GHS分類結果 (関係省庁連絡会議 平成18年度事業)

ID1296 塩基性塩化銅(CAS番号 1332-40-7) 分類実施日 2007/2/20 (環境に対する有害性についてはH18.3.31)
使用マニュアル GHS分類マニュアル(H18.2.10 版)

物理化学的危険性

危険・有害性項目 分類結果 シンボル 注意喚起用語 危険有害性情報 分類根拠・問題点
1 火薬類 分類対象外 - - - 爆発性に関連する原子団を含んでいない。
2 可燃性/引火性ガス 分類対象外 - - - GHSの定義における固体。
3 可燃性/引火性エアゾール 分類対象外 - - - エアゾール製品でない。
4 支燃性/酸化性ガス類 分類対象外 - - - GHSの定義における固体。
5 高圧ガス 分類対象外 - - - GHSの定義における固体。
6 引火性液体 分類対象外 - - - GHSの定義における固体。
7 可燃性固体 区分外 - - - 不燃性(BGIA, GESTIS-database on hazardous substance, Accessed in June 2006)。
8 自己反応性物質および混合物 分類対象外 - - - 爆発性に関連する原子団、あるいは自己反応性に関連する原子団を含んでいない。
9 自然発火性液体 分類対象外 - - - GHSの定義における固体。
10 自然発火性固体 区分外 - - - 不燃性(BGIA, GESTIS-database on hazardous substance, Accessed in June 2006)。
11 自己発熱性物質および混合物 区分外 - - - 不燃性(BGIA, GESTIS-database on hazardous substance, Accessed in June 2006)。
12 水と接触して可燃性/引火性ガスを発生する物質および混合物 区分外 - - - 水に対して安定。(水溶解度の数値が得られている。)
13 酸化性液体 分類対象外 - - - GHSの定義における固体。
14 酸化性固体 分類できない - - - データなし。
15 有機過酸化物 分類対象外 - - - 無機化合物。
16 金属腐食性物質 分類できない - - - HSDB(2003)に金属腐食性を示す記載があるが、固体状の物質に適した試験方法が確立していない。

健康に対する有害性

危険・有害性項目 分類結果 シンボル 注意喚起用語 危険有害性情報 分類根拠・問題点
1 急性毒性(経口) 区分4 警告を表わす感嘆符のシンボル
警告
飲み込むと有害
ラットを用いた経口投与試験のLD50値833mg/kg、1220mg/kg(農薬登録申請資料、1979)に基づき、区分4とした。
1 急性毒性(経皮) 区分外 - - - ラットを用いた経皮投与試験のLD50値>2000mg/kg, >2500mg/kg, >5000mg/kgの結果(農薬登録申請資料、1979)が得られたが、雌雄とも5000mg/kgの試験で死亡例は認められなかったことから、区分外とした。
1 急性毒性(吸入:ガス) 分類対象外 - - - GHSの定義における固体。
1 急性毒性(吸入:蒸気) 分類できない - - - データなし。
1 急性毒性(吸入:粉塵、ミスト) 分類できない - - - データなし。
2 皮膚腐食性/刺激性 区分外 - - - 雌ウサギを用いた皮膚刺激性試験において紅斑や浮腫といった刺激性変化は認められなかった(農薬登録申請用追加資料、2006)ことから、区分外とした。
3 眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性 区分2B - 警告
眼刺激
雌ウサギを用いた眼刺激性試験において、Draize法で全例がスコア1以上の角膜混濁、結膜発赤、結膜浮腫が適用後48時間以内で観察され、9日以内に回復した(農薬登録申請用追加資料、2006)ことから、軽度の眼刺激性があると考えられ区分2Bとした。
4 呼吸器感作性又は皮膚感作性 呼吸器感作性:分類できない
皮膚感作性:区分外
- (呼吸器感作性)−
(皮膚感作性)−
(呼吸器感作性)−
(皮膚感作性)−
呼吸器感作性:データなし。
皮膚感作性:雌モルモットを用いたMaximization testで皮膚感作性は陰性(農薬登録申請用追加資料、2006)との結果から、区分外とした。
5 生殖細胞変異原性 区分外 - - - 体細胞を用いるin vivo変異原性試験(マウス骨髄細胞を用いる小核試験)で陰性(農薬登録申請資料、2004)及びin vitro変異原性試験(細菌を用いる復帰突然変異試験)で陰性(農薬登録申請資料、1989)との結果から区分外とした。
6 発がん性 分類できない - - - データなし。
7 生殖毒性 分類できない - - - データなし。
8 標的臓器/全身毒性(単回暴露) 分類できない - - - データなし。なお、ATSDR(draft, 2004)には銅粉塵は気道を刺激するとの記載がある。
9 標的臓器/全身毒性(反復暴露) 分類できない - - - ラット及びマウスを用いた90日間の亜急性毒性試験(20, 100, 500, 3000ppm投与)(農薬登録申請資料、1989)で、特定臓器への毒性が認められなかったことから、データ不足のため分類できないとした。
10 吸引性呼吸器有害性 分類できない - - - データなし。

環境に対する有害性

危険・有害性項目 分類結果 シンボル 注意喚起用語 危険有害性情報 分類根拠・問題点
11 水生環境有害性(急性) 区分1 警告を表わす水生生物と毒物のシンボル
警告 水生生物に非常に強い毒性 甲殻類(オオミジンコ)の48時間EC50=0.105mg/L(農薬登録申請資料、2004)から、区分1とした。
11 水生環境有害性(慢性) 区分1 警告を表わす水生生物と毒物のシンボル
警告 長期的影響により水生生物に非常に強い毒性 急性毒性が区分1、金属化合物であり水中での挙動および生物蓄積性が不明であるため、区分1とした。

参考資料

分類マニュアル

技術上の指針

解説・用語集(エクセルファイル(64KB))


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