GHS分類結果 (関係省庁連絡会議 平成18年度事業)

ID1155 硫酸カドミウム(8水塩)(CAS番号 7790-84-3) 分類実施日 H18.5.24 (環境に対する有害性についてはH18.3.31)
使用マニュアル GHS分類マニュアル(H18.2.10 版)

物理化学的危険性

危険・有害性項目 分類結果 シンボル 注意喚起用語 危険有害性情報 分類根拠・問題点
1 火薬類 分類対象外 - - - 爆発性に関連する原子団を含んでいない。
2 可燃性/引火性ガス 分類対象外 - - - GHSの定義における固体。
3 可燃性/引火性エアゾール 分類対象外 - - - エアゾール製品でない。
4 支燃性/酸化性ガス類 分類対象外 - - - GHSの定義における固体。
5 高圧ガス 分類対象外 - - - GHSの定義における固体。
6 引火性液体 分類対象外 - - - GHSの定義における固体。
7 可燃性固体 区分外 - - - 不燃性。(硫酸カドミウム(無水物)のGESTIS-database on hazardous substances (Accessed on Apr. 2006)に「不燃性」の記載がある。)
8 自己反応性物質および混合物 分類対象外 - - - 爆発性に関連する原子団、あるいは自己反応性に関連する原子団を含んでいない。
9 自然発火性液体 分類対象外 - - - GHSの定義における固体。
10 自然発火性固体 区分外 - - - 不燃性。(硫酸カドミウム(無水物)のGESTIS-database on hazardous substances (Accessed on Apr. 2006)に「不燃性」の記載がある。)
11 自己発熱性物質および混合物 区分外 - - - 不燃性。(硫酸カドミウム(無水物)のGESTIS-database on hazardous substances (Accessed on Apr. 2006)に「不燃性」の記載がある。)
12 水と接触して可燃性/引火性ガスを発生する物質および混合物 区分外 - - - 水に対して安定。(文献に「水によく溶ける」との記載がある。)
13 酸化性液体 分類対象外 - - - GHSの定義における固体。
14 酸化性固体 分類できない - - - データなし。
15 有機過酸化物 分類対象外 - - - 無機化合物。
16 金属腐食性物質 分類できない - - - 固体状の物質に適した試験方法が確立していない。

健康に対する有害性

危険・有害性項目 分類結果 シンボル 注意喚起用語 危険有害性情報 分類根拠・問題点
1 急性毒性(経口) 分類できない - - - データなし。
(硫酸カドミウム(無水物)のEU-Annex I(Access on Jun. 2005)のリスク警句では、経口毒性が高いとされている。)
※本物質はデータが少ないため、健康有害性の各項目について硫酸カドミウム(無水物)(ID No.0254、CAS No.10108-64-2)の分類結果も参照のこと。
1 急性毒性(経皮) 分類できない - - - データなし。
1 急性毒性(吸入:ガス) 分類対象外 - - - GHSの定義における固体。
1 急性毒性(吸入:蒸気) 分類できない - - - データなし。
1 急性毒性(吸入:粉塵、ミスト) 分類できない - - - データなし。
(硫酸カドミウム(無水物)のEU-Annex I(Access on Jun. 2005)のリスク警句では、吸入毒性が非常に高いとされている。)
2 皮膚腐食性/刺激性 分類できない - - - データなし。
3 眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性 分類できない - - - データなし。
4 呼吸器感作性又は皮膚感作性 呼吸器感作性:分類できない
皮膚感作性:分類できない
- (呼吸器感作性)−
(皮膚感作性)−
(呼吸器感作性)−
(皮膚感作性)−
呼吸器感作性:データなし。
皮膚感作性:データなし。
5 生殖細胞変異原性 分類できない - - - データなし。
(硫酸カドミウム(無水物)のEU-Annex I(Access on Jun. 2005)およびMAK/BAT(2004)の分類(それぞれそれぞれMuta. Cat. 2および3A)からは、生殖細胞変異原性が疑われる。)
6 発がん性 区分1A-1B 危険を表わす人物シルエットのシンボル
危険
発がんのおそれ
IARC53(1993)、NTP RoC(11th, 2005)、産衛学会勧告(2004)のカドミウム化合物としての分類(それぞれGroup 1、Known to be human carcinogens、1)は区分1A、IRIS(1992)、ACGIH-TLV(2004)のカドミウム化合物としての分類(それぞれB1、A2)およびEU-Annex I (Access on Jun. 2005)の硫酸カドミウム(無水物)としての分類(Carc. Cat. 2)は区分1Bに該当する。両区分の出典の新しさ等がほぼ同等なため、区分1A-1Bとした。
【表示】細区分を行う必要がある場合は、安全性の観点から、1Aとした方が望ましい。
7 生殖毒性 区分1B 危険を表わす人物シルエットのシンボル
危険
生殖能または胎児への悪影響のおそれ
California Proposition 65 (California EPA/OEHHA, 2005)にカドミウムとして雄親に生殖毒性があるとされており、区分1Bとした。
8 標的臓器/全身毒性(単回暴露) 分類できない - - - データなし。
9 標的臓器/全身毒性(反復暴露) 区分1(腎臓) 危険を表わす人物シルエットのシンボル
危険
長期または反復暴露による臓器(腎臓)の障害
本物質のデータはないが、Priority 1文書のACGIH-TLV(2004)ではカドミウム化合物の反復暴露により腎臓に影響があるとしており、区分1(腎臓)とした。
10 吸引性呼吸器有害性 分類できない - - - データなし。

環境に対する有害性

危険・有害性項目 分類結果 シンボル 注意喚起用語 危険有害性情報 分類根拠・問題点
11 水生環境有害性(急性) 分類できない - - - データがなく分類できない。
11 水生環境有害性(慢性) 分類できない - - - データがなく分類できない。

参考資料

分類マニュアル

技術上の指針

解説・用語集(エクセルファイル(64KB))


物質一覧ページに戻る

GHS関連情報トップページに戻る

このページの先頭へ