名称:4-アミノ-6-ターシャリ-ブチル-3-メチルチオ-1,2,4-トリアジン-5(4H)オン
CAS番号:21087-64-9
物質ID: | 637 |
分類実施者: | GHS関係省庁連絡会議 |
分類実施年度: | 平成18年度 |
使用マニュアル: | GHS分類マニュアル(H18.2.10版) |
危険有害性項目 | 分類結果 | シンボル | 注意喚起語 | 危険有害性情報 | 注意書き | 分類根拠・問題点 | |
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1 | 爆発物 | 分類対象外 | - | - | - | - | 爆発性に関わる原子団なし。 |
2 | 可燃性/引火性ガス(化学的に不安定なガスを含む) | 分類対象外 | - | - | - | - | GHS定義による固体。 |
3 | エアゾール | 分類対象外 | - | - | - | - | エアゾール製品ではない。 |
4 | 支燃性/酸化性ガス | 分類対象外 | - | - | - | - | GHS定義による固体。 |
5 | 高圧ガス | 分類対象外 | - | - | - | - | GHS定義による固体。 |
6 | 引火性液体 | 分類対象外 | - | - | - | - | GHS定義による固体。 |
7 | 可燃性固体 | 分類できない | - | - | - | - | データなし。 |
8 | 自己反応性化学品 | 分類できない | - | - | - | - | データなし。 |
9 | 自然発火性液体 | 分類対象外 | - | - | - | - | GHS定義による固体。 |
10 | 自然発火性固体 | 区分外 | - | - | - | - | 常温で空気と接触しても自然発火しない(有機化合物辞典(1985))。 |
11 | 自己発熱性化学品 | 分類できない | - | - | - | - | 融点が140℃以下(融点:126℃、有機化合物辞典(1985))であり、試験法を適用できない。 |
12 | 水反応可燃性化学品 | 分類対象外 | - | - | - | - | 金属または半金属を含まない。 |
13 | 酸化性液体 | 分類対象外 | - | - | - | - | GHS定義による固体。 |
14 | 酸化性固体 | 分類対象外 | - | - | - | - | 塩素、フッ素を含まない。酸素は炭素のみに結合している。 |
15 | 有機過酸化物 | 分類対象外 | - | - | - | - | 過酸化物に関わる原子団を含まない。 |
16 | 金属腐食性物質 | 分類できない | - | - | - | - | データなし。 |
危険有害性項目 | 分類結果 | シンボル | 注意喚起語 | 危険有害性情報 | 注意書き | 分類根拠・問題点 | |
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1 | 急性毒性(経口) | 区分5 | - | 警告 | H303: 飲み込むと有害のおそれ | P312: 気分が悪いときは医師に連絡すること。 | ラット雌LD50値が2020mg/kg(農薬抄録)であることから区分5とした。 |
1 | 急性毒性(経皮) | 区分外 | - | - | - | - | ラット経皮毒性試験において 2000mg/kgで死亡が認められないこと(農薬抄録)から区分外とした。 |
1 | 急性毒性(吸入:ガス) | 分類対象外 | - | - | - | - | GHS定義の固体である。 |
1 | 急性毒性(吸入:蒸気) | 分類できない | - | - | - | - | データなし。 |
1 | 急性毒性(吸入:粉塵、ミスト) | 分類できない | - | - | - | - | 雌ラットLC50>0.86mg/Lであり(農薬抄録)、分類できない。 |
2 | 皮膚腐食性/刺激性 | 区分外 | - | - | - | - | ウサギによる皮膚刺激性試験で刺激性は全く見られなかった(農薬抄録)ことに基づき、区分外とした。なお、ヒト皮膚に刺激性がない(HSDB,2005)ことも報告されている。 |
3 | 眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性 | 区分外 | - | - | - | - | ウサギによる眼刺激性試験で眼粘膜に対する刺激性及び角膜に対する反応は生じなかった(農薬抄録)ことに基づき、区分外とした。 |
4 | 呼吸器感作性 | 分類できない | - | - | - | - | データなし。 |
4 | 皮膚感作性 | 区分外 | - | - | - | - | モルモットを用いたFDA法による試験で、感作性は認められなかった(農薬抄録)ことに基づき、区分外とした。なお、ヒトにおいても皮膚感作性がないことが報告されている(HSDB(2005))。 |
5 | 生殖細胞変異原性 | 区分外 | - | - | - | - | マウスの骨髄細胞を用いる小核試験(in vivo)およびチャイニーズハムスターの生殖細胞を用いる遺伝子毒性試験(in vivo)(農薬抄録)で陰性であることに基づき、区分外とした。 |
6 | 発がん性 | 区分外 | - | - | - | - | 既存の分類が、EPA D、ACGIH A4であることに基づき、区分外とした。なお、マウスの発がん性試験においても発がん性は認められていない(農薬抄録)。 |
7 | 生殖毒性 | 区分外 | - | - | - | - | ラットを用いた二世代生殖毒性試験(GLP)において生殖能力への影響はなく、ラットとウサギを用いた催奇形性試験(GLP)においても発生毒性は認めらてれないこと(農薬抄録)によって区分外とした。 |
8 | 特定標的臓器毒性(単回暴露) | 区分外 | - | - | - | - | ラットにおける経口、経皮、吸入の何れの経路においても軽微な影響しか報告されていない(農薬抄録)ことに基づき、区分外とした。 |
9 | 特定標的臓器毒性(反復暴露) | 区分外 | - | - | - | - | ラット90日間経口投与で臓器重量の変化が報告されているが、区分2のガイダンス値の上限(100mg/kg)を越えた105mg/kgの用量において他の重篤な有害影響は観察されていない(農薬抄録)。よって、区分外とした。 |
10 | 吸引性呼吸器有害性 | 分類できない | - | - | - | - | データがない。 |
危険有害性項目 | 分類結果 | シンボル | 注意喚起語 | 危険有害性情報 | 注意書き | 分類根拠・問題点 | |
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11 | 水生環境有害性(急性) | 区分1 | 警告 | H400: 水生生物に非常に強い毒性 |
P273: 環境への放出を避けること。 P391: 漏出物を回収すること。 P501: 内容物/容器を...に廃棄すること。 |
藻類(緑藻)のErC50=29.4μg/L(農薬登録申請資料、2004)から、区分1とした。 | |
11 | 水生環境有害性(長期間) | 区分1 | 警告 | H410: 長期継続的影響によって水生生物に非常に強い毒性 |
P273: 環境への放出を避けること。 P391: 漏出物を回収すること。 P501: 内容物/容器を...に廃棄すること。 |
急性毒性が区分1、生物蓄積性が低いと推定されるものの(log Kow=1.7(PHYSPROP Database、2005))、急速分解性がないと推定される(BIOWIN)ことから、区分1とした。 |
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