GHS分類結果 (関係省庁連絡会議 平成18年度事業)

ID1111 亜硝酸カリウム(CAS番号 7758-09-0) 分類実施日 H18.5.24 (環境に対する有害性についてはH18.3.31)
使用マニュアル GHS分類マニュアル(H18.2.10 版)

物理化学的危険性

危険・有害性項目 分類結果 シンボル 注意喚起用語 危険有害性情報 分類根拠・問題点
1 火薬類 区分外 - - - 爆発性に関連する原子団(N-O)を含む硝酸塩類であるが、物質固有の国連番号(1488)によりUNRTDGが5.1、IIに分類されており、区分外とした。
(ただし、本物質は反応性が高く、様々な物質、火、熱との接触により爆発することがある。(ICSC(J),2000; Sax,11th,2004))
2 可燃性/引火性ガス 分類対象外 - - - GHSの定義における固体。
3 可燃性/引火性エアゾール 分類対象外 - - - エアゾール製品でない。
4 支燃性/酸化性ガス類 分類対象外 - - - GHSの定義における固体。
5 高圧ガス 分類対象外 - - - GHSの定義における固体。
6 引火性液体 分類対象外 - - - GHSの定義における固体。
7 可燃性固体 区分外 - - - 不燃性(ICSC(J), 2000)。
(ただし、本物質は反応性が高く、他の物質と接触すると燃焼を助長する。(ICSC(J),2000))
8 自己反応性物質および混合物 分類対象外 - - - 酸化性固体に分類されている。
9 自然発火性液体 分類対象外 - - - GHSの定義における固体。
10 自然発火性固体 区分外 - - - 不燃性(ICSC(J), 2000)。
11 自己発熱性物質および混合物 区分外 - - - 不燃性(ICSC(J), 2000)。
12 水と接触して可燃性/引火性ガスを発生する物質および混合物 区分外 - - - 水に対して安定。(水溶解度の数値が得られている。)
13 酸化性液体 分類対象外 - - - GHSの定義における固体。
14 酸化性固体 区分2 警告を表わす酸化物質と炎のシンボル
危険
火災助長のおそれ:酸化性物質
物質固有の国連番号(1488)によりUNRTDGが5.1、IIに分類されており、区分2とした。
15 有機過酸化物 分類対象外 - - - 無機化合物。
16 金属腐食性物質 分類できない - - - 固体状の物質に適した試験方法が確立していない。

健康に対する有害性

危険・有害性項目 分類結果 シンボル 注意喚起用語 危険有害性情報 分類根拠・問題点
1 急性毒性(経口) 分類できない - - - ウサギのデータのみであり、データ不足のため分類できない。
1 急性毒性(経皮) 分類できない - - - データなし。
1 急性毒性(吸入:ガス) 分類対象外 - - - GHSの定義における固体。
1 急性毒性(吸入:蒸気) 分類できない - - - データなし。
(固体であるが、蒸気圧の情報がなく、蒸気暴露が可能かどうか不明。)
1 急性毒性(吸入:粉塵、ミスト) 区分5 - 警告
吸入すると有害のおそれ
マウスのLC50値42mg/L/4H(85g/m3/2H)(RTECS, 1997)に基づき区分5とした。
2 皮膚腐食性/刺激性 区分2 警告を表わす感嘆符のシンボル
警告
皮膚刺激
「皮膚を激しく刺激する、皮膚の発赤」との記述(ICSC, 2000; SITTIG, 2002; HSFS, 2004)から区分2とした。
3 眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性 区分2B - 警告
眼刺激
「眼を刺激する、眼の発赤/痛み」との記述(ICSC, 2000; SITTIG, 2002)から区分2Bとした。
4 呼吸器感作性又は皮膚感作性 呼吸器感作性:分類できない
皮膚感作性:分類できない
- (呼吸器感作性)−
(皮膚感作性)−
(呼吸器感作性)−
(皮膚感作性)−
呼吸器感作性:データなし。
皮膚感作性:データなし。
5 生殖細胞変異原性 分類できない - - - in vitro変異原性試験(RTECS, 1997)は陽性であったが、in vivo変異原性の試験データがないことより分類できないとした。
6 発がん性 分類できない - - - データなし。
7 生殖毒性 区分2 危険を表わす人物シルエットのシンボル
警告
生殖能または胎児への悪影響のおそれの疑い
RTECS(1997)にラットおよびモルモットの生殖能試験の報告が2件あり、親動物の一般毒性に関する記述はないものの、生殖毒性が発現しており(受胎率への影響、流産、死産)、区分2とした。
8 標的臓器/全身毒性(単回暴露) 区分2(心血管系、血液)、区分3(気道刺激性) 危険を表わす人物シルエットのシンボル
警告を表わす感嘆符のシンボル
警告

臓器(心血管系、血液)の障害のおそれ
(気道刺激性)呼吸器への刺激のおそれ
Priority 2文書のヒトに対する心血管系への影響との記述(ICSC, 2000; RTECS, 1997)、血液への影響(メトヘモグロビン生成)との記述(ICSC, 2000; HSFS, 2004)及び気道刺激性の記述(ICSC, 2000; SITTIG, 2002; HSFS, 2004)から区分2(心血管系、血液)、区分3(気道刺激性)とした。
9 標的臓器/全身毒性(反復暴露) 分類できない - - - Priority 2文書のSITTIG(4th, 2002)およびHSFS(2004)にヒトに対する皮膚、呼吸器系、肝臓、腎臓への影響との記述があるが、裏付けとなるデータがなく、データ不足のため分類できない。
10 吸引性呼吸器有害性 分類できない - - - データなし。

環境に対する有害性

危険・有害性項目 分類結果 シンボル 注意喚起用語 危険有害性情報 分類根拠・問題点
11 水生環境有害性(急性) 分類できない - - - データ不足のため分類できない。
11 水生環境有害性(慢性) 分類できない - - - データ不足のため分類できない。

参考資料

分類マニュアル

技術上の指針

解説・用語集(エクセルファイル(64KB))


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