参考資料
解説・用語集(エクセルファイル(64KB))
| ID501 メタクリル酸2-(ジメチルアミノ)エチル(CAS番号 2867-47-2) | 分類実施日 | H18.8.22 (環境に対する有害性についてはH18.3.31) |
| 使用マニュアル | GHS分類マニュアル(H18.2.10 版) |
| 危険・有害性項目 | 分類結果 | シンボル | 注意喚起用語 | 危険有害性情報 | 分類根拠・問題点 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 火薬類 | 分類対象外 | - | - | - | 爆発性に関する原子団を含まない。 |
| 2 | 可燃性/引火性ガス | 分類対象外 | - | - | - | GHSの定義における液体である。 |
| 3 | 可燃性/引火性エアゾール | 分類対象外 | - | - | - | エアゾール製品でない。 |
| 4 | 支燃性/酸化性ガス類 | 分類対象外 | - | - | - | GHSの定義における液体である。 |
| 5 | 高圧ガス | 分類対象外 | - | - | - | GHSの定義における液体である。 |
| 6 | 引火性液体 | 区分4 | - | 警告 |
可燃性液体 |
NFPA(13th,2002)による引火点は74℃(開放式)であり、「区分4」に該当する。 |
| 7 | 可燃性固体 | 分類対象外 | - | - | - | GHSの定義における液体である。 |
| 8 | 自己反応性物質および混合物 | 区分外 | - | - | - | 化学構造に不飽和結合(オレフィン)を含むが、データがなく分類できない。国連危険物輸送勧告がクラス・区分6.1(国連番号2522)。 |
| 9 | 自然発火性液体 | 区分外 | - | - | - | データがなく分類できない。国連危険物輸送勧告がクラス・区分6.1(国連番号2522)。 |
| 10 | 自然発火性固体 | 分類対象外 | - | - | - | GHSの定義における液体である。 |
| 11 | 自己発熱性物質および混合物 | 分類できない | - | - | - | 液体状の物質に適した試験方法が確立していない。 |
| 12 | 水と接触して可燃性/引火性ガスを発生する物質および混合物 | 分類対象外 | - | - | - | 金属または半金属(B, Si, P, Ge, As, Se, Sn, Sb, Te, Bi, Po, At)を含まない。 |
| 13 | 酸化性液体 | 分類対象外 | - | - | - | フッ素および塩素を含まず、酸素を含む有機化合物であるが、この酸素が炭素、水素以外の元素と化学結合していない。 |
| 14 | 酸化性固体 | 分類対象外 | - | - | - | GHSの定義における液体である。 |
| 15 | 有機過酸化物 | 分類対象外 | - | - | - | -O-O-構造を含まない有機化合物である。 |
| 16 | 金属腐食性物質 | 区分外 | - | - | - | データがなく分類できない。国連危険物輸送勧告がクラス・区分6.1(国連番号2522)。 |
| 危険・有害性項目 | 分類結果 | シンボル | 注意喚起用語 | 危険有害性情報 | 分類根拠・問題点 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 急性毒性(経口) | 区分4 | ![]() |
警告 |
飲み込むと有害 |
ラットを用いた経口投与試験のLD50=1,751 mg/kg、2,659 mg/kg、1,550 mg/kg (SIDS (2003)) から計算式を適用して得られた 1,550 mg/kg に基づき、区分4とした。 |
| 1 | 急性毒性(経皮) | 分類できない | - | - | - | データ不足のため分類できない。 |
| 1 | 急性毒性(吸入:ガス) | 分類対象外 | - | - | - | GHSの定義による液体であるため、ガスでの吸入は想定されず、分類対象外とした。 |
| 1 | 急性毒性(吸入:蒸気) | 区分1 | ![]() |
危険 |
吸入すると生命に危険 |
ラットを用いた吸入暴露試験のLC50(4時間)=0.62 mg/L (95 ppmに相当) (SIDS (2003)) は、飽和蒸気圧250Pa (20℃) における飽和蒸気圧濃度2,480 ppm の90%よりも低い値であるため、「ミストがほとんど混在しない蒸気」としてppmの基準値で分類し、区分1とした。 |
| 1 | 急性毒性(吸入:粉塵、ミスト) | 分類できない | - | - | - | データなし |
| 2 | 皮膚腐食性/刺激性 | 区分1A-1C | ![]() |
危険 |
重篤な皮膚の薬傷・眼の損傷 |
SIDS (2003) のウサギを用いた皮膚刺激性試験の結果の記述に、「試験直後から重度の紅斑、浮腫、壊死が観察され、72時間後まで症状が持続した。本物質は皮膚腐食性があると考えられた。」とあることから、区分1A-1Cとした。細区分を行う必要がある場合は、安全性の観点から、1Aとした方が望ましい。 |
| 3 | 眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性 | 区分1 | ![]() |
危険 |
重篤な眼の損傷 |
SIDS (2003) のウサギを用いた眼刺激性試験の結果の記述に、「投与後2時間以内に、すべての動物に、重度の角膜、虹彩、結膜の障害がみられた。本物質は眼腐食性を示すと考えられた。」とあることから、区分1とした。 |
| 4 | 呼吸器感作性又は皮膚感作性 | 呼吸器感作性:分類できない 皮膚感作性:区分外 | - | (呼吸器感作性)− (皮膚感作性)− |
(呼吸器感作性)− (皮膚感作性)− |
呼吸器感作性:データなし 皮膚感作性: SIDS(2003)のモルモットを用いた、OECD605 に基づく試験結果の記述に、「感作性によって引き起こされる皮膚の反応は見られなかった。」「陰性」とあり、CERIハザードデータ集 2001-55 (2002) のモルモットを用いたMaximization法に基づいた試験結果の記述にも「感作性はみられなかった」とあるため、区分外とした。 |
| 5 | 生殖細胞変異原性 | 区分外 | - | - | - | 厚労省報告 (1998)、SIDS (2003)、CERIハザードデータ集2001-55 (2002) の記述から、経世代変異原性試験なし、生殖細胞in vivo変異原性試験なし、体細胞in vivo変異原性試験 (小核試験) で陰性であることから、区分外とした。 |
| 6 | 発がん性 | 分類できない | - | - | - | データなし |
| 7 | 生殖毒性 | 区分2 | ![]() |
警告 |
生殖能または胎児への悪影響のおそれの疑い |
厚労省報告 (1998)、CERIハザードデータ集2001-55 (2002)、SIDS (2003) の記述から、親動物に一般毒性を示す用量で、母性行動がみられたが、母動物の哺育機能障害に起因したと考えられる受乳状態の不良がみられ、新生児の死亡が増加したことから、区分2とした。 |
| 8 | 標的臓器/全身毒性(単回暴露) | 区分3(麻酔作用) | ![]() |
警告 |
(麻酔作用)眠気またはめまいのおそれ |
実験動物については、「自発運動低下、鎮静」(SIDS (2003))の記述から、麻酔作用を有すると考えられた。 以上より、分類は区分3(麻酔作用)とした。 |
| 9 | 標的臓器/全身毒性(反復暴露) | 分類できない | - | - | - | データ不足のため分類できない |
| 10 | 吸引性呼吸器有害性 | 分類できない | - | - | - | データなし |
| 危険・有害性項目 | 分類結果 | シンボル | 注意喚起用語 | 危険有害性情報 | 分類根拠・問題点 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 11 | 水生環境有害性(急性) | 区分2 | - | - | 水生生物に毒性 | 藻類(セレナストラム)の72時間ErC50=9mg/L(環境省生態影響試験、1997)から、区分2とした。 |
| 11 | 水生環境有害性(慢性) | 区分外 | - | - | - | 急速分解性があり(加水分解してメタクリル酸(BODによる分解度:91%)およびN-ジメチル-N-エタノールアミン(BODによる分解度:60.5%)を生成(既存化学物質安全性点検データ))、かつ生物蓄積性が低いと推定される(log Kow=0.97(PHYSPROP Database、2005))ことから、区分外とした。 |