項目 | 情報 |
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CAS登録番号 | 100-18-5 |
名称 | 1,4-ジイソプロピルベンゼン |
物質ID | 23A5014 |
分類実施年度 | 平成23年度 |
分類実施者 | 厚生労働省、環境省 |
新規/再分類 | 新規分類 |
他年度における分類結果 | |
Excelファイルのダウンロード | Excel file |
項目 | 情報 |
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分類に使用したガイダンス(外部リンク) | GHS分類ガイダンス |
国連GHS文書(外部リンク) | 国連GHS文書 |
解説・用語集(Excelファイル) | 解説・用語集 |
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厚生労働省モデルSDS(外部リンク) | 職場のあんぜんサイトへ |
OECD/eChemPortal(外部リンク) | eChemPortal |
危険有害性項目 | 分類結果 |
絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 爆発物 | 分類対象外 |
- |
- | - | 爆発性に関わる原子団を含んでいない。 |
2 | 可燃性/引火性ガス(化学的に不安定なガスを含む) | 分類対象外 |
- |
- | - | GHSの定義における液体である。 |
3 | エアゾール | 分類対象外 |
- |
- | - | エアゾール製品でない。 |
4 | 支燃性/酸化性ガス | 分類対象外 |
- |
- | - | GHSの定義における液体である。 |
5 | 高圧ガス | 分類対象外 |
- |
- | - | GHSの定義における液体である。 |
6 | 引火性液体 | 区分4 |
警告 |
H227 |
P370+P378
P403+P235 P210 P280 P501 |
引火点76℃ [密閉式](GESTIS(Access on Dec. 2010))は > 60℃ かつ ≦93℃ であることから、区分4に該当する。 |
7 | 可燃性固体 | 分類対象外 |
- |
- | - | GHSの定義における液体である。 |
8 | 自己反応性化学品 | 分類対象外 |
- |
- | - | 爆発性に関わる原子団を含んでいない、かつ自己反応性に関わる原子団を含んでいない。 |
9 | 自然発火性液体 | 区分外 |
- |
- | - | ジイソプロピルベンゼン混合物(1,3-および1,4-)(Ullmanns(E)(6th, 2003))の発火点449℃より、常温では発火しないと判断し区分外とした。 |
10 | 自然発火性固体 | 分類対象外 |
- |
- | - | GHSの定義における液体である。 |
11 | 自己発熱性化学品 | 分類できない |
- |
- | - | 液体状の物質に適した試験方法が確立していない。 |
12 | 水反応可燃性化学品 | 分類対象外 |
- |
- | - | 金属および半金属(B, Si, P, Ge, As, Se, Sn, Sb, Te, Bi, Po, At)を含んでいない。 |
13 | 酸化性液体 | 分類対象外 |
- |
- | - | 酸素、フッ素および塩素を含んでいない有機化合物である。 |
14 | 酸化性固体 | 分類対象外 |
- |
- | - | GHSの定義における液体である。 |
15 | 有機過酸化物 | 分類対象外 |
- |
- | - | -O-O-構造を有していない有機化合物である。 |
16 | 金属腐食性物質 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 |
危険有害性項目 | 分類結果 |
絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 急性毒性(経口) | 区分外 |
- |
- | - | ラットの2件のデータ(LD50 >3200 mg/kg bw(USA EPA /HPV(2003))および5000 mg/kgで10匹中1匹死亡(SIDS(Access on Dec. 2010)))に基づき、区分外とした。 |
1 | 急性毒性(経皮) | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 |
1 | 急性毒性(吸入:ガス) | 分類対象外 |
- |
- | - | GHSの定義における液体である。 |
1 | 急性毒性(吸入:蒸気) | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 |
1 | 急性毒性(吸入:粉塵、ミスト) | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 |
2 | 皮膚腐食性/刺激性 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 |
3 | 眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性 | 分類できない |
- |
- | - | データ不足。なお、ジイソプロピルベンゼンについては、ウサギを用いた試験の刺激性評点は10段階評価において最も低い1であった(HSDB(2003))と報告されている。 |
4 | 呼吸器感作性 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 |
4 | 皮膚感作性 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 |
5 | 生殖細胞変異原性 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。なお、混合比不明な異性体混合物について、in vitro試験としてはエームス試験およびCHL/IU細胞を用いた染色体異常試験で陰性結果(厚労省報告(Access on Dec. 2010))が報告されている。 |
6 | 発がん性 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 |
7 | 生殖毒性 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。なお、異性体混合物をラットに経口投与した簡易生殖毒性試験(OECD TG 421;GLP:)において、750 mg/kg投与しても雌雄親動物、児動物ともに影響は認められなかった(厚労省報告(Access on Dec. 2010))と報告されている。 |
8 | 特定標的臓器毒性(単回暴露) | 分類できない |
- |
- | - | ラット1群雌雄各4匹用い、1600または3200 mg/kgを経口投与後、各用量とも死亡はなく、脱力と粗毛が認められたが、4時間後には異常は見られず、その後14日の観察期間中も異常はなかった。また、試験期間中全例に体重増加が見られた(US EPA HPV(2003))。以上の結果はガイダンス値上限の2000 mg/kgで重大な影響が生じないことを示しており、経口経路では区分外相当となるが、他経路についてデータがなく判断できないので、特定標的臓器毒性(単回ばく露)の分類としては「分類できない」とした。 |
9 | 特定標的臓器毒性(反復暴露) | 分類できない |
- |
- | - |
ラットに15日間経口投与した試験において、100 mg/kg/day(90日換算値:16.7 mg/kg/day)で影響がなく、1000 mg/kg/day(90日換算値:166.7 mg/kg/day)での所見として、血小板と単球の軽度増加、グルコース減少と血清クレアチニン増加などが記載されているが、病理組織学的には影響は見出されていない(US EPA HPV(2003))。雄のみを用いた試験であり、投与期間も15日(投与回数11回)と短く、この結果だけでは判断できないので、データ不足のため「分類できない」とした。 |
10 | 吸引性呼吸器有害性 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 |
危険有害性項目 | 分類結果 |
絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | |
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11 | 水生環境有害性(急性) | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 |
11 | 水生環境有害性(長期間) | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 |
12 | オゾン層への有害性 | 分類できない |
- |
- | - | 当該物質はモントリオール議定書の附属書に列記されていないため。 |
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