GHS分類結果 (関係省庁連絡会議 平成18年度事業)

ID1214 エチレンシアンヒドリン(CAS番号 109-78-4) 分類実施日 2006/12/18 (環境に対する有害性についてはH18.3.31)
使用マニュアル GHS分類マニュアル(H18.2.10 版)

物理化学的危険性

危険・有害性項目 分類結果 シンボル 注意喚起用語 危険有害性情報 分類根拠・問題点
1 火薬類 分類対象外 - - - 爆発性に関連する原子団を含んでいない。
2 可燃性/引火性ガス 分類対象外 - - - GHSの定義における液体。
3 可燃性/引火性エアゾール 分類対象外 - - - エアゾール製品でない。
4 支燃性/酸化性ガス類 分類対象外 - - - GHSの定義における液体。
5 高圧ガス 分類対象外 - - - GHSの定義における液体。
6 引火性液体 区分外 - - - 引火点が129℃(O.C.)であり(ICSC(J), 2001)、93℃を超えるため、区分外とした。
7 可燃性固体 分類対象外 - - - GHSの定義における液体。
8 自己反応性物質および混合物 分類対象外 - - - 爆発性に関連する原子団、あるいは自己反応性に関連する原子団を含んでいない。
9 自然発火性液体 区分外 - - - 発火点が494℃(ICSC(J), 2001)であり、常温の空気と接触しても自然発火しない。
10 自然発火性固体 分類対象外 - - - GHSの定義における液体。
11 自己発熱性物質および混合物 分類できない - - - 液体状の物質に適した試験方法が確立していない。
12 水と接触して可燃性/引火性ガスを発生する物質および混合物 分類対象外 - - - 金属または半金属(B, Si, P, Ge, As, Se, Sn, Sb, Te, Bi, Po, At)を含んでいない。なお、ICSC(J)(2001)およびSax(11th, 2004)には水と反応し引火性蒸気(シアン化水素等)を生じるとの記載がある。
13 酸化性液体 分類対象外 - - - 酸素を含む有機化合物であるが、これらが炭素、水素以外の元素と化学結合していない。
14 酸化性固体 分類対象外 - - - GHSの定義における液体。
15 有機過酸化物 分類対象外 - - - 分子内に-O-O-構造を含まない有機化合物。
16 金属腐食性物質 区分外 - - - NFPA(13th, 2002)に「金属製容器で輸送する」との記載があり、金属腐食性はないと考えられ、区分外とした。

健康に対する有害性

危険・有害性項目 分類結果 シンボル 注意喚起用語 危険有害性情報 分類根拠・問題点
1 急性毒性(経口) 区分外 - - - ラットにおける経口LD50 = 10 gm/kgおよび3200〜6200 mg/kgの間(PATTY(5th, 2001))であることから、5g/kgを超えるものと判断し、区分外とした。
1 急性毒性(経皮) 区分外 - - - ウサギにおける経皮LD50 = 5000 mg/kg(HSDB(2003), RTECS(2000))から、区分外とした。
1 急性毒性(吸入:ガス) 分類対象外 - - - GHSの定義における液体である。
1 急性毒性(吸入:蒸気) 分類できない - - - ラットおよびモルモットに本物質の蒸気を1h吸入暴露させた場合に影響はない、ならびにラットへの8時間飽和蒸気暴露で影響はなかった(蒸気圧は10.7Paであることから飽和蒸気濃度は10^6x10.7/101300=106ppm(0.31mg/L)となり、4時間に換算すると0.44mg/Lで影響なしと推察される)との報告がある(PATTY(5th, 2001))が、データ不足で分類できないとした。
1 急性毒性(吸入:粉塵、ミスト) 分類できない - - - データなし。
2 皮膚腐食性/刺激性 区分2 警告を表わす感嘆符のシンボル
警告
皮膚刺激
ウサギの皮膚への単回投与(方法は不明)により、”moderate(中程度)”の刺激性を示す(PATTY(5th, 2001))こと、およびヒトの眼を刺激する(ICSC(J)(2001))ことから、区分2とした。
3 眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性 区分2A 警告を表わす感嘆符のシンボル
警告
強い眼刺激
ウサギの眼に標準ドレイズ法で本物質を投与した結果”moderate(中程度)”の刺激性を示す(RTECS(2000))こと、およびヒトの眼を刺激する(ICSC(J)(2001), HSDB(2003))ことから、区分2Aとした。
4 呼吸器感作性又は皮膚感作性 分類できない - - - データなし。
5 生殖細胞変異原性 分類できない - - - データなし。
6 発がん性 分類できない - - - データなし。
7 生殖毒性 分類できない - - - データなし。
8 標的臓器/全身毒性(単回暴露) 分類できない - - - データ不足のため。
9 標的臓器/全身毒性(反復暴露) 分類できない - - - データ不足のため。
10 吸引性呼吸器有害性 分類できない - - - データなし。

環境に対する有害性

危険・有害性項目 分類結果 シンボル 注意喚起用語 危険有害性情報 分類根拠・問題点
11 水生環境有害性(急性) 分類できない - - - データがなく分類できない。
11 水生環境有害性(慢性) 分類できない - - - データがなく分類できない。

参考資料

分類マニュアル

技術上の指針

解説・用語集(エクセルファイル(64KB))


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