名称:クロロジフルオロメタン
CAS番号:75-45-6
物質ID: | 114 |
分類実施者: | GHS関係省庁連絡会議 |
分類実施年度: | 平成18年度 |
使用マニュアル: | GHS分類マニュアル(H18.2.10版) |
危険有害性項目 | 分類結果 | シンボル | 注意喚起語 | 危険有害性情報 | 注意書き | 分類根拠・問題点 | |
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1 | 爆発物 | 分類対象外 | - | - | - | - | GHSの定義による気体。 |
2 | 可燃性/引火性ガス(化学的に不安定なガスを含む) | 区分外 | - | - | - | - | 国連危険物輸送勧告:クラス 2.2 に分類されており、また、Nonflammable(PATTY(5th, 2001)vol.5)、難燃性気体(ホンメル(1991))とされているため、区分外とした。 【特記】 特に高いエネルギーを持つ発火源によってのみ発火(ホンメル(1991))。加圧下では、50%空気との混合気は着火しにくいが可燃性である(Bretherick(J)(1998))。特定の条件下で可燃性(ICSC(J)(2002))。 |
3 | エアゾール | 分類対象外 | - | - | - | - | エアゾール製品ではない。 |
4 | 支燃性/酸化性ガス | 区分外 | - | - | - | - | 国連危険物輸送勧告:クラス 2.2 に分類されている。 |
5 | 高圧ガス | 液化ガス | 警告 | H280: 高圧ガス:熱すると爆発のおそれ | P410+P403: 日光から遮断し、換気の良い場所で保管すること。 | 20℃での蒸気圧が3気圧を超え、臨界温度も65℃より高いことから、液化ガスとした。 | |
6 | 引火性液体 | 分類対象外 | - | - | - | - | GHSの定義による気体。 |
7 | 可燃性固体 | 分類対象外 | - | - | - | - | GHSの定義による気体。 |
8 | 自己反応性化学品 | 分類対象外 | - | - | - | - | GHSの定義による気体。 |
9 | 自然発火性液体 | 分類対象外 | - | - | - | - | GHSの定義による気体。 |
10 | 自然発火性固体 | 分類対象外 | - | - | - | - | GHSの定義による気体。 |
11 | 自己発熱性化学品 | 分類対象外 | - | - | - | - | GHSの定義による気体。 |
12 | 水反応可燃性化学品 | 分類対象外 | - | - | - | - | GHSの定義による気体。 |
13 | 酸化性液体 | 分類対象外 | - | - | - | - | GHSの定義による気体。 |
14 | 酸化性固体 | 分類対象外 | - | - | - | - | GHSの定義による気体。 |
15 | 有機過酸化物 | 分類対象外 | - | - | - | - | GHSの定義による気体。 |
16 | 金属腐食性物質 | 分類できない | - | - | - | - | 判定するための試験法が確立されていない。 |
危険有害性項目 | 分類結果 | シンボル | 注意喚起語 | 危険有害性情報 | 注意書き | 分類根拠・問題点 | |
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1 | 急性毒性(経口) | 分類できない | - | - | - | - | データなし。 |
1 | 急性毒性(経皮) | 分類できない | - | - | - | - | データなし。 |
1 | 急性毒性(吸入:ガス) | 区分外 | - | - | - | - | ラット吸入 LC50 = 220000 ppm(4hr)(PATTY(5th, 2001)vol.5)に基づき、区分外とした。 |
1 | 急性毒性(吸入:蒸気) | 分類対象外 | - | - | - | - | GHSの定義による気体。 |
1 | 急性毒性(吸入:粉塵、ミスト) | 分類対象外 | - | - | - | - | GHSの定義による気体。 |
2 | 皮膚腐食性/刺激性 | 区分3 | - | 警告 | H316: 軽度の皮膚刺激 | P332+P313: 皮膚刺激が生じた場合:医師の診断/手当てを受けること。 | ウサギの試験において、閉塞条件下で液体状で投与した場合にのみ刺激性があること(EHC 126(1991))、及び、ラットの繰り返しばく露でも紅斑とわずかな浮腫(EHC 126(1991)、CERI ハザードデータ集(1996))が見られたことから、区分3 とした。 【注記】 冷媒効果による凍傷という報告(ICSC(J)(2002))もある。 |
3 | 眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性 | 区分2B | - | 警告 | H320: 眼刺激 |
P305+P351+P338: 眼に入った場合:水で数分間注意深く洗うこと。次にコンタクトレンズを着用していて容易に外せる場合は外すこと。その後も洗浄を続けること。 P337+P313: 眼の刺激が続く場合:医師の診断/手当てを受けること。 P264: 取扱後は...よく洗うこと。 |
ウサギの試験で、slightly irritating to the eyes(PATTY(5th, 2001)vol.5)とされているので、区分2B とした。 |
4 | 呼吸器感作性 | 分類できない | - | - | - | - | データなし。 |
4 | 皮膚感作性 | 区分外 | - | - | - | - | モルモットでのマキシマイゼーション法の変法による試験において感作性がないとの記載(CERI ハザードデータ集(1996)、EHC 126(1991)、PATTY(5th, 2001)vol.5)に基づき、区分外とした。 |
5 | 生殖細胞変異原性 | 区分外 | - | - | - | - | in vivo 試験(ラット、マウスを用いる優性致死試験、ラット、マウス骨髄細胞を用いる染色体異常試験)で陰性(PATTY(5th, 2001)vol.5, IARC 41(1988), EHC 126(1991))のため、区分外とした。 |
6 | 発がん性 | 区分外 | - | - | - | - | IARC 分類が3、ACGIH 評価がA4 であることから、区分外とした。 |
7 | 生殖毒性 | 区分1B | 危険 | H360: 生殖能又は胎児への悪影響のおそれ |
P308+P313: 暴露又は暴露の懸念がある場合:医師の診断/手当てを受けること。 P201: 使用前に取扱説明書を入手すること。 P202: 全ての安全注意を読み理解するまで取り扱わないこと。 P281: 指定された個人用保護具を使用すること。 P405: 施錠して保管すること。 P501: 内容物/容器を...に廃棄すること。 |
ラットで親動物に一般毒性が認められない用量で、無眼球症と小眼球症の僅かだが有意な増加が報告されている(DFGOT vol.3(1991), IRIS(1993))ことから、区分1Bとした。 | |
8 | 特定標的臓器毒性(単回暴露) | 区分3(麻酔作用) | 警告 | H336: 眠気又はめまいのおそれ(麻酔作用) |
P304+P340: 吸入した場合:空気の新鮮な場所に移し、呼吸しやすい姿勢で休息させること。 P403+P233: 換気の良い場所で保管すること。容器を密閉しておくこと。 P261: 粉じん/煙/ガス/ミスト/蒸気/スプレーの吸入を避けること。 P271: 屋外又は換気の良い場所でのみ使用すること。 P312: 気分が悪いときは医師に連絡すること。 P405: 施錠して保管すること。 P501: 内容物/容器を...に廃棄すること。 |
動物実験(ラット、モルモット、サル)で、麻酔作用(ACGIH(2001), PATTY(5th, 2001)vol.5)が報告されているため、区分3(麻酔作用)とした。 | |
9 | 特定標的臓器毒性(反復暴露) | 分類できない | - | - | - | - | データ不足のため、分類できないとした。 |
10 | 吸引性呼吸器有害性 | 分類対象外 | - | - | - | - | GHSの定義による気体である。 |
危険有害性項目 | 分類結果 | シンボル | 注意喚起語 | 危険有害性情報 | 注意書き | 分類根拠・問題点 | |
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11 | 水生環境有害性(急性) | 分類できない | - | - | - | - | データ不足のため分類できない。 |
11 | 水生環境有害性(長期間) | 分類できない | - | - | - | - | データ不足のため分類できない。 |
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