項目 | 情報 |
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CAS登録番号 | 25321-09-9 |
名称 | ジイソプロピルベンゼン |
物質ID | 25A0015 |
分類実施年度 | 平成25年度 |
分類実施者 | 厚生労働省、環境省 |
新規/再分類 | 新規分類 |
他年度における分類結果 | |
Excelファイルのダウンロード | Excel file |
項目 | 情報 |
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分類に使用したガイダンス(外部リンク) | GHS分類ガイダンス |
国連GHS文書(外部リンク) | 国連GHS文書 |
解説・用語集(Excelファイル) | 解説・用語集 |
厚生労働省モデルラベル(外部リンク) | |
厚生労働省モデルSDS(外部リンク) | |
OECD/eChemPortal(外部リンク) | eChemPortal |
危険有害性項目 | 分類結果 |
絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 爆発物 | 分類対象外 |
- |
- | - | 爆発性に関連する原子団を含んでいない。 |
2 | 可燃性/引火性ガス(化学的に不安定なガスを含む) | 分類対象外 |
- |
- | - | GHSの定義における液体である。 |
3 | エアゾール | 分類対象外 |
- |
- | - | エアゾール製品でない。 |
4 | 支燃性/酸化性ガス | 分類対象外 |
- |
- | - | GHSの定義における液体である。 |
5 | 高圧ガス | 分類対象外 |
- |
- | - | GHSの定義における液体である。 |
6 | 引火性液体 | 区分4 |
警告 |
H227 |
P370+P378
P403+P235 P210 P280 P501 |
引火点77℃(open cup)(ICSC(2008))というデータがあり、所定の密閉式測定法でも60-93℃に入ると考えられるので区分4とした。 |
7 | 可燃性固体 | 分類対象外 |
- |
- | - | GHSの定義における液体である。 |
8 | 自己反応性化学品 | 分類対象外 |
- |
- | - | 爆発性、自己反応性に関連する原子団を含んでいない。 |
9 | 自然発火性液体 | 区分外 |
- |
- | - | 発火点が449℃(ICSC(2008))であり、常温で発火しないと考えられる。 |
10 | 自然発火性固体 | 分類対象外 |
- |
- | - | GHSの定義における液体である。 |
11 | 自己発熱性化学品 | 分類できない |
- |
- | - | 液体状の物質に適した試験法が確立していない。 |
12 | 水反応可燃性化学品 | 分類対象外 |
- |
- | - | 金属及び半金属(B, Si, P, Ge, As, Se, Sn, Sb, Te, Bi, Po, At)を含んでいない。 |
13 | 酸化性液体 | 分類対象外 |
- |
- | - | 酸素、フッ素及び塩素を含まない有機化合物である。 |
14 | 酸化性固体 | 分類対象外 |
- |
- | - | GHSの定義における液体である。 |
15 | 有機過酸化物 | 分類対象外 |
- |
- | - | 分子内に-O-O-構造を含まない有機化合物である。 |
16 | 金属腐食性物質 | 分類できない |
- |
- | - | データがなく分類できない。 |
危険有害性項目 | 分類結果 |
絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | |
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1 | 急性毒性(経口) | 区分外 |
- |
- | - | ラットLD50値として 5,850 mg/kg(SIDS(2003))の報告に基づき、区分外とした。 |
1 | 急性毒性(経皮) | 区分外 |
- |
- | - | ウサギLD50値として14,400 mg/kg(SIDS(2003))の報告に基づき、区分外とした。 |
1 | 急性毒性(吸入:ガス) | 分類対象外 |
- |
- | - | GHSの定義における液体である。 |
1 | 急性毒性(吸入:蒸気) | 分類できない |
- |
- | - | データ不足のため分類できない。 |
1 | 急性毒性(吸入:粉塵、ミスト) | 区分外 |
- |
- | - | ラットの4時間ばく露における LCLo値として 5,300 mg/m3(5.3 mg/L)(SIDS(2003))の報告に基づき、区分外とした。なおLCLo値はパラ体の飽和蒸気圧濃度(2.15 mg/L)及びメタ体の飽和蒸気圧濃度(3.43 mg/L)より高いため、ミストとして mg/Lを単位とする基準値を適用した。 |
2 | 皮膚腐食性/刺激性 | 分類できない |
- |
- | - | データ不足のため分類できない。SIDS(2003)にはウサギを用いた試験で中程度の皮膚刺激性が認められたとの記述があるが詳細は不明であることから、データ不足のため分類できないとした。 |
3 | 眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性 | 分類できない |
- |
- | - | データ不足のため分類できない。SIDS(2003)にはウサギを用いた試験で軽度の眼刺激性がみられたとの記述があるが詳細は不明であることから、データ不足のため分類できないとした。 |
4 | 呼吸器感作性 | 分類できない |
- |
- | - |
データ不足のため分類できない。 |
4 | 皮膚感作性 | 分類できない |
- |
- | - | データ不足のため分類できない。 |
5 | 生殖細胞変異原性 | 分類できない |
- |
- | - | データ不足のため分類できない。すなわち、in vivoのデータはなく、in vitroでは、細菌の復帰突然変異試験、哺乳類培養細胞の染色体異常試験で陰性である(SIDS(2003)、厚労省既存化学物質毒性データベース(Access on August 2013))。 |
6 | 発がん性 | 分類できない |
- |
- | - | データ不足のため分類できない。 |
7 | 生殖毒性 | 分類できない |
- |
- | - | データ不足のため分類できない。なお、ラットを用いた経口経路(強制)での生殖毒性スクリーニング試験において生殖毒性はみられていない(SIDS(2003)、厚労省既存化学物質毒性データベース(Access on August 2013))。スクリーニング試験の結果であることからデータ不足のため分類できないと判断した。 |
8 | 特定標的臓器毒性(単回暴露) | 分類できない |
- |
- | - | データ不足のため分類できない。 |
9 | 特定標的臓器毒性(反復暴露) | 区分2(神経系、肝臓) |
警告 |
H373 |
P260
P314 P501 |
ラットに28日間強制経口ばく露した試験において、区分2のガイダンス値範囲内の用量(50 mg/kg/day(90日換算値))で散瞳、肝臓の小葉中心性肝細胞肥大がみられた(厚労省:既存化学物質毒性データベース(Access on August 2013)、SIDS(2003))との記述により、区分2(神経系、肝臓)に分類した。 |
10 | 吸引性呼吸器有害性 | 分類できない |
- |
- | - | データ不足のため分類できない。 |
危険有害性項目 | 分類結果 |
絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | |
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11 | 水生環境有害性(急性) | 区分1 |
警告 |
H400 |
P273
P391 P501 |
甲殻類(オオミジンコ)の48時間EC50 = 0.39 mg/L(環境庁生態影響試験, 1999; SIDS, 2003)から区分1とした。 |
11 | 水生環境有害性(長期間) | 区分1 |
警告 |
H410 |
P273
P391 P501 |
慢性毒性データを用いた場合、急速分解性がなく(2週間でのBOD分解度=0%(既存点検, 1983))、甲殻類(オオミジンコ)の21日間NOEC(繁殖)= 0.063 mg/L(環境庁生態影響試験, 1999; SIDS, 2003)から区分1となる。 慢性毒性データが得られていない栄養段階に対して急性毒性データを用いた場合、急速分解性がなく(2週間でのBOD分解度=0%(既存点検, 1983))、魚類(メダカ)の96時間LC50 = 0.71 mg/L(環境庁生態影響試験, 1999; SIDS, 2003)であることから区分1となる。 以上の結果から、区分1とした。 |
12 | オゾン層への有害性 | 分類できない |
- |
- | - | 当該物質はモントリオール議定書の附属書に列記されていないため。 |
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