項目 | 情報 |
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CAS登録番号 | 544-97-8 |
名称 | ジメチル亜鉛 |
物質ID | 23A5112 |
分類実施年度 | 平成23年度 |
分類実施者 | 厚生労働省、環境省 |
新規/再分類 | 新規分類 |
他年度における分類結果 | |
Excelファイルのダウンロード | Excel file |
項目 | 情報 |
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分類に使用したガイダンス(外部リンク) | GHS分類ガイダンス |
国連GHS文書(外部リンク) | 国連GHS文書 |
解説・用語集(Excelファイル) | 解説・用語集 |
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厚生労働省モデルSDS(外部リンク) | 職場のあんぜんサイトへ |
OECD/eChemPortal(外部リンク) | eChemPortal |
危険有害性項目 | 分類結果 |
絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 爆発物 | 分類対象外 |
- |
- | - | 爆発性に関わる原子団を含んでいない。 |
2 | 可燃性/引火性ガス(化学的に不安定なガスを含む) | 分類対象外 |
- |
- | - | GHSの定義における液体である。 |
3 | エアゾール | 分類対象外 |
- |
- | - | エアゾール製品でない。 |
4 | 支燃性/酸化性ガス | 分類対象外 |
- |
- | - | GHSの定義における液体である。 |
5 | 高圧ガス | 分類対象外 |
- |
- | - | GHSの定義における液体である。 |
6 | 引火性液体 | 区分2 |
危険 |
H225 |
P303+P361+P353
P370+P378 P403+P235 P210 P233 P240 P241 P242 P243 P280 P501 |
引火点-1℃ [不明](Lange(16th, 2005))は、測定法が不明であるが所定の密閉式測定法によっても < 23℃ であると推定でき、かつ、初留点46℃(Merck(14th, 2006))は >35℃ であることから、区分2に該当する。 |
7 | 可燃性固体 | 分類対象外 |
- |
- | - | GHSの定義における液体である。 |
8 | 自己反応性化学品 | 分類対象外 |
- |
- | - | 爆発性に関わる原子団を含んでいない、かつ自己反応性に関わる原子団を含んでいない。 |
9 | 自然発火性液体 | 区分1 |
危険 |
H250 |
P302+P334
P370+P378 P210 P222 P280 P422 |
発火点<-17.8(BELOW 0 DEG F)HSDB(2008)であるので区分1とした。 なお、UNRTDGでは、以前はUN1370(ジメチル亜鉛)でクラス4.2副次危険4.3PGIであったが、現在UN3394(有機金属化合物(液体)(自然発火性かつ水反応性のもの))クラス4.2副次危険4.3PGIに分類されている。(IMDGAmdt.33-06(2006)) |
10 | 自然発火性固体 | 分類対象外 |
- |
- | - | GHSの定義における液体である。 |
11 | 自己発熱性化学品 | 分類対象外 |
- |
- | - | 自然発火性液体に分類されている。 |
12 | 水反応可燃性化学品 | 分類できない |
- |
- | - | 水と激しく反応しメタンを発生する(VIOLENTLY WITH WATER, EVOLVING METHANEHSDB(2003))という情報、および国連輸送勧告では「UN3394(有機金属化合物(液体)(自然発火性かつ水反応性のもの))クラス4.2副次危険4.3PGI(以前はUN1370(ジメチル亜鉛)でクラス4.2副次危険4.3PGI)」に分類(IMDGAmdt.33-06(2006))されているため水反応可燃性として分類されるが、副次危険(4.3)であるため細区分はできない。 |
13 | 酸化性液体 | 分類対象外 |
- |
- | - | 酸素、フッ素および塩素を含まない有機化合物である。 |
14 | 酸化性固体 | 分類対象外 |
- |
- | - | GHSの定義における液体である。 |
15 | 有機過酸化物 | 分類対象外 |
- |
- | - | -O-O-構造を有していない有機化合物である。 |
16 | 金属腐食性物質 | 分類できない |
- |
- | - | 低沸点の液体に適した試験方法が確立していない。 |
危険有害性項目 | 分類結果 |
絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | |
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1 | 急性毒性(経口) | 分類できない |
- |
- | - |
データなし。 なお、当該物質は空気や水と容易に反応し、酸化亜鉛やメタンを生成することから、酸化亜鉛(CAS No.1314-13-2)、メタン(CAS No.74-82-8)の健康有害性も参照のこと。 |
1 | 急性毒性(経皮) | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 |
1 | 急性毒性(吸入:ガス) | 分類対象外 |
- |
- | - | GHSの定義における液体である。 |
1 | 急性毒性(吸入:蒸気) | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 |
1 | 急性毒性(吸入:粉塵、ミスト) | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 |
2 | 皮膚腐食性/刺激性 | 区分1 |
危険 |
H314 |
P301+P330+P331
P303+P361+P353 P305+P351+P338 P304+P340 P260 P264 P280 P310 P321 P363 P405 P501 |
本物質は皮膚の湿気と反応することにより、熱および酸に因る熱傷を生じ、接触後直ちに洗浄しないと皮膚に瘢痕が残る(HSDB(2008))との記述に基づき、EU分類がC; R34である(EC-JRC(ESIS)(Access on July. 2011))ことも踏まえ、区分1とした。 |
3 | 眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性 | 区分1 |
危険 |
H318 |
P305+P351+P338
P280 P310 |
本物質の原液、蒸気または希釈液が眼に入ると直ちに重度の刺激を生じ、水で十分に洗い流さないと角膜に永続的な傷害を与える恐れがある(HSDB(2008))との記述により、皮膚腐食性/刺激性では腐食性物質として分類していることも踏まえ、区分1とした。 |
4 | 呼吸器感作性 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 |
4 | 皮膚感作性 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 |
5 | 生殖細胞変異原性 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 |
6 | 発がん性 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 |
7 | 生殖毒性 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 |
8 | 特定標的臓器毒性(単回暴露) | 区分3(気道刺激性) |
警告 |
H335 |
P304+P340
P403+P233 P261 P271 P312 P405 P501 |
当該物質のミストまたは蒸気の吸入により直ちに上気道に刺激が生じる(HSDB(2008))との記述に基づき、区分3(気道刺激性)とした。なお、経口摂取で接触部位に熱傷が生じ、嘔気、嘔吐、腹痛などを起こす(HSDB(2008))と記載されているが、刺激性による局所影響のため分類の根拠としなかった。 |
9 | 特定標的臓器毒性(反復暴露) | 分類できない |
- |
- | - | データ不足。なお、当該物質の燃焼や分解から生じるヒュームを大量にまたは長期に吸入すると、咽頭痛、頭痛、発熱、悪寒、吐き気、嘔吐などの症状を呈する金属ヒューム熱を引き起こす可能性がある(HSDB(2008))と記載されている。 |
10 | 吸引性呼吸器有害性 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 |
危険有害性項目 | 分類結果 |
絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | |
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11 | 水生環境有害性(急性) | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 |
11 | 水生環境有害性(長期間) | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 |
12 | オゾン層への有害性 | 分類できない |
- |
- | - | 当該物質はモントリオール議定書の附属書に列記されていないため。 |
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