項目 | 情報 |
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CAS登録番号 | 88-53-9 |
名称 | 2-アミノ-5-クロロ-4-メチルベンゼンスルホン酸 |
物質ID | 24A6066 |
分類実施年度 | 平成24年度 |
分類実施者 | 厚生労働省、環境省 |
新規/再分類 | 新規分類 |
他年度における分類結果 | |
Excelファイルのダウンロード | Excel file |
項目 | 情報 |
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分類に使用したガイダンス(外部リンク) | GHS分類ガイダンス |
国連GHS文書(外部リンク) | 国連GHS文書 |
解説・用語集(Excelファイル) | 解説・用語集 |
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厚生労働省モデルSDS(外部リンク) | 職場のあんぜんサイトへ |
OECD/eChemPortal(外部リンク) | eChemPortal |
危険有害性項目 | 分類結果 |
絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 爆発物 | 分類対象外 |
- |
- | - | 爆発性に関わる原子団を含んでいない。 |
2 | 可燃性/引火性ガス(化学的に不安定なガスを含む) | 分類対象外 |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 |
3 | エアゾール | 分類対象外 |
- |
- | - | エアゾール製品でない。 |
4 | 支燃性/酸化性ガス | 分類対象外 |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 |
5 | 高圧ガス | 分類対象外 |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 |
6 | 引火性液体 | 分類対象外 |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 |
7 | 可燃性固体 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 |
8 | 自己反応性化学品 | 分類できない |
- |
- | - | 自己反応性に関わる原子団(ハロアニリン)を含んでいるが、データがなく分類できない。 |
9 | 自然発火性液体 | 分類対象外 |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 |
10 | 自然発火性固体 | 区分外 |
- |
- | - | 発火点は360℃以上であり(IUCLID(2000))、常温で発火しないと考えられる。 |
11 | 自己発熱性化学品 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 |
12 | 水反応可燃性化学品 | 分類対象外 |
- |
- | - | 金属および半金属(B, Si, P, Ge, As, Se, Sn, Sb, Te, Bi, Po, At)を含んでいない。 |
13 | 酸化性液体 | 分類対象外 |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 |
14 | 酸化性固体 | 分類できない |
- |
- | - | 酸素を含む有機化合物であり、この酸素は炭素および水素以外の元素(硫黄)と結合しているが、データがなく「分類できない」とした。 |
15 | 有機過酸化物 | 分類対象外 |
- |
- | - | -O-O-構造を有していない有機化合物である。 |
16 | 金属腐食性物質 | 分類できない |
- |
- | - | 固体状の物質に適した試験方法が確立していない。 |
危険有害性項目 | 分類結果 |
絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 急性毒性(経口) | 区分外 |
- |
- | - |
ラットに2000 mg/kgを投与(OECDテストガイドライン401; GLP準拠)により死亡例はなく、LD50値は2000 mg/kg以上(厚労省報告(Access on July 2012))との報告に基づき、区分外とした。 |
1 | 急性毒性(経皮) | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 |
1 | 急性毒性(吸入:ガス) | 分類対象外 |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 |
1 | 急性毒性(吸入:蒸気) | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 |
1 | 急性毒性(吸入:粉塵、ミスト) | 分類できない |
- |
- | - |
ラットに10.7 mg/Lを1時間ばく露により死亡はなく、LC50値は >10.7 mg/L/1h(4時間換算値:2.675 mg/L/4h)(IUCLID(2000))と報告されている。この結果から区分4または区分外に相当するが、区分を特定できないので「分類できない」とした。なお、物質の状態は粉塵として記載されている(IUCLID(2000))。 |
2 | 皮膚腐食性/刺激性 | 区分外 |
- |
- | - |
ウサギの皮膚に500 mgを24時間の閉塞適用した試験で、軽度の刺激性(slightly irritating)の結果(IUCLID(2000))に基づき、JIS分類基準の区分外(国連分類基準で区分3に相当)とした。 |
3 | 眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性 | 区分2A |
警告 |
H319 |
P305+P351+P338
P337+P313 P264 P280 |
ウサギを用いた試験として3件の記載があり、それらの結果は、中等度の刺激性(moderately irritating)、刺激性あり(irritating)、および刺激性なし(not irritating)と報告されている(IUCLID(2000))。これらのうち危険性の高い区分となる2件の結果(中等度の刺激性および刺激性あり)に基づき区分2Aとした。なお、本物質2 g/L(20℃)の濃度でpH2~2.5(IUCLID(2000))との情報がある。 |
4 | 呼吸器感作性 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 |
4 | 皮膚感作性 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 |
5 | 生殖細胞変異原性 | 区分外 |
- |
- | - |
マウスに経口投与による小核試験(in vivo変異原性試験)の陰性結果(IUCLID(2000))に基づき区分外とした。なお、in vitro試験として、エームス試験で陰性(厚労省報告(Access on July 2012))、チャイニーズハムスターの培養細胞(CHL)を用いた染色体異常試験では、pH低下の影響が示唆されているものの陽性(厚労省報告(Access on July 2012))の結果が報告されている。 |
6 | 発がん性 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 |
7 | 生殖毒性 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 |
8 | 特定標的臓器毒性(単回暴露) | 分類できない |
- |
- | - | ラットに2000 mg/kgを経口投与した試験で、雌雄ともに一過性の下痢および軟便が観察されたが、死亡は雌雄とも認められなかった。観察終了時の病理解剖結果でも、雌雄とも肉眼的異常は認められず、また雌雄ともに体重増加の抑制も認められなかった(厚労省報告(Access on July 2012))。以上により経口経路ではガイダンス値範囲の上限となる2000 mg/kgで悪影響が認められず区分外に相当するが、他経路についてはデータがないため、特定標的臓器毒性(単回ばく露)の分類は「分類できない」とした。 |
9 | 特定標的臓器毒性(反復暴露) | 分類できない |
- |
- | - |
ラットを用いた28日間反復経口投与毒性試験において、各検査項目とも試験物質投与による明確な影響は認められず、NOELはガイダンス値範囲を超える1000 mg/kg/day(90日間換算値:311.1mg/kg/day)と報告されている(厚労省報告(Access on July 2012))。したがって経口投与では区分外に相当するが、他経路(吸入、経皮)についてはデータがなく影響も不明のため、特定標的臓器毒性(反復ばく露)の分類としては、「分類できない」とした。 |
10 | 吸引性呼吸器有害性 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 |
危険有害性項目 | 分類結果 |
絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | |
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11 | 水生環境有害性(急性) | 区分外 |
- |
- | - | 魚類(ゼブラフィッシュ)による96時間LC50=6350mg/L(IUCLID, 2000))であることから、区分外とした。 |
11 | 水生環境有害性(長期間) | 区分外 |
- |
- | - | 信頼性のある慢性毒性データが得られていない。難水溶性ではなく(水溶解度=2000mg/L)、急性毒性区分外であることから、区分外とした。 |
12 | オゾン層への有害性 | 分類できない |
- |
- | - | 当該物質はモントリオール議定書の附属書に列記されていないため。 |
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