3 | エアゾール | 分類対象外 |
- |
- | - | エアゾール製品でない。 |
4 | 支燃性/酸化性ガス | 分類対象外 |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 |
5 | 高圧ガス | 分類対象外 |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 |
6 | 引火性液体 | 分類対象外 |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 |
7 | 可燃性固体 | 分類できない |
- |
- | - | データがなく分類できない。 |
8 | 自己反応性化学品 | 分類対象外 |
- |
- | - | 爆発性、自己反応性に関連する原子団を含んでいない。 |
9 | 自然発火性液体 | 分類対象外 |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 |
10 | 自然発火性固体 | 分類できない |
- |
- | - | データがなく分類できない。 |
11 | 自己発熱性化学品 | 分類できない |
- |
- | - | 融点が140℃以下の固体に適した試験方法が確立していない。 |
12 | 水反応可燃性化学品 | 分類対象外 |
- |
- | - | 金属又は半金属(B, Si, P, Ge, As, Se, Sn, Sb, Te, Bi, Po, At)を含んでいない。 |
13 | 酸化性液体 | 分類対象外 |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 |
14 | 酸化性固体 | 分類対象外 |
- |
- | - | フッ素又は塩素を含まず、酸素を含む有機化合物であるが、この酸素が炭素以外の元素と化学結合していない。 |
15 | 有機過酸化物 | 分類対象外 |
- |
- | - | 分子内に-O-O-構造を含まない有機化合物である。 |
16 | 金属腐食性物質 | 分類できない |
- |
- | - | 固体状の物質に適した試験方法が確立していない。 |
危険有害性項目 | 分類結果 |
絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | |
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1 | 急性毒性(経口) | 区分外 |
- |
- | - | ラットのLD50値として、10,300 g/kg(IARC 7(1974))、7,000 mg/kg(環境省リスク評価第5巻:暫定的有害性評価シート(2006))の報告に基づき、区分外とした。 |
1 | 急性毒性(経皮) | 分類できない |
- |
- | - | データ不足のため分類できない。 |
1 | 急性毒性(吸入:ガス) | 分類対象外 |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 |
1 | 急性毒性(吸入:蒸気) | 分類対象外 |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 |
1 | 急性毒性(吸入:粉塵、ミスト) | 分類できない |
- |
- | - | データ不足のため分類できない。 |
2 | 皮膚腐食性/刺激性 | 分類できない |
- |
- | - | データ不足のため分類できない。なお、環境省リスク評価第5巻:暫定的有害性評価シート(2006)には、ヒトへの影響として、皮膚を刺激し、皮膚に付くと発赤、痛みを生じるとの記載がある。 |
3 | 眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性 | 分類できない |
- |
- | - | データ不足のため分類できない。なお、環境省リスク評価第5巻:暫定的有害性評価シート(2006)には、ヒトへの影響として、眼を刺激し、眼に付くと発赤、痛みを生じるとの報告がある。 |
4 | 呼吸器感作性 | 分類できない |
- |
- | - | データ不足のため分類できない。 |
4 | 皮膚感作性 | 分類できない |
- |
- | - | データ不足のため分類できない。 |
5 | 生殖細胞変異原性 | 分類できない |
- |
- | - | データ不足のため分類できない。すなわち、in vivoでは、マウスの骨髄細胞を用いた小核試験の3試験中1試験の結果が"わずかに陽性"であったが、より高用量でその後に報告された別の2試験で陰性結果が得られている(IARC 71(1999))。In vitroでは、細菌の復帰突然変異試験で陰性である(NTP DB(Access on September 2013)、IARC 71(1999))。なお、in vitro染色体異常試験のデータは認められない。 |
6 | 発がん性 | 区分2 |
警告 |
H351 |
P308+P313
P201 P202 P280 P405 P501 |
IARCでの分類でグループ2B(IARC(1999))、EU DSD分類で「Carc. Cat. 3; R40」、EU CLP分類で「Carc. 2 H351」に基づき、区分2とした。 |
7 | 生殖毒性 | 区分2 |
警告 |
H361 |
P308+P313
P201 P202 P280 P405 P501 |
ウサギを用いた経口経路(強制)での発生毒性試験において、1,000 mg/kg/day以上の群で胎児の生存率低下と低体重、3,000 mg/kg/day群で吸収胚の増加がみられた(環境省リスク評価第5巻:暫定的有害性評価シート(2006))、この試験において、母動物毒性の有無を調べた結果、1,000 mg/kg bw/dayで軽微な毒性(詳細不明)、3,000 mg/kg/dayで体重増加抑制、呼吸促拍、不穏がみられた(Markle, J. and H. Zeller(1980))。以上、母動物に影響がみられる用量において胎児の生存率の低下がみられていることから、区分2とした。 |
8 | 特定標的臓器毒性(単回暴露) | 分類できない |
- |
- | - | データ不足のため分類できない。なお、ラット及びマウスの経口ばく露における最大耐量は、それぞれ7.5 g/kg及び8.0 g/kgと記述されている(IARC 7(1974))。毒性影響が発現する用量は少なくとも最大耐量以上であると考えられることから、経口では区分外相当であるが、他経路の情報がないため「分類できない」とした。 |
9 | 特定標的臓器毒性(反復暴露) | 分類できない |
- |
- | - | データ不足のため分類できない。なお、ラットに区分外の高用量を35週間(5%:2,500 mg/kg/day相当)、又は1年間(2.36%:1180 mg/kg/day相当)を混餌投与した試験で、肝臓への影響がみられている(環境省リスク評価第5巻:暫定的有害性評価シート(2006))。 |
10 | 吸引性呼吸器有害性 | 分類できない |
- |
- | - | データ不足のため分類できない。 |
危険有害性項目 | 分類結果 |
絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | |
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11 | 水生環境有害性(急性) | 区分外 |
- |
- | - | 甲殻類(オオミジンコ)24時間EC50 > 10000 mg/L、魚類(カダヤシ)96時間LC50 = 13300 mg/L(いずれもAQUIRE, 2013)であることから、区分外とした。 |
11 | 水生環境有害性(長期間) | 区分外 |
- |
- | - | 信頼性のある慢性毒性データが得られていない。難水溶性ではなく(水溶解度=2.25×10^6 mg/L、Howard, 1997)、急性毒性が区分外であることから、区分外とした。 |
12 | オゾン層への有害性 | 分類できない |
- |
- | - | 当該物質はモントリオール議定書の附属書に列記されていないため。 |
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