名称:ジシクロヘキシルアミン・亜硝酸塩
CAS番号:3129-91-7
物質ID: | 20A2134 |
分類実施者: | 厚生労働省・環境省 |
分類実施年度: | 平成20年度 |
使用マニュアル: | 政府向けGHS分類ガイダンス(H20.9.5版) |
危険有害性項目 | 分類結果 | シンボル | 注意喚起語 | 危険有害性情報 | 注意書き | 分類根拠・問題点 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 爆発物 | 分類対象外 | - | - | - | - | 爆発性に関わる原子団を含んでいない。 |
2 | 可燃性/引火性ガス(化学的に不安定なガスを含む) | 分類対象外 | - | - | - | - | GHSの定義による固体である。 |
3 | エアゾール | 分類対象外 | - | - | - | - | エアゾール製品ではない。 |
4 | 支燃性/酸化性ガス | 分類対象外 | - | - | - | - | GHSの定義による固体である。 |
5 | 高圧ガス | 分類対象外 | - | - | - | - | GHSの定義による固体である。 |
6 | 引火性液体 | 分類対象外 | - | - | - | - | GHSの定義による固体である。 |
7 | 可燃性固体 | 区分2 | 警告 | H228: 可燃性固体 |
P370+P378: 火災の場合:消火するために...を使用すること。 P210: 熱/火花/裸火/高温のもののような着火源から遠ざけること。−禁煙。 P240: 容器を接地すること/アースをとること。 P241: 防爆型の電気機器/換気装置/照明機器/...機器を使用すること。 P280: 保護手袋/保護衣/保護眼鏡/保護面を着用すること。 |
UNRTDG 4.1III、ERG 133に属する。 | |
8 | 自己反応性化学品 | 分類できない | - | - | - | - | UNRTDG 4.1に属するが、データがなく分類できない。 |
9 | 自然発火性液体 | 分類対象外 | - | - | - | - | GHSの定義による固体である。 |
10 | 自然発火性固体 | 分類できない | - | - | - | - | データなし。 |
11 | 自己発熱性化学品 | 分類できない | - | - | - | - | データなし。 |
12 | 水反応可燃性化学品 | 分類対象外 | - | - | - | - | 金属または半金属(B, Si, P, Ge, As, Se, Sn, Sb, Te, Bi, Po, At)を含んでいない。 |
13 | 酸化性液体 | 分類対象外 | - | - | - | - | GHSの定義による固体である。 |
14 | 酸化性固体 | 分類できない | - | - | - | - | データなし。 |
15 | 有機過酸化物 | 分類対象外 | - | - | - | - | 分子内に-O-O-構造を含まない有機化合物である。 |
16 | 金属腐食性物質 | 分類できない | - | - | - | - | 固体状の物質に適した試験方法が確立していない。 |
危険有害性項目 | 分類結果 | シンボル | 注意喚起語 | 危険有害性情報 | 注意書き | 分類根拠・問題点 | |
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1 | 急性毒性(経口) | 区分3 | 危険 | H301: 飲み込むと有毒 |
P301+P310: 飲み込んだ場合:直ちに医師に連絡すること。 P264: 取扱後は...よく洗うこと。 P270: この製品を使用するときに、飲食又は喫煙をしないこと。 P321: 特別な処置が必要である(このラベルの...を見よ)。 P330: 口をすすぐこと。 P405: 施錠して保管すること。 P501: 内容物/容器を...に廃棄すること。 |
ラットのLD50 = 200、565 mg/kg bw(GESTIS(Access on Sep. 2008)), LD50=330 mg/kg(RTECS(2006))、LD50=284 mg/kg(SITTIG(5th, 2008))の4つのLD50 のうちそれぞれ2つが区分3と4の範囲にあるが、より厳しい区分3を採用した。 | |
1 | 急性毒性(経皮) | 分類できない | - | - | - | - | ラットのLD50 = 909 mg/kg bw(GESTIS(Access on Sep. 2008))、LDL0 > 2000mg/kg bw(RTECS(2006))とあるが、他に判断する十分な情報がなく分類できないとした。 |
1 | 急性毒性(吸入:ガス) | 分類対象外 | - | - | - | - | GHSの定義による固体である。 |
1 | 急性毒性(吸入:蒸気) | 分類できない | - | - | - | - | データなし。 |
1 | 急性毒性(吸入:粉塵、ミスト) | 分類できない | - | - | - | - | ラットLC= > 90 mg/m3/4H(RTECS(2006))とあるが、他に判断する十分な情報がなく分類できないとした。 |
2 | 皮膚腐食性/刺激性 | 区分外 | - | - | - | - | ラットとウサギにおいて刺激性を示さない(GESTIS(Access on Sep. 2008))、またヒトの皮膚試験において刺激性を示さない(GESTIS(Access on Sep. 2008))との結果に基づき区分外とした。 |
3 | 眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性 | 分類できない | - | - | - | - | ラットおよびウサギを用いた試験において刺激性なし、または軽度の結膜炎(GESTIS(Access on Sep. 2008))とあるが、他に判断する十分な情報がないため分類できないとした。 |
4 | 呼吸器感作性 | 分類できない | - | - | - | - | データなし。 |
4 | 皮膚感作性 | 分類できない | - | - | - | - | データなし。 |
5 | 生殖細胞変異原性 | 分類できない | - | - | - | - | マウスを用いた小核試験で弱陽性の報告(GESTIS(Access on Sep. 2008))があるが、他にin vivo試験のデータがなく、複数指標のin vitro試験の結果もないことから分類できない。なお、in vitro試験ではエームス試験の一部の菌株で陽性結果が報告されている(NTP DB(Access on Sep 2008.))。 |
6 | 発がん性 | 分類できない | - | - | - | - | マウスおよびラットの皮下投与によって投与部位の催腫瘍性が認められている(RTECS(Access on Sep. 2008))が、他にデータがなく分類できない。 |
7 | 生殖毒性 | 分類できない | - | - | - | - | データなし。 |
8 | 特定標的臓器毒性(単回暴露) | 区分1(造血系) | 危険 | H370: 臓器の障害(造血系) |
P307+P311: 暴露した場合:医師に連絡すること。 P260: 粉じん/煙/ガス/ミスト/蒸気/スプレーを吸入しないこと。 P264: 取扱後は...よく洗うこと。 P270: この製品を使用するときに、飲食又は喫煙をしないこと。 P321: 特別な処置が必要である(このラベルの...を見よ)。 P405: 施錠して保管すること。 P501: 内容物/容器を...に廃棄すること。 |
ラットの経口投与試験においてガイダンスの区分2に該当する330 mg/kgの用量(LD50値に相当)において貧血が報告され(RTECS(2005))、ラットの吸入ばく露試験(4時間ばく露)においてガイダンスの区分1に該当する0.03mg/Lの用量でメトヘモグロビンの増加(15.4%)が認められ(GESTIS(access on 9, 2008))、ラットを用いた経口投与試験において区分1に該当する0.03mg/Lの用量でメトヘモグロビンの増加(38.5%)が認められている(GESTIS(access on 9, 2008))ことから区分1(造血系)とした。 | |
9 | 特定標的臓器毒性(反復暴露) | 分類できない | - | - | - | - | ラットの13週経口投与試験において赤血球と白血球数の変化(RTECS(2006))とあるが、他に判断する十分な情報がなく分類できないとした。 |
10 | 吸引性呼吸器有害性 | 分類できない | - | - | - | - | データなし。 |
危険有害性項目 | 分類結果 | シンボル | 注意喚起語 | 危険有害性情報 | 注意書き | 分類根拠・問題点 | |
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11 | 水生環境有害性(急性) | 分類できない | - | - | - | - | データなし。 |
11 | 水生環境有害性(長期間) | 分類できない | - | - | - | - | データなし。 |
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