項目 | 情報 |
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CAS登録番号 | 4418-26-2 |
名称 | デヒドロ酢酸ナトリウム |
物質ID | 24A6021 |
分類実施年度 | 平成24年度 |
分類実施者 | 厚生労働省、環境省 |
新規/再分類 | 新規分類 |
他年度における分類結果 | |
Excelファイルのダウンロード | Excel file |
項目 | 情報 |
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分類に使用したガイダンス(外部リンク) | GHS分類ガイダンス |
国連GHS文書(外部リンク) | 国連GHS文書 |
解説・用語集(Excelファイル) | 解説・用語集 |
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厚生労働省モデルSDS(外部リンク) | 職場のあんぜんサイトへ |
OECD/eChemPortal(外部リンク) | eChemPortal |
危険有害性項目 | 分類結果 |
絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | |
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1 | 爆発物 | 分類対象外 |
- |
- | - | 爆発性に関わる原子団を含んでいない。 |
2 | 可燃性/引火性ガス(化学的に不安定なガスを含む) | 分類対象外 |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 |
3 | エアゾール | 分類対象外 |
- |
- | - | エアゾール製品でない。 |
4 | 支燃性/酸化性ガス | 分類対象外 |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 |
5 | 高圧ガス | 分類対象外 |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 |
6 | 引火性液体 | 分類対象外 |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 |
7 | 可燃性固体 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 |
8 | 自己反応性化学品 | 分類対象外 |
- |
- | - | 爆発性に関わる原子団を含んでいない、かつ自己反応性に関わる原子団を含んでいない。 |
9 | 自然発火性液体 | 分類対象外 |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 |
10 | 自然発火性固体 | 区分外 |
- |
- | - | 発火点は360℃であり(GESTIS(Access on May. 2012))、常温で発火しないと考えられる。 |
11 | 自己発熱性化学品 | 分類できない |
- |
- | - | 融点140℃以下の固体に適した試験方法が確立していない。 |
12 | 水反応可燃性化学品 | 区分外 |
- |
- | - | 半金属(B, Si, P, Ge, As, Se, Sn, Sb, Te, Bi, Po, At)を含んでいなく、ナトリウム元素を含むが、イオン結合であり、水に対して30%溶解のデータ(Gangolli(2nd, 1999))があり、水と急激な反応をしないと考える。 |
13 | 酸化性液体 | 分類対象外 |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 |
14 | 酸化性固体 | 分類対象外 |
- |
- | - | ハロゲン元素を含まず、酸素を含む有機化合物であるが、この酸素は、ナトリウムとのイオン結合を別にして、炭素、水素元素以外の元素と化学結合していない。 |
15 | 有機過酸化物 | 分類対象外 |
- |
- | - | -O-O-構造を有していない有機化合物である。 |
16 | 金属腐食性物質 | 分類できない |
- |
- | - | 固体状の物質に適した試験方法が確立していない。 |
危険有害性項目 | 分類結果 |
絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | |
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1 | 急性毒性(経口) | 区分4 |
警告 |
H302 |
P301+P312
P264 P270 P330 P501 |
ラットのLD50値は500mg/kg(RTECS(2010)、元文献: Journal of the American College of Toxicology. Vol. 4(3), Pg. 123, 1985.)に基づき、元文献の記載を確認の上、区分4とした。 |
1 | 急性毒性(経皮) | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 |
1 | 急性毒性(吸入:ガス) | 分類対象外 |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 |
1 | 急性毒性(吸入:蒸気) | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 |
1 | 急性毒性(吸入:粉塵、ミスト) | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 |
2 | 皮膚腐食性/刺激性 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 |
3 | 眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性 | 区分外 |
- |
- | - |
ウサギ6匹の結膜嚢に6インチの距離から本物質0.1 mLを48秒間噴霧した試験において、刺激性スコア(最大値110)の平均は適用1、2、3、4日後にそれぞれ5、1、2、0となり、僅かな刺激性(minimally irritant)と評価され対照群と同等であった(RTECS(2010)、元文献: Journal of the American College of Toxicology. Vol. 4(3), Pg. 123, 1985.)ことから、区分外とした。なお、以上の内容はRTECS(2010)の元文献によるが、RTECS(2010)ではこの試験の結果は軽度(mild)の刺激性と記載されている。 |
4 | 呼吸器感作性 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 |
4 | 皮膚感作性 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 |
5 | 生殖細胞変異原性 | 分類できない |
- |
- | - | マウスを用いた小核試験(in vivo変異原性試験)で弱陽性(weakly positive)(HSDB(2003))との記載があるが、詳細不明のため分類できないとした。なお、in vitro 試験では、エームス試験で陰性(HSDB(2003))、チャイニーズハムスターの線維芽細胞を用いた染色体異常試験では陽性(HSDB(2003))の報告がある。 |
6 | 発がん性 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 |
7 | 生殖毒性 | 分類できない |
- |
- | - |
ラットの妊娠6~17日に経口投与した試験で、母動物および胎仔の体重増加が抑制され、胎仔の骨格変異も発生したが、催奇形性は認められなかった(Teratogenic(12th, 2007)、List2相当)。また、マウスの妊娠6~15日に経口投与した試験では、高用量(200 mg/kg)で胎仔死亡が増加し、全用量で14肋骨が認められたが、これらを含め他に有意である異常はなかった(Teratogenic(12th, 2007))。この胎仔死亡の増加については一般毒性の二次的影響の可能性もあるが詳細不明である。以上より、催奇形性および仔の発生に対する悪影響は見出されなかったが、性機能および生殖能に関してデータ不十分なため「分類できない」とした。 |
8 | 特定標的臓器毒性(単回暴露) | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 |
9 | 特定標的臓器毒性(反復暴露) | 分類できない |
- |
- | - | データなし。なお、関連情報としては、マウスに本物質120~300 mg/kg/dayを3または7日間の腹腔内投与により、小葉中心および中間帯の脂肪滴増加、また、ラットに本物質を含む13の食品添加物を飼料中に混合し、1、3、12ヵ月間投与した試験では、主に過形成による肝重量の増加、高用量で肝臓の脂肪変性などが報告されている(HSDB(2003))。 |
10 | 吸引性呼吸器有害性 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 |
危険有害性項目 | 分類結果 |
絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | |
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11 | 水生環境有害性(急性) | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 |
11 | 水生環境有害性(長期間) | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 |
12 | オゾン層への有害性 | 分類できない |
- |
- | - | 当該物質はモントリオール議定書の附属書に列記されていないため。 |
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