GHS分類結果 (関係省庁連絡会議 平成18年度事業)

ID751 2-シアノアクリル酸メチル(CAS番号 137-05-3) 分類実施日 H18.5.24 (環境に対する有害性についてはH18.3.31)
使用マニュアル GHS分類マニュアル(H18.2.10 版)

物理化学的危険性

危険・有害性項目 分類結果 シンボル 注意喚起用語 危険有害性情報 分類根拠・問題点
1 火薬類 分類できない - - - データなし。
2 可燃性/引火性ガス 分類対象外 - - - GHS定義による液体。
3 可燃性/引火性エアゾール 分類対象外 - - - エアゾール製品ではない
4 支燃性/酸化性ガス類 分類対象外 - - - GHS定義による液体。
5 高圧ガス 分類対象外 - - - GHS定義による液体。
6 引火性液体 区分4 - 警告
可燃性液体
引火点は83℃(有機化合物辞典,1985)である。
7 可燃性固体 分類対象外 - - - GHS定義による液体。
8 自己反応性物質および混合物 分類できない - - - データなし。
9 自然発火性液体 区分外 - - - 常温の空気と接触しても自然発火はしない(発火点 465℃(有機化合物辞典,1985))。
10 自然発火性固体 分類対象外 - - - GHS定義による液体。
11 自己発熱性物質および混合物 分類できない - - - 試験法が確立していない。
12 水と接触して可燃性/引火性ガスを発生する物質および混合物 分類対象外 - - - 金属または半金属を含んでいない。
13 酸化性液体 分類対象外 - - - フッ素および塩素を含まない。一方、酸素を含むが炭素以外と結合していない。
14 酸化性固体 分類対象外 - - - GHS定義による液体。
15 有機過酸化物 分類対象外 - - - 過酸化物に関わる原子団を含まない。
16 金属腐食性物質 区分外 - - - 鋼およびアルミニウムの両方が容器として使用できる。(HSDB,2005)

健康に対する有害性

危険・有害性項目 分類結果 シンボル 注意喚起用語 危険有害性情報 分類根拠・問題点
1 急性毒性(経口) 区分4 警告を表わす感嘆符のシンボル
警告
飲み込むと有害
ラットLD50=1.6g/kg(ACGIH,2001)に基づき区分4とした。
1 急性毒性(経皮) 区分外 - - - モルモットLD50>11g/kg(ACGIH,2001)に基づき、区分外とした。
1 急性毒性(吸入:ガス) 分類対象外 - - - GHS定義による液体。
1 急性毒性(吸入:蒸気) 区分2 危険を表わす髑髏のシンボル
危険
吸入すると生命に危険
ラットLC50=123ppm(4hr換算値:ACGIH,2001)に基づき、区分2とした。
1 急性毒性(吸入:粉塵、ミスト) 分類できない - - - データなし。
2 皮膚腐食性/刺激性 区分2 警告を表わす感嘆符のシンボル
警告
皮膚刺激
ウサギのDraize testによる重度の刺激性が報告(RTECS,2004)されている。またヒトで繰り返しばく露による皮膚刺激性が報告されている(CICAD,2001; ACGIH,2001)。よって、区分2とした。
3 眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性 2B - - - ウサギ眼への刺激影響は7日以内に回復し(CICAD,2001)、ヒトでも可逆性の眼刺激が報告されている(ACGIH,2001)。よって、区分2Bとした。
4 呼吸器感作性又は皮膚感作性 呼吸器感作性:区分1 皮膚感作性:区分外 (呼吸器感作性)
危険を表わす人物シルエットのシンボル
(皮膚感作性)
(呼吸器感作性)危険

(皮膚感作性)−
(呼吸器感作性)吸入するとアレルギー,喘息または呼吸困難を起こすおそれ

(皮膚感作性)−
日本職業・環境アレルギー学会の「職業性アレルギーの感作性化学物質」リストに掲載されており「気道感作性あり」と記されているので、呼吸器感作性区分1とした。また、皮膚感作性については、モルモット試験において陰性結果が得られている(CICAD,2001;ACGIH,2001)ので、皮膚感作性は区分外とした。
5 生殖細胞変異原性 分類できない - - - データ不足。
6 発がん性 分類できない - - - データ不足。
7 生殖毒性 分類できない - - - データ不足。
8 標的臓器/全身毒性(単回暴露) 区分3(気道刺激性) 警告を表わす感嘆符のシンボル
警告
(気道刺激性)呼吸器への刺激のおそれ
ヒトで喉と気管支の刺激性が報告(CICAD,2001)されていることから、区分3(気道刺激性)とした。
9 標的臓器/全身毒性(反復暴露) 分類できない - - - 区分2ガイダンス濃度で有害影響が認められないことが報告されている(HSDB,2005)が、その他に分類を確定する情報が得られない。
10 吸引性呼吸器有害性 分類できない - - - 動粘性率(40℃)<14mm2/sと考えられる(動粘性率2mm2/s(25℃)(共通情報:その他の情報))が吸引性呼吸器有害性を示すデータは得られていないので分類できないとした。

環境に対する有害性

危険・有害性項目 分類結果 シンボル 注意喚起用語 危険有害性情報 分類根拠・問題点
11 水生環境有害性(急性) 分類できない - - - データがなく分類できない。
11 水生環境有害性(慢性) 分類できない - - - データがなく分類できない。

参考資料

分類マニュアル

技術上の指針

解説・用語集(エクセルファイル(64KB))


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