項目 | 情報 |
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CAS登録番号 | 80-54-6 |
名称 | パラ-tert-ブチル-α-メチルヒドロシンナミックアルデヒド |
物質ID | 23A5005 |
分類実施年度 | 平成23年度 |
分類実施者 | 厚生労働省、環境省 |
新規/再分類 | 新規分類 |
他年度における分類結果 | |
Excelファイルのダウンロード | Excel file |
項目 | 情報 |
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分類に使用したガイダンス(外部リンク) | GHS分類ガイダンス |
国連GHS文書(外部リンク) | 国連GHS文書 |
解説・用語集(Excelファイル) | 解説・用語集 |
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厚生労働省モデルSDS(外部リンク) | 職場のあんぜんサイトへ |
OECD/eChemPortal(外部リンク) | eChemPortal |
危険有害性項目 | 分類結果 |
絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 爆発物 | 分類対象外 |
- |
- | - | 爆発性に関わる原子団を含んでいない。 |
2 | 可燃性/引火性ガス(化学的に不安定なガスを含む) | 分類対象外 |
- |
- | - | GHSの定義における液体である。 |
3 | エアゾール | 分類対象外 |
- |
- | - | エアゾール製品でない。 |
4 | 支燃性/酸化性ガス | 分類対象外 |
- |
- | - | GHSの定義における液体である。 |
5 | 高圧ガス | 分類対象外 |
- |
- | - | GHSの定義における液体である。 |
6 | 引火性液体 | 区分外 |
- |
- | - | 引火点120℃[密閉式](HSDB(2009))は93℃を超えるため区分外とした。 |
7 | 可燃性固体 | 分類対象外 |
- |
- | - | GHSの定義における液体である。 |
8 | 自己反応性化学品 | 分類対象外 |
- |
- | - | 爆発性に関わる原子団を含んでいない、かつ自己反応性に関わる原子団を含んでいない。 |
9 | 自然発火性液体 | 区分外 |
- |
- | - | 発火点が250℃(IUCLID(2000))であり、常温で発火しないと考えられる。 |
10 | 自然発火性固体 | 分類対象外 |
- |
- | - | GHSの定義における液体である。 |
11 | 自己発熱性化学品 | 分類できない |
- |
- | - | 液体状の物質に適した試験方法が確立していない。 |
12 | 水反応可燃性化学品 | 分類対象外 |
- |
- | - | 金属および半金属(B, Si, P, Ge, As, Se, Sn, Sb, Te, Bi, Po, At)を含んでいない。 |
13 | 酸化性液体 | 分類対象外 |
- |
- | - | 酸素を含む有機化合物であるが、この元素が炭素以外の元素と化学結合していない。 |
14 | 酸化性固体 | 分類対象外 |
- |
- | - | GHSの定義における液体である。 |
15 | 有機過酸化物 | 分類対象外 |
- |
- | - | -O-O-構造を有していない有機化合物である。 |
16 | 金属腐食性物質 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 |
危険有害性項目 | 分類結果 |
絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 急性毒性(経口) | 区分外 |
- |
- | - | ラットのLD50値、3700 mg/kg(EPA HPV(2005))に基づき、JIS分類基準の区分外(国連分類基準の区分5に相当)とした。 |
1 | 急性毒性(経皮) | 区分外 |
- |
- | - | ウサギの2件のLD50値、>5000 mg/kgおよび>5 ml/kg(>5250 mg/kg(いずれもEPA HPV(2005)))に基づき区分外とした。 |
1 | 急性毒性(吸入:ガス) | 分類対象外 |
- |
- | - | GHSの定義における液体である。 |
1 | 急性毒性(吸入:蒸気) | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 |
1 | 急性毒性(吸入:粉塵、ミスト) | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 |
2 | 皮膚腐食性/刺激性 | 区分2 |
警告 |
H315 |
P302+P352
P332+P313 P264 P280 P321 P362 |
ウサギに試験物質0.5 mLを4時間適用した2件の試験(OECD TG404; GLP)のいずれにおいても、適用後7日間の観察期間を通して紅斑と浮腫が観察され、皮膚一次刺激指数(PII)はそれぞれ4.56/8および3.58/8であった(ECETOC TR66(1995))ことに基づき区分2とした。 |
3 | 眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性 | 区分外 |
- |
- | - | ウサギを用いた2件の試験でいずれも刺激性なし(not irritating)との報告(IUCLID(2000))に基づき、区分外とした。 |
4 | 呼吸器感作性 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 |
4 | 皮膚感作性 | 区分1 |
警告 |
H317 |
P302+P352
P333+P313 P261 P272 P280 P321 P363 P501 |
本物質は感作性物質としてContact Dermatitis(Frosch)(4th, 2006)に掲載されているので区分1とした。なお、モルモットのマキシマイゼーション試験により、感作性あり(sensitizing)または感作性なし(not sensitizing)との相反する結果が複数報告され(IUCLID(2000))、また、ヒトのパッチテストでも同様に相反する結果が報告されている(IUCLID(2000))。 |
5 | 生殖細胞変異原性 | 区分外 |
- |
- | - |
マウスに腹腔内投与後の骨髄細胞を用いた小核試験(体細胞in vivo変異原性試験)における陰性結果(EPA HPV(2005))に基づき、区分外とした。なお、in vitro試験ではエームス試験において陰性(EPA HPV(2005))の報告がある。 |
6 | 発がん性 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 |
7 | 生殖毒性 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 |
8 | 特定標的臓器毒性(単回暴露) | 区分3(麻酔作用) |
警告 |
H336 |
P304+P340
P403+P233 P261 P271 P312 P405 P501 |
ラットの急性経口毒性試験のLD50値は3700 mg/kgであり、2470 mg/kg以上で嗜眠および弛緩状態が認められた(EPA HPV(2005))ことに基づき、区分3(麻酔作用)とした。 |
9 | 特定標的臓器毒性(反復暴露) | 区分2(精巣) |
警告 |
H373 |
P260
P314 P501 |
ラットの90日間経口投与投与試験(2~50 mg/kg/day)において、ガイダンス値区分2に相当する25 mg/kg/day以上で精液瘤と精巣萎縮が見られ、投与終了後の観察期間中も持続したとの所見(EPA HPV(2005))に基づき、区分2(精巣)とした。なお、同一用量で血漿中のコレステロールとコリンエステラーゼ活性の低下も観察されたが、他に関連付けられる所見も得られていないので分類の根拠としなかった。一方、イヌに200 mg/kg/dayまでの用量を13週間経口投与した試験では、試験物質投与に関連する悪影響は報告されていない(EPA HPV(2005))。 |
10 | 吸引性呼吸器有害性 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 |
危険有害性項目 | 分類結果 |
絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | |
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11 | 水生環境有害性(急性) | 区分2 |
- |
H401 |
P273
P501 |
魚類(ゴールデンオルフェ)の96時間LC50 = >2.2~4.6 mg/L(IUCLID, 2000)から、区分2とした。 |
11 | 水生環境有害性(長期間) | 区分2 |
- |
H411 |
P273
P391 P501 |
信頼性のある慢性毒性データが得られていない。急速分解性がなく(BODによる分解度:8%(既存点検, 1995))、急性毒性区分2であることから、区分2とした。 |
12 | オゾン層への有害性 | 分類できない |
- |
- | - | 当該物質はモントリオール議定書の附属書に列記されていないため。 |
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