項目 | 情報 |
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CAS登録番号 | 542-18-7 |
名称 | クロロシクロヘキサン |
物質ID | 23A5031 |
分類実施年度 | 平成23年度 |
分類実施者 | 厚生労働省、環境省 |
新規/再分類 | 新規分類 |
他年度における分類結果 | |
Excelファイルのダウンロード | Excel file |
項目 | 情報 |
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分類に使用したガイダンス(外部リンク) | GHS分類ガイダンス |
国連GHS文書(外部リンク) | 国連GHS文書 |
解説・用語集(Excelファイル) | 解説・用語集 |
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厚生労働省モデルSDS(外部リンク) | 職場のあんぜんサイトへ |
OECD/eChemPortal(外部リンク) | eChemPortal |
危険有害性項目 | 分類結果 |
絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 爆発物 | 分類対象外 |
- |
- | - | 爆発性に関わる原子団を含んでいない。 |
2 | 可燃性/引火性ガス(化学的に不安定なガスを含む) | 分類対象外 |
- |
- | - | GHSの定義における液体である。 |
3 | エアゾール | 分類対象外 |
- |
- | - | エアゾール製品でない。 |
4 | 支燃性/酸化性ガス | 分類対象外 |
- |
- | - | GHSの定義における液体である。 |
5 | 高圧ガス | 分類対象外 |
- |
- | - | GHSの定義における液体である。 |
6 | 引火性液体 | 区分3 |
警告 |
H226 |
P303+P361+P353
P370+P378 P403+P235 P210 P233 P240 P241 P242 P243 P280 P501 |
引火点32℃ [密閉式](GESTIS(Access on Feb. 2011))は ≧ 23℃ かつ ≦60℃ であることから、区分3に該当する。 |
7 | 可燃性固体 | 分類対象外 |
- |
- | - | GHSの定義における液体である。 |
8 | 自己反応性化学品 | 分類対象外 |
- |
- | - | 爆発性に関わる原子団を含んでいない、かつ自己反応性に関わる原子団を含んでいない。 |
9 | 自然発火性液体 | 区分外 |
- |
- | - | 発火点は290℃であり(HSDB(2002))、常温で発火しないと考えられる。 |
10 | 自然発火性固体 | 分類対象外 |
- |
- | - | GHSの定義における液体である。 |
11 | 自己発熱性化学品 | 分類できない |
- |
- | - | 液体状の物質に適した試験方法が確立していない。 |
12 | 水反応可燃性化学品 | 分類対象外 |
- |
- | - | 金属および半金属(B, Si, P, Ge, As, Se, Sn, Sb, Te, Bi, Po, At)を含んでいない。 |
13 | 酸化性液体 | 分類対象外 |
- |
- | - | 塩素を含む有機化合物であるが、この元素が炭素以外の元素と化学結合していない。 |
14 | 酸化性固体 | 分類対象外 |
- |
- | - | GHSの定義における液体である。 |
15 | 有機過酸化物 | 分類対象外 |
- |
- | - | -O-O-構造を有していない有機化合物である。 |
16 | 金属腐食性物質 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 |
危険有害性項目 | 分類結果 |
絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | |
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1 | 急性毒性(経口) | 区分外 |
- |
- | - | ラットで2000 mg/kg投与で死亡はなく、LD50値は >2000 mg/kg(厚労省報告(2007))であることから区分外とした。 |
1 | 急性毒性(経皮) | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 |
1 | 急性毒性(吸入:ガス) | 分類対象外 |
- |
- | - | GHSの定義における液体である。 |
1 | 急性毒性(吸入:蒸気) | 分類できない |
- |
- | - | データ不足。なお、ラットのLC50値は2時間ばく露で40 mg/L/2h(30 mg/L/4h)(RTECS(2006))と報告されているが、List 3の情報であり、詳細不明である。また、LC50値(40 mg/L)は飽和蒸気圧濃度(43 mg/L)の90%以上のため、試験条件はミストが混在する蒸気とみなした。 |
1 | 急性毒性(吸入:粉塵、ミスト) | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 |
2 | 皮膚腐食性/刺激性 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。なお、シクロヘキサンとして、ヒトの皮膚に対し軽度の刺激性との記載(HSDB(2002))がある。 |
3 | 眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 |
4 | 呼吸器感作性 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 |
4 | 皮膚感作性 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 |
5 | 生殖細胞変異原性 | 分類できない |
- |
- | - |
in vivo試験のデータがないので、分類できない。なお、in vitro試験として、エームス試験およびチャイニーズハムスターの肺由来細胞を用いた染色細胞異常試験でいずれも陰性(厚労省報告(2006))が報告されている。 |
6 | 発がん性 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 |
7 | 生殖毒性 | 分類できない |
- |
- | - |
ラットに経口投与による反復投与毒性・生殖発生毒性併合試験において、親動物の一般毒性として高用量群で流涎および体重増加抑制が現れたが、性機能および生殖能、新生児の生存、外表などの指標に変化はなく、本物質に起因する生殖毒性の証拠は認められなかった(厚労省報告(2007))。しかし、妊娠末期の胎仔検査における催奇形性を含む仔の発生に及ぼす影響については、データ不十分のため「分類できない」とした。 |
8 | 特定標的臓器毒性(単回暴露) | 分類できない |
- |
- | - | ラットに300または2000 mg/kgを経口投与した試験において、死亡例はなく、2000 mg/kgで体重増加抑制が見られたことを除き一般状態および剖検で異常は認められなかった(厚労省報告(2007))が、血液生化学検査や組織学的検査などは実施されておらず、データ不足のため「分類できない」とした。 |
9 | 特定標的臓器毒性(反復暴露) | 分類できない |
- |
- | - | ラットに経口投与による反復投与毒性・生殖発生毒性併合試験において、60 mg/kg/day(90日換算値:28 mg/kg/day)以上で膀胱粘膜の単純過形成が認められ、また、300 mg/kg/day(90日換算値:140 mg/kg/day)では、流涎および体重増加の抑制、病理組織学的には雄で腎臓の近位尿細管上皮における硝子滴沈着の増強、雌で膀胱粘膜の単純過形成、その他に雄または雌で網赤血球数の高値、無機リンの低値、腎臓重量の高値がそれぞれ観察された(厚労省報告(2007))。以上の結果について、60 mg/kg/dayの雄で観察された膀胱粘膜の単純過形成については、いずれも軽微(minimal)で、かつ詳細も不明なため、分類の根拠とせず、「分類できない」とした。なお、その他の影響は全てガイダンス値範囲の上限(100 mg/kg/day)を超えた用量での所見である。 |
10 | 吸引性呼吸器有害性 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 |
危険有害性項目 | 分類結果 |
絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | |
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11 | 水生環境有害性(急性) | 区分2 |
- |
H401 |
P273
P501 |
甲殻類(ミジンコ)の48時間EC50 =4.018mg/L(AQUIRE, 2012)から、区分2とした。 |
11 | 水生環境有害性(長期間) | 区分2 |
- |
H411 |
P273
P391 P501 |
信頼性のある慢性毒性データが得られていない。急速分解性がなく(難分解、BODによる分解度:0%(既存点検, 1977))、急性毒性区分2であることから、区分2とした。 |
12 | オゾン層への有害性 | 分類できない |
- |
- | - | 当該物質はモントリオール議定書の附属書に列記されていないため。 |
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