GHS分類結果 (関係省庁連絡会議 平成18年度事業)

ID1129 一水素二フッ化アンモニウム(CAS番号 1341-49-7) 分類実施日 H18.5.24 (環境に対する有害性についてはH18.3.31)
使用マニュアル GHS分類マニュアル(H18.2.10 版)

物理化学的危険性

危険・有害性項目 分類結果 シンボル 注意喚起用語 危険有害性情報 分類根拠・問題点
1 火薬類 分類対象外 - - - 爆発性に関連する原子団を含んでいない。
2 可燃性/引火性ガス 分類対象外 - - - GHSの定義における固体。
3 可燃性/引火性エアゾール 分類対象外 - - - エアゾール製品でない。
4 支燃性/酸化性ガス類 分類対象外 - - - GHSの定義における固体。
5 高圧ガス 分類対象外 - - - GHSの定義における固体。
6 引火性液体 分類対象外 - - - GHSの定義における固体。
7 可燃性固体 区分外 - - - 不燃性(BGIA, GESTIS-database on hazardous substances (Accessed in 2006))。
8 自己反応性物質および混合物 分類対象外 - - - 爆発性に関連する原子団、あるいは自己反応性に関連する原子団を含んでいない。
9 自然発火性液体 分類対象外 - - - GHSの定義における固体。
10 自然発火性固体 区分外 - - - 不燃性(BGIA, GESTIS-database on hazardous substances (Accessed in 2006))。
11 自己発熱性物質および混合物 区分外 - - - 不燃性(BGIA, GESTIS-database on hazardous substances (Accessed in 2006))。
12 水と接触して可燃性/引火性ガスを発生する物質および混合物 分類対象外 - - - 金属または半金属(B, Si, P, Ge, As, Se, Sn, Sb, Te, Bi, Po, At)を含んでいない。
13 酸化性液体 分類対象外 - - - GHSの定義における固体。
14 酸化性固体 区分外 - - - 物質固有の国連番号(1727)によりUNRTDGが8、IIに分類されており、5.1が付されていないため、区分外とした。
15 有機過酸化物 分類対象外 - - - 無機化合物。
16 金属腐食性物質 分類できない - - - 物質固有の国連番号(1727)によりUNRTDGが8、IIに分類されているが、固体状の物質に適した試験方法が確立しておらず、分類できない。

健康に対する有害性

危険・有害性項目 分類結果 シンボル 注意喚起用語 危険有害性情報 分類根拠・問題点
1 急性毒性(経口) 分類できない - - - データなし。
1 急性毒性(経皮) 分類できない - - - データなし。
1 急性毒性(吸入:ガス) 分類対象外 - - - GHSの定義における固体。
1 急性毒性(吸入:蒸気) 分類できない - - - データなし。
1 急性毒性(吸入:粉塵、ミスト) 分類できない - - - データなし。
2 皮膚腐食性/刺激性 区分1A−1C 危険を表わす薬品と掌のシンボル
危険
重篤な皮膚の薬傷・眼の損傷
Priority 2においてヒトの皮膚に対して刺激を与え、熱傷を引き起こすとの記述がある(IUCLID(2000), SITTIG(4th, 2001))ことに加え、EUリスク警句においても、皮膚への腐食性を示す"C; R34"と分類されているため区分1A−1Cとした。
【表示】細区分を行う必要がある場合は、安全性の観点から、1Aとした方が望ましい。
3 眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性 区分1 危険を表わす薬品と掌のシンボル
危険
重篤な眼の損傷
皮膚腐食性(区分1)と分類したこと、ヒトの眼に刺激性を示すとの記述がある(HSDB(2003), IUCLID(2000), SITTIG(4th ,2001))ことから、区分1とした。
4 呼吸器感作性又は皮膚感作性 呼吸器感作性:分類できない
皮膚感作性:分類できない
- (呼吸器感作性)−
(皮膚感作性)−
(呼吸器感作性)−
(皮膚感作性)−
呼吸器感作性:データなし。
皮膚感作性:データなし。
5 生殖細胞変異原性 分類できない - - - Ames試験データ(陰性)しかなく(IUCLID(2000))、データ不足のため分類できない。
6 発がん性 分類できない - - - データなし。
7 生殖毒性 分類できない - - - データなし。
8 標的臓器/全身毒性(単回暴露) 区分2(肺(吸入)) 危険を表わす人物シルエットのシンボル
警告
臓器(肺(吸入)の障害のおそれ
Priority 2において、ヒトが本物質を吸入すると気道、鼻、肺等呼吸器系を刺激し、また、高濃度の暴露により肺水腫を引き起こすとの記述がある(HSDB(2003), IUCLID(2000), SITTIG(4th, 2001))ことから、区分2(肺(吸入))とした。
9 標的臓器/全身毒性(反復暴露) 区分2(骨、歯) 危険を表わす人物シルエットのシンボル
警告
長期または反復暴露による臓器(骨、歯)の障害のおそれ
本物質の反復投与により、ヒトの骨、歯に影響を与える(フッ化物として)との記述がある(HSDB(2003), HSFS(2002))ため、区分2(骨、歯)とした。
10 吸引性呼吸器有害性 分類できない - - - データなし。

環境に対する有害性

危険・有害性項目 分類結果 シンボル 注意喚起用語 危険有害性情報 分類根拠・問題点
11 水生環境有害性(急性) 分類できない - - - データ不足のため分類できない。
11 水生環境有害性(慢性) 分類できない - - - データ不足のため分類できない。

参考資料

分類マニュアル

技術上の指針

解説・用語集(エクセルファイル(64KB))


物質一覧ページに戻る

GHS関連情報トップページに戻る

このページの先頭へ