参考資料
解説・用語集(エクセルファイル(64KB))
| ID1-235-2) 臭素酸ナトリウム(CAS番号 7789-38-0) | 分類実施日 | H21.3.31 |
| 使用マニュアル | 政府向けGHS分類ガイダンス(H20.9.5版) |
| 危険・有害性項目 | 分類結果 | シンボル | 注意喚起用語 | 危険有害性情報 | 分類根拠・問題点 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 火薬類 | 区分外 | - | - | - | 爆発性に関する原子団(O-ハロゲン)を含むが、国連危険物輸送勧告がクラス・区分5.1で容器等級がU、国連番号1494(ICSC,2006)に分類されているので、区分外とした。 |
| 2 | 可燃性/引火性ガス | 分類対象外 | - | - | - | 固体である。 |
| 3 | 可燃性/引火性エアゾール | 分類対象外 | - | - | - | エアゾール製品でない。 |
| 4 | 支燃性/酸化性ガス類 | 分類対象外 | - | - | - | 固体である。 |
| 5 | 高圧ガス | 分類対象外 | - | - | - | 固体である。 |
| 6 | 引火性液体 | 分類対象外 | - | - | - | 固体である。 |
| 7 | 可燃性固体 | 区分外 | - | - | - | 国連危険物輸送勧告がクラス・区分5.1で容器等級がU、 国連番号1494(ICSC,2006)に分類されているので、区分外とした。 |
| 8 | 自己反応性物質および混合物 | 区分外 | - | - | - | 爆発性に関わる原子団(O-Br)を含むが、国連危険物輸送勧告がクラス・区分5.1で容器等級がU、国連番号1494(ICSC, 2006)に分類されているので、区分外とした。 |
| 9 | 自然発火性液体 | 分類対象外 | - | - | - | 固体である。 |
| 10 | 自然発火性固体 | 区分外 | - | - | - | 不燃性(ICSC(2006) |
| 11 | 自己発熱性物質および混合物 | 区分外 | - | - | - | 不燃性(ICSC(2006) |
| 12 | 水と接触して可燃性/引火性ガスを発生する物質および混合物 | 分類対象外 | - | - | - | 金属または半金属(B, Si, P, Ge, As, Se, Sn, Sb, Te, Bi, Po, At)を含まない。 |
| 13 | 酸化性液体 | 分類対象外 | - | - | - | 固体である。 |
| 14 | 酸化性固体 | 区分2 | ![]() |
危険 | 火災助長のおそれ:酸化性物質 | 国連危険物輸送勧告がクラス・区分5.1で容器等級がU、国連番号1494(ICSC,2006))に分類されているので、区分2とした。 |
| 15 | 有機過酸化物 | 分類対象外 | - | - | - | 無機化合物。 |
| 16 | 金属腐食性物質 | 分類できない | - | - | - | 固体状の物質に適した試験方法が確立していない。 |
| 危険・有害性項目 | 分類結果 | シンボル | 注意喚起用語 | 危険有害性情報 | 分類根拠・問題点 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 急性毒性(経口) | 分類できない | - | - | - | データがないので分類できない。 |
| 1 | 急性毒性(経皮) | 分類できない | - | - | - | データがないので分類できない。 |
| 1 | 急性毒性(吸入:ガス) | 分類対象外 | - | - | - | GHS定義上の固体であるため、ガスでの吸入は想定されず、分類対象外とした。 |
| 1 | 急性毒性(吸入:蒸気) | 分類できない | - | - | - | データがないので分類できない。 |
| 1 | 急性毒性(吸入:粉塵、ミスト) | 分類できない | - | - | - | データがないので分類できない。 |
| 2 | 皮膚腐食性/刺激性 | 分類できない | - | - | - | 「Bromateの長期接触でウサギの表皮にやけどを起こすが、数日で回復する」(Patty (5th, 2001))旨の記述があるが、4時間暴露時の情報がないため分類できない。 なお、ICSC(2006)の短期暴露の影響の項に「皮膚を刺激する」との記述がある。 |
| 3 | 眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性 | 区分2B | - | 警告 | 眼刺激 | 「Bromateはウサギの眼にmoderateな刺激性及びslightな角膜損傷を引き起こすが、数日で回復する」(Patty 5th、(2001))旨の記述から、区分2Bとした。 なお、ICSC(2006)の短期暴露の影響の項に「眼を刺激する」との記述がある。 |
| 4 | 呼吸器感作性又は皮膚感作性 | 呼吸器感作性:分類できない 皮膚感作性:分類できない |
- | - | - | 呼吸器感作性:データがないので分類できない。 皮膚感作性:データがないので分類できない。 |
| 5 | 生殖細胞変異原性 | 区分2 | ![]() |
警告 | 遺伝性疾患のおそれの疑い | 体細胞in vivo変異原性試験(3件のマウスの赤血球を用いた小核試験)でいずれも「陽性」(NTP DB (Access on December 2008))との記述があるが、生殖細胞in vivo遺伝毒性試験の陽性結果がないので、区分2とした。 なお、in vitro変異原性試験(ネズミチフス菌を用いた復帰突然変異試験)で「陰性」(NTP DB (Access on December 2008)、HSDB (2003))との記述がある。 |
| 6 | 発がん性 | 区分2 | ![]() |
警告 | 発がんのおそれの疑い | 本物質としての評価はないが、ACGIH (7th, 2001)に「BromateのEPA分類:L(経口)、B2」との記述から、区分2とした。 なお、雌雄マウスを用いた27週及び43週飲水投与試験及び雌雄マウスを用いた26週及び39週経皮投与試験で「投与による腫瘍所見は見られなかった」(NTP DB (Access on December 2008))旨の記述がある。また、類縁化合物である臭素酸カリウムは、IARCがグループ2B(IARC 73 (2000))、EU分類がCarc. Cat. 2; R45(EU-Annex I)から、GHS分類は区分2とした。 |
| 7 | 生殖毒性 | 区分外 | - | - | - | NTP DB (Access on December 2008)に、雌雄ラットを用いた飲水投与による多世代生殖毒性試験(NTP (2001), Unaudited Draft Final Report)で「雌ラットに腎細胞増殖性変化、雄ラットに慢性腎症および硝子滴の蓄積が見られる用量で、雌ラットの生殖能(Litter data)に投与に関連した影響は見られなかった。雄F0親動物に精子濃度減少が見られ、統計学的有意性はないが、雄F1児動物にも精子濃度減少が見られた」旨の記述、雌雄ラットを用いた飲水投与による生殖毒性スクリーニング試験で「雌ラットの生殖に関する毒性は見られなかったが、雄ラットに用量依存性の精子濃度減少が見られた。しかし繁殖能に影響はなかった」旨の記述がある。以上より、区分外とした。 |
| 8 | 標的臓器/全身毒性(単回暴露) | 区分1(腎臓、神経系、消化器系、血液系) 、区分3(気道刺激性) | ![]() ![]() |
危険 警告 |
臓器(腎臓、神経系、消化器系、血液系) の障害 (気道刺激性)呼吸器への刺激のおそれ |
Bromateの中毒症状として、本物質を含む溶液を経口摂取したヒトで「貧血、溶血、腎臓障害及び難聴が見られた」(EHC 216 (2000)、IRIS (2001))旨の記述、「胃腸に対する刺激性影響として、嘔吐、腹痛、下痢が見られ、中枢神経系の影響として、嗜眠、低血圧、緊張低下(hypotonicity)及び反射消失が見られた」(IRIS (2001))旨の記述がある。また、ICSC(2006)のGHS分類の項に「経口摂取すると、腎臓及び神経系の障害」との記述、短期暴露の影響の項に「気道を刺激する。経口摂取すると、腎臓および神経系に影響を与え、腎不全、呼吸機能低下、聴覚障害及び末梢神経障害を生じることがある」との記述がある。以上より、区分1(腎臓、神経系、消化器系、血液系)及び区分3(気道刺激性)とした。 |
| 9 | 標的臓器/全身毒性(反復暴露) | 区分2(甲状腺、腎臓) | ![]() |
警告 | 長期又は反復暴露による臓器(甲状腺、腎臓)の障害のおそれ | 雌雄マウスを用いた26週間及び39週間経皮投与試験で「甲状腺に濾胞上皮細胞肥大が見られた」(NTP DB (Access on December 2008)) 旨の記述がある。また、雌雄マウスを用いた27週間及び43週間飲水投与試験で「甲状腺所見として濾胞上皮細胞肥大、濾胞分泌物枯渇及びリンパ球浸潤の増加が見られ、腎臓所見として腎症、尿細管肥大が見られた」(NTP DB (Access on December 2008))旨の記述がある。これらの影響は区分2のガイダンス値の範囲内で見られていることから、区分2(甲状腺、腎臓)とした。 なお、雌雄ラットを用いた飲水投与による多世代生殖毒性試験(NTP (2001), Unaudited Draft Final Report)で「雌ラットに腎細胞増殖性変化、雄ラットに慢性腎症および硝子滴の蓄積が見られた」 (NTP DB (Access on December 2008)) 旨の記述があるが、硝子滴は「α2uグロブリンの尿細管への過剰蓄積による症状である」(IARC 73 (1999)、NTP DB (Access on December 2008))旨の記述から雄ラット特有の症状と推察される。また雌雄ラットを用いた生殖毒性スクリーニング試験で「雄ラットに用量依存性の精子濃度減少が見られたが、肝臓、腎臓、脾臓、精巣及び精巣上体の病理組織学的検査で、投与に関連した影響は見られなかった」(NTP DB (Access on December 2008))旨の記述がある。 |
| 10 | 吸引性呼吸器有害性 | 分類できない | - | - | - | データがないので分類できない。 |
| 危険・有害性項目 | 分類結果 | シンボル | 注意喚起用語 | 危険有害性情報 | 分類根拠・問題点 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 11 | 水生環境有害性(急性) | 分類できない | - | - | - | データなし |
| 11 | 水生環境有害性(慢性) | 分類できない | - | - | - | データなし |