名称:ハフニウム
CAS番号:7440-58-6
物質ID: | 893 |
分類実施者: | GHS関係省庁連絡会議 |
分類実施年度: | 平成18年度 |
使用マニュアル: | GHS分類マニュアル(H18.2.10版) |
危険有害性項目 | 分類結果 | シンボル | 注意喚起語 | 危険有害性情報 | 注意書き | 分類根拠・問題点 | |
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1 | 爆発物 | 分類対象外 | - | - | - | - | 分子内に爆発性に関連する原子団を含んでいない。 |
2 | 可燃性/引火性ガス(化学的に不安定なガスを含む) | 分類対象外 | - | - | - | - | GHSの定義による固体である。 |
3 | エアゾール | 分類対象外 | - | - | - | - | エアゾール製品ではない。 |
4 | 支燃性/酸化性ガス | 分類対象外 | - | - | - | - | GHSの定義による固体である。 |
5 | 高圧ガス | 分類対象外 | - | - | - | - | GHSの定義による固体である。 |
6 | 引火性液体 | 分類対象外 | - | - | - | - | GHSの定義による固体である。 |
7 | 可燃性固体 | 分類できない | - | - | - | - | 25%以上の含水粉末がUNRTDG クラス4.1に分類されているが、製法および粒径によって燃焼性が変化するため、 該当する製法、粒径のハフニウム粉について、規定の試験を行わなければ判定できない。 |
8 | 自己反応性化学品 | 分類対象外 | - | - | - | - | 分子内に爆発性ならびに自己反応性に関連する原子団を含んでいない。 |
9 | 自然発火性液体 | 分類対象外 | - | - | - | - | GHSの定義による固体である。 |
10 | 自然発火性固体 | 分類できない | - | - | - | - | 乾燥粉末がUNRTDG クラス4.2に分類されているが、粒径等によって著しく性状が変化するため、実試料について規定の試験を行わなければ判定できない。 |
11 | 自己発熱性化学品 | 分類できない | - | - | - | - | 乾燥粉末がUNRTDG クラス4.2に分類されているが、粒径等によって著しく性状が変化するため、実試料について規定の試験を行わなければ判定できない。 |
12 | 水反応可燃性化学品 | 分類できない | - | - | - | - | 湿潤品の燃焼性に関する情報はあるが(Bretherick(J)(5th, 1998)p607)、規定試験法によるデータなし。 |
13 | 酸化性液体 | 分類対象外 | - | - | - | - | GHSの定義による固体である。 |
14 | 酸化性固体 | 分類対象外 | - | - | - | - | 分子内に酸素、フッ素または塩素原子を含んでいない。 |
15 | 有機過酸化物 | 分類対象外 | - | - | - | - | 有機物ではない。 |
16 | 金属腐食性物質 | 分類できない | - | - | - | - | 試験温度である55℃において、気体状または固体状の物質に適した試験方法が確立していない。 |
危険有害性項目 | 分類結果 | シンボル | 注意喚起語 | 危険有害性情報 | 注意書き | 分類根拠・問題点 | |
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1 | 急性毒性(経口) | 分類できない | - | - | - | - | データなし。 |
1 | 急性毒性(経皮) | 分類できない | - | - | - | - | データなし。 |
1 | 急性毒性(吸入:ガス) | 分類対象外 | - | - | - | - | GHSの定義による固体である。 |
1 | 急性毒性(吸入:蒸気) | 分類できない | - | - | - | - | データなし。 |
1 | 急性毒性(吸入:粉塵、ミスト) | 分類できない | - | - | - | - | データなし。 |
2 | 皮膚腐食性/刺激性 | 分類できない | - | - | - | - | データ不足のため分類できない。 |
3 | 眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性 | 分類できない | - | - | - | - | データ不足のため分類できない。 |
4 | 呼吸器感作性 | 分類できない | - | - | - | - | データなし。 |
4 | 皮膚感作性 | 分類できない | - | - | - | - | データなし。 |
5 | 生殖細胞変異原性 | 分類できない | - | - | - | - | データなし。 |
6 | 発がん性 | 分類できない | - | - | - | - | データなし。 |
7 | 生殖毒性 | 分類できない | - | - | - | - | データなし。 |
8 | 特定標的臓器毒性(単回暴露) | 分類できない | - | - | - | - | データ不足のため分類できない。 |
9 | 特定標的臓器毒性(反復暴露) | ハフニウム及びその化合物について、区分2(肝臓) | 警告 | H373: 長期にわたる、又は反復暴露による臓器の障害のおそれ(肝臓) |
P260: 粉じん/煙/ガス/ミスト/蒸気/スプレーを吸入しないこと。 P314: 気分が悪いときは、医師の診断/手当てを受けること。 P501: 内容物/容器を...に廃棄すること。 |
ハフニウムの反復暴露による実験動物での毒性試験データ、ヒトでの職業暴露または疫学調査・症例報告等の情報は得られなかったことから、分類できなかった。 一方、四塩化ハフニウムのラットでの90日間混餌投与試験では、1000ppm(50mg/kg/day相当)群の一部の動物および10000ppm(500mg/kg/day相当)群の大部分の動物の肝臓に影響が認められている(ACGIH 7th, 2001)ことから、ACGIHではハフニウムおよびその化合物の許容濃度勧告値を0.5 mg/m3と設定している。 ACGIHでハフニウム及びその化合物に許容濃度勧告値が設定されていることから、労働安全衛生法第57条の2第1項に定める「名称等を通知すべき有害物」として、ハフニウム及びその化合物を制定した経緯がある。 以上の経緯を考慮し、ACGIHの許容濃度勧告値設定の根拠とされた上記の試験で、区分2のガイダンス値範囲の1000ppm群で肝臓への影響が認められた(ACGIH 7th, 2001)との記述に基づき、ハフニウム及びその化合物について、区分2(肝臓)とした。 | |
10 | 吸引性呼吸器有害性 | 分類できない | - | - | - | - | データなし。 |
危険有害性項目 | 分類結果 | シンボル | 注意喚起語 | 危険有害性情報 | 注意書き | 分類根拠・問題点 | |
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11 | 水生環境有害性(急性) | 分類できない | - | - | - | - | データがなく分類できない。 |
11 | 水生環境有害性(長期間) | 分類できない | - | - | - | - | データがなく分類できない。 |
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