項目 | 情報 |
---|---|
CAS登録番号 | 558-25-8 |
名称 | メタンスルホン酸フルオリド |
物質ID | 23A5188 |
分類実施年度 | 平成23年度 |
分類実施者 | 厚生労働省、環境省 |
新規/再分類 | 新規分類 |
他年度における分類結果 | |
Excelファイルのダウンロード | Excel file |
項目 | 情報 |
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分類に使用したガイダンス(外部リンク) | GHS分類ガイダンス |
国連GHS文書(外部リンク) | 国連GHS文書 |
解説・用語集(Excelファイル) | 解説・用語集 |
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厚生労働省モデルSDS(外部リンク) | 職場のあんぜんサイトへ |
OECD/eChemPortal(外部リンク) | eChemPortal |
危険有害性項目 | 分類結果 |
絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 爆発物 | 分類対象外 |
- |
- | - | 爆発性に関わる原子団を含んでいない。 |
2 | 可燃性/引火性ガス(化学的に不安定なガスを含む) | 分類対象外 |
- |
- | - | 常温でliquidである(GESTIS(Access on Dec. 2011))。 |
3 | エアゾール | 分類対象外 |
- |
- | - | エアゾール製品でない。 |
4 | 支燃性/酸化性ガス | 分類対象外 |
- |
- | - | 常温でliquidである(GESTIS(Access on Dec. 2011))。 |
5 | 高圧ガス | 分類対象外 |
- |
- | - | 常温でliquidである(GESTIS(Access on Dec. 2011))。 |
6 | 引火性液体 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 |
7 | 可燃性固体 | 分類対象外 |
- |
- | - | 常温でliquidである(GESTIS(Access on Dec. 2011))。 |
8 | 自己反応性化学品 | 分類できない |
- |
- | - | 自己反応性に関わる原子団(ハロゲン化スルフォニル類)を含んでいるが、データがなく分類できない。 |
9 | 自然発火性液体 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 |
10 | 自然発火性固体 | 分類対象外 |
- |
- | - | 常温でliquidである(GESTIS(Access on Dec. 2011))。 |
11 | 自己発熱性化学品 | 分類できない |
- |
- | - | 液体状の物質に適した試験方法が確立していない。 |
12 | 水反応可燃性化学品 | 分類対象外 |
- |
- | - | 金属および半金属(B, Si, P, Ge, As, Se, Sn, Sb, Te, Bi, Po, At)を含んでいない。 |
13 | 酸化性液体 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 |
14 | 酸化性固体 | 分類対象外 |
- |
- | - | 常温でliquidである(GESTIS(Access on Dec. 2011))。 |
15 | 有機過酸化物 | 分類対象外 |
- |
- | - | -O-O-構造を有していない有機化合物である。 |
16 | 金属腐食性物質 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 |
危険有害性項目 | 分類結果 |
絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 急性毒性(経口) | 区分1 |
危険 |
H300 |
P301+P310
P264 P270 P321 P330 P405 P501 |
ラットのLD50値は2 mg/kg bw(HSDB(2007))に基づき、区分1とした。 |
1 | 急性毒性(経皮) | 分類できない |
- |
- | - | データ不足。なお、List 3のデータとして、ラットのLD50値は 24 mg/kg bw(GESTIS(Access on Dec. 2011))と報告されているが、元文献を含め詳細不明である。 |
1 | 急性毒性(吸入:ガス) | 分類対象外 |
- |
- | - | 常温で液体である(GESTIS(Access on Dec. 2011))。 |
1 | 急性毒性(吸入:蒸気) | 区分1 |
危険 |
H330 |
P304+P340
P403+P233 P260 P271 P284 P310 P320 P405 P501 |
ラットの7時間ばく露によるLC50値は1 ppm/7h(= 1.32 ppm/4h)(HSDB(2007))に基づき、区分1とした。なお、LC50値(1 ppm)が飽和蒸気圧濃度(14342 ppm)の90%より低いので、ミストがほとんど混在しない蒸気として気体の基準値を適用した。 |
1 | 急性毒性(吸入:粉塵、ミスト) | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 |
2 | 皮膚腐食性/刺激性 | 区分1 |
危険 |
H314 |
P301+P330+P331
P303+P361+P353 P305+P351+P338 P304+P340 P260 P264 P280 P310 P321 P363 P405 P501 |
皮膚の組織に対し極めて損傷性がある(HSDB(2007))との記載があることから区分1とした。 |
3 | 眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性 | 区分1 |
危険 |
H318 |
P305+P351+P338
P280 P310 |
眼の組織に対し極めて損傷性がある(HSDB(2007))との記載があることから区分1とした。 |
4 | 呼吸器感作性 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 |
4 | 皮膚感作性 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 |
5 | 生殖細胞変異原性 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 |
6 | 発がん性 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 |
7 | 生殖毒性 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 |
8 | 特定標的臓器毒性(単回暴露) | 区分1(神経系、呼吸器) |
危険 |
H370 |
P307+P311
P260 P264 P270 P321 P405 P501 |
本物質はアセチルコリンエステラーゼ阻害剤、また強力なメチル化剤として知られており(HSDB(2007))、ラット吸入ばく露により、LC50値(蒸気)は、7時間ばく露(蒸気)で1.0~1.2 ppm(4時間換算:0.0053~0.0064 mg/L)と極めて毒性が強く、死亡前の主な症状はコリンエステラーゼの抑制に因るものであったとの記載(RTECS(2009):元文献 American Industrial Hygiene Association Journal(1979))がある。また、ヒトでは吸入により痙縮、喉頭と気管支の炎症および浮腫、化学性肺炎および肺水腫を起こして死に至るおそれがある(HSDB(2007))と記載され、メチル化剤として呼吸器系への影響が示唆される。以上はList2の情報によるもので区分2相当であるが、専門家判断により区分1(神経系、呼吸器)とした。 |
9 | 特定標的臓器毒性(反復暴露) | 区分1(神経系) |
危険 |
H372 |
P260
P264 P270 P314 P501 |
本物質はアセチルコリンエステラーゼ阻害剤、また強力なメチル化剤として知られており、ヒトのばく露による重度の症状として、筋肉痙攣、脱力感、呼吸障害、中枢神経抑制、錯乱、幻覚、昏睡など(HSDB(2007))があげられている。以上はList2の情報によるもので区分2相当であるが、専門家判断により区分1(神経系)とした。なお、動物試験では、低用量による試験ではあるが、ラットに20または100 ppbの濃度で3ヵ月間(7時間/日、5日/週)の吸入ばく露(蒸気)により、100 ppbで赤血球と脳のコリンエステラーゼの有意な低下が見られた以外に悪影響は見られなかった(RTECS(2009):元文献 American Industrial Hygiene Association Journal(1979))と報告されている。 |
10 | 吸引性呼吸器有害性 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 |
危険有害性項目 | 分類結果 |
絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | |
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11 | 水生環境有害性(急性) | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 |
11 | 水生環境有害性(長期間) | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 |
12 | オゾン層への有害性 | 分類できない |
- |
- | - | 当該物質はモントリオール議定書の附属書に列記されていないため。 |
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