項目 | 情報 |
---|---|
CAS登録番号 | 5039-78-1 |
名称 | メタクリロイルオキシエチルトリメチルアンモニウムクロライド |
物質ID | 25A0023 |
分類実施年度 | 平成25年度 |
分類実施者 | 厚生労働省、環境省 |
新規/再分類 | 新規分類 |
他年度における分類結果 | |
Excelファイルのダウンロード | Excel file |
項目 | 情報 |
---|---|
分類に使用したガイダンス(外部リンク) | GHS分類ガイダンス |
国連GHS文書(外部リンク) | 国連GHS文書 |
解説・用語集(Excelファイル) | 解説・用語集 |
厚生労働省モデルラベル(外部リンク) | |
厚生労働省モデルSDS(外部リンク) | |
OECD/eChemPortal(外部リンク) | eChemPortal |
危険有害性項目 | 分類結果 |
絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 爆発物 | 分類対象外 |
- |
- | - | 爆発性に関連する原子団を含んでいない。 |
2 | 可燃性/引火性ガス(化学的に不安定なガスを含む) | 分類対象外 |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 |
3 | エアゾール | 分類対象外 |
- |
- | - | エアゾール製品でない。 |
4 | 支燃性/酸化性ガス | 分類対象外 |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 |
5 | 高圧ガス | 分類対象外 |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 |
6 | 引火性液体 | 分類対象外 |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 |
7 | 可燃性固体 | 分類できない |
- |
- | - | データがなく分類できない。 |
8 | 自己反応性化学品 | 分類できない |
- |
- | - | 自己反応性に関連する原子団として、不飽和結合であるメタクリル基を有しているが、データがなく分類できない。 |
9 | 自然発火性液体 | 分類対象外 |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 |
10 | 自然発火性固体 | 分類できない |
- |
- | - | データがなく分類できない。 |
11 | 自己発熱性化学品 | 分類できない |
- |
- | - | データがなく分類できない。 |
12 | 水反応可燃性化学品 | 分類対象外 |
- |
- | - | 金属及び半金属(B, Si, P, Ge, As, Se, Sn, Sb, Te, Bi, Po, At)を含んでいない。 |
13 | 酸化性液体 | 分類対象外 |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 |
14 | 酸化性固体 | 分類対象外 |
- |
- | - | フッ素を含まず、酸素を含む有機化合物であるが、この酸素が炭素、水素以外の元素と化学結合していない。また、塩素を含む有機化合物であるが、塩酸イオンなので酸化には寄与しない。 |
15 | 有機過酸化物 | 分類対象外 |
- |
- | - | 分子内に-O-O-構造を含まない有機化合物である。 |
16 | 金属腐食性物質 | 分類できない |
- |
- | - | 固体状の物質に適した試験方法が確立していない。 |
危険有害性項目 | 分類結果 |
絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 急性毒性(経口) | 区分外 |
- |
- | - | 雌雄ラットを用いた急性毒性試験(OECD TG 401)のLD50値が > 2,000 mg/kg である(厚労省:既存化学物質毒性データベース(Access on August 2013))との報告に基づき、区分外とした。 |
1 | 急性毒性(経皮) | 区分外 |
- |
- | - | ラットを用いた急性毒性試験(OECD TG 402)のLD50値が> 2,000 mg/kg である(IUCLID(2000))との報告に基づき、区分外とした。 |
1 | 急性毒性(吸入:ガス) | 分類対象外 |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 |
1 | 急性毒性(吸入:蒸気) | 分類対象外 |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 |
1 | 急性毒性(吸入:粉塵、ミスト) | 分類できない |
- |
- | - | データ不足のため分類できない。 |
2 | 皮膚腐食性/刺激性 | 分類できない |
- |
- | - | データ不足のため分類できない。ただし、ウサギを用いた試験(OECD TG 404)で「刺激性なし」との記述があるが、適用時間等の詳細が不明である(IUCLID(2000))ため分類できないとした。なお、ECHA(Access on October 2013)の情報(刺激性なし)がある。この情報はList外の情報源であるため分類に用いなかった。 |
3 | 眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性 | 分類できない |
- |
- | - | データ不足のため分類できない。なお、ECHA(Access on October 2013)に「軽度の刺激性」との情報がある。この情報はList外の情報源であるため分類に用いなかった。 |
4 | 呼吸器感作性 | 分類できない |
- |
- | - |
データ不足のため分類できない。なお、ECHA(Access on October 2013)に感作性ありとの情報がある。この情報はList外の情報源であるため分類に用いなかった。 |
4 | 皮膚感作性 | 分類できない |
- |
- | - | データ不足のため分類できない。なお、ECHA(Access on October 2013)に感作性ありとの情報がある。この情報はList外の情報源であるため分類に用いなかった。 |
5 | 生殖細胞変異原性 | 分類できない |
- |
- | - |
データ不足のため分類できない。すなわち、in vivoのデータはなく、in vitroでは、細菌の復帰突然変異試験で陰性、哺乳類培養細胞の染色体異常試験で陽性である(厚労省:既存化学物質毒性データベース(Access on August 2013))。なお、ECHA(Access on October 2013)の情報(in vivoで、マウス骨髄小核試験陰性、in vitroで細菌の復帰突然変異試験、哺乳類培養細胞の染色体異常試験及びマウスリンフォーマ試験でいずれも陰性)がある。この情報はList外の情報源であるため分類に用いなかった。 |
6 | 発がん性 | 分類できない |
- |
- | - | データ不足のため分類できない。 |
7 | 生殖毒性 | 分類できない |
- |
- | - | データ不足のため分類できない。 |
8 | 特定標的臓器毒性(単回暴露) | 分類できない |
- |
- | - | データ不足のため分類できない。なお、ラットの強制経口投与においてガイダンスの範囲内(2,000 mg/kg)において一過性の流涎がみられたが、明確な毒性影響が見られなかった(厚労省:既存化学物質毒性データベース(Access on August 2013))ため、経口経路においては区分外相当であると考えられる。しかし他の経路による毒性情報がなく、データ不足のため分類できないとした。 |
9 | 特定標的臓器毒性(反復暴露) | 分類できない |
- |
- | - |
データ不足のため分類できない。なお、ECHA(Access on October 2013)の情報(ビーグル犬の亜慢性毒性試験)がある。この情報はList外の情報源であるため分類に用いなかった。 |
10 | 吸引性呼吸器有害性 | 分類できない |
- |
- | - | データ不足のため分類できない。 |
危険有害性項目 | 分類結果 |
絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | |
---|---|---|---|---|---|---|
11 | 水生環境有害性(急性) | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 |
11 | 水生環境有害性(長期間) | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 |
12 | オゾン層への有害性 | 分類できない |
- |
- | - | 当該物質はモントリオール議定書の附属書に列記されていないため。 |
|