GHS分類結果 (関係省庁連絡会議 平成18年度事業)

ID1223 2-ジエチルアミノ-6-メチルピリミジル-4-ジエチルチオホスフェイト(CAS番号 23505-41-1) 分類実施日 2007/1/23 (環境に対する有害性についてはH18.3.31)
使用マニュアル GHS分類マニュアル(H18.2.10 版)

物理化学的危険性

危険・有害性項目 分類結果 シンボル 注意喚起用語 危険有害性情報 分類根拠・問題点
1 火薬類 分類対象外 - - - 爆発性に関連する原子団を含んでいない。
2 可燃性/引火性ガス 分類対象外 - - - GHSの定義における液体。
3 可燃性/引火性エアゾール 分類対象外 - - - エアゾール製品でない。
4 支燃性/酸化性ガス類 分類対象外 - - - GHSの定義における液体。
5 高圧ガス 分類対象外 - - - GHSの定義における液体。
6 引火性液体 区分4 - 警告
可燃性液体
PM(13th, 2003)に引火点が>60℃との記載があり、上限値は不明であるが、区分4とした。
7 可燃性固体 分類対象外 - - - GHSの定義における液体。
8 自己反応性物質および混合物 分類対象外 - - - 爆発性に関連する原子団、あるいは自己反応性に関連する原子団を含んでいない。
9 自然発火性液体 区分外 - - - 引火点が>60℃(PM, 13th, 2003)であり、常温の空気と接触しても自然発火しない。
10 自然発火性固体 分類対象外 - - - GHSの定義における液体。
11 自己発熱性物質および混合物 分類できない - - - 液体状の物質に適した試験方法が確立していない。
12 水と接触して可燃性/引火性ガスを発生する物質および混合物 区分外 - - - 水に対して安定。(水溶解度の数値が得られている。)
13 酸化性液体 分類できない - - - データなし。
14 酸化性固体 分類対象外 - - - GHSの定義における液体。
15 有機過酸化物 分類対象外 - - - 分子内に-O-O-構造を含まない有機化合物。
16 金属腐食性物質 分類できない - - - HSDB(2003)に「鉄、錫メッキしていない鋼板を腐食する」との記載があるが、データ不足のため分類できない。

健康に対する有害性

危険・有害性項目 分類結果 シンボル 注意喚起用語 危険有害性情報 分類根拠・問題点
1 急性毒性(経口) 区分3 危険を表わす髑髏のシンボル
危険
飲み込むと有毒
ラットにおける経口LD50 = 140(RTECS(2003)), 140(HSDB(2003)), 192 mg/kg (HSDB(2003))に基づき、計算式を用いて算出した値(LD50 = 140 mg/kg)から、区分3とした。
1 急性毒性(経皮) 区分3 危険を表わす髑髏のシンボル
危険
皮膚に接触すると有毒
ラットにおける経皮LD50 = 1 g/kg(RTECS(2003))から、区分3とした。
1 急性毒性(吸入:ガス) 分類対象外 - - - GHSの定義における液体である。
1 急性毒性(吸入:蒸気) 分類できない - - - データなし。
1 急性毒性(吸入:粉塵、ミスト) 分類できない - - - データなし。
2 皮膚腐食性/刺激性 区分外 - - - ウサギに対して皮膚刺激性はないとの記述(HSDB(2003))から、区分外とした。
3 眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性 分類できない - - - データなし。
4 呼吸器感作性又は皮膚感作性 呼吸器感作性:分類できない
皮膚感作性:分類できない
- (呼吸器感作性)−
(皮膚感作性)−
(呼吸器感作性)−
(皮膚感作性)−
呼吸器感作性:データなし。
皮膚感作性:データなし。
5 生殖細胞変異原性 分類できない - - - Ames試験において極めて高用量での陽性知見があるものの(RTECS(2003))、他にデータがなく、データ不足で分類できない。
6 発がん性 分類できない - - - データなし。
7 生殖毒性 分類できない - - - データなし。
8 標的臓器/全身毒性(単回暴露) 分類できない - - - データなし。なお、有機リン系殺虫剤として中枢神経系への影響(コリンエステラーゼ阻害)が示唆されている(SITTIG(4th, 2002), HSFS(1999))。
9 標的臓器/全身毒性(反復暴露) 分類できない - - - ラットおよびイヌに対して、本物質を90日間混餌経口投与した結果、コリンエステラーゼレベルに影響が見られたとの報告はある(HSDB(2003))が、毒性影響は不明であり、データ不足で分類できない。なお、有機リン系殺虫剤として中枢神経系への影響が示唆されている(SITTIG(4th, 2002), HSFS(1999))。
10 吸引性呼吸器有害性 分類できない - - - データなし。

環境に対する有害性

危険・有害性項目 分類結果 シンボル 注意喚起用語 危険有害性情報 分類根拠・問題点
11 水生環境有害性(急性) 区分1 警告を表わす水生生物と毒物のシンボル
警告 水生生物に非常に強い毒性 魚類(ブラウンマス)の96時間LC50=0.02mg/L(HSDB、2004)から、区分1とした。
11 水生環境有害性(慢性) 区分1 警告を表わす水生生物と毒物のシンボル
警告 長期的影響により水生生物に非常に強い毒性 急性毒性が区分1、急速分解性がないと推定され(BIOWIN)、生物蓄積性があると推定される(log Kow=4.85(PHYSPROP Database、2005))ことから、区分1とした。

参考資料

分類マニュアル

技術上の指針

解説・用語集(エクセルファイル(64KB))


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