GHS分類結果 (関係省庁連絡会議 平成18年度事業)

ID1220 シフェノトリン(CAS番号 39515-40-7) 分類実施日 H18.10.23 (環境に対する有害性についてはH18.3.31)
使用マニュアル GHS分類マニュアル(H18.2.10 版)

物理化学的危険性

危険・有害性項目 分類結果 シンボル 注意喚起用語 危険有害性情報 分類根拠・問題点
1 火薬類 分類対象外 - - - 爆発性に関連する原子団を含んでいない。
2 可燃性/引火性ガス 分類対象外 - - - GHSの定義における液体。
3 可燃性/引火性エアゾール 分類対象外 - - - エアゾール製品でない。
4 支燃性/酸化性ガス類 分類対象外 - - - GHSの定義における液体。
5 高圧ガス 分類対象外 - - - GHSの定義における液体。
6 引火性液体 区分外 - - - 引火点が130℃(PM, 13th, 2003)であり、93℃を超えるため、区分外とした。
7 可燃性固体 分類対象外 - - - GHSの定義における液体。
8 自己反応性物質および混合物 分類対象外 - - - 爆発性に関連する原子団、あるいは自己反応性に関連する原子団を含んでいない。
9 自然発火性液体 区分外 - - - 発火点のデータはないが引火点が130℃と高く、用途が殺虫剤であり、常温の空気と接触しても自然発火しない。
10 自然発火性固体 分類対象外 - - - GHSの定義における液体。
11 自己発熱性物質および混合物 分類できない - - - 液体状の物質に適した試験方法が確立していない。
12 水と接触して可燃性/引火性ガスを発生する物質および混合物 分類対象外 - - - 金属または半金属(B, Si, P, Ge, As, Se, Sn, Sb, Te, Bi, Po, At)を含んでいない。
13 酸化性液体 分類対象外 - - - 酸素を含む有機化合物であるが、この酸素が炭素以外の元素と化学結合していない。
14 酸化性固体 分類対象外 - - - GHSの定義における液体。
15 有機過酸化物 分類対象外 - - - 分子内に-O-O-構造を含まない有機化合物。
16 金属腐食性物質 分類できない - - - データなし。

健康に対する有害性

危険・有害性項目 分類結果 シンボル 注意喚起用語 危険有害性情報 分類根拠・問題点
1 急性毒性(経口) 区分4 警告を表わす感嘆符のシンボル
警告
飲み込むと有害
ラットにおける経口LD50 = 318 mg/kg (RTECS(2003))であることから、区分4とした。
1 急性毒性(経皮) 区分外 - - - ラットにおける経皮LD50 > 5 mg/kg (RTECS(2003))であることから、区分外とした。
1 急性毒性(吸入:ガス) 分類対象外 - - - GHSの定義における液体。
1 急性毒性(吸入:蒸気) 分類できない - - - データなし。
1 急性毒性(吸入:粉塵、ミスト) 区分2 危険を表わす髑髏のシンボル
危険
吸入すると生命に危険
マウスにおけるLC50(3h)= 570 mg/m3(4h換算値として0.43 mg/L)である(毒物劇物取扱手引(時事通信社, 2001))ことから、区分2とした。
2 皮膚腐食性/刺激性 分類できない - - - データなし。
なお、合成ピレスロイド系化合物の暴露によりヒトの皮膚に灼熱感を与えるとの記述がある(HSDB(2003))。
3 眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性 分類できない - - - データなし。
なお、合成ピレスロイド系化合物の暴露によりヒトの皮膚に灼熱感を与えるとの記述がある(HSDB(2003))。
4 呼吸器感作性又は皮膚感作性 呼吸器感作性:分類できない、皮膚感作性:分類できない - (呼吸器感作性)−
(皮膚感作性)−
(呼吸器感作性)−
(皮膚感作性)−
呼吸器感作性:データなし。なお、ピレスロイド系化合物による呼吸器アレルギー誘発の可能性に関する記述が見られた(HSDB(2003))。
皮膚感作性:データなし。なお、ピレスロイド系化合物による皮膚炎誘発の可能性に関する記述が見られた(HSDB(2003))。
5 生殖細胞変異原性 分類できない - - - データなし。
6 発がん性 分類できない - - - データなし。
7 生殖毒性 分類できない - - - データなし。
8 標的臓器/全身毒性(単回暴露) 分類できない - - - データなし。
なお、合成ピレスロイド系化合物は、ナトリウムチャネルを作用点として末梢および中枢神経系の軸索に作用する神経毒である(EHC(J)98(1990))。
9 標的臓器/全身毒性(反復暴露) 分類できない - - - データなし。
なお、合成ピレスロイド系化合物は、ナトリウムチャネルを作用点として末梢および中枢神経系の軸索に作用する神経毒である(EHC(J)98(1990))。
10 吸引性呼吸器有害性 分類できない - - - データなし。

環境に対する有害性

危険・有害性項目 分類結果 シンボル 注意喚起用語 危険有害性情報 分類根拠・問題点
11 水生環境有害性(急性) 区分1 警告を表わす水生生物と毒物のシンボル
警告 水生生物に非常に強い毒性 魚類(ニジマス)の96時間LC50=0.34ppb(AQUIRE、2003)から、区分1とした。
11 水生環境有害性(慢性) 区分1 警告を表わす水生生物と毒物のシンボル
警告 長期的影響により水生生物に非常に強い毒性 急性毒性が区分1、急速分解性がないと推定され(BIOWIN)、生物蓄積性があると推定される(log Kow=6.62(PHYSPROP Database、2005))ことから、区分1とした。

参考資料

分類マニュアル

技術上の指針

解説・用語集(エクセルファイル(64KB))


物質一覧ページに戻る

GHS関連情報トップページに戻る

このページの先頭へ