GHS分類結果 (経済産業省平成19年度事業)
(パブリックコメントの検討に基づく3省GHS分類見直し)

ID494 ポリ(オキシエチレン)=ノニルフェニルエーテル(CAS番号 9016-45-9) 分類実施日 H20.2.28

健康に対する有害性

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危険・有害性項目 分類結果 シンボル 注意喚起用語 危険有害性情報 分類根拠・問題点
1 急性毒性(経口)          
1 急性毒性(経皮)          
1 急性毒性(吸入:ガス)          
1 急性毒性(吸入:蒸気)          
1 急性毒性(吸入:粉塵、ミスト)          
2 皮膚腐食性/刺激性          
3 眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性          
4 呼吸器感作性又は皮膚感作性          
5 生殖細胞変異原性          
6 発がん性          
7 生殖毒性          
8 標的臓器/全身毒性(単回暴露)          
9 標的臓器/全身毒性(反復暴露) 区分2(心血管系)
警告 長期ないし反復暴露による臓器(心血管系)の障害のおそれ 初期リスク評価書 No.96 (2005)によれば、「雌の肝臓の相対重量増加、病理組織学的検査で、雌雄の肝細胞の脂肪変化」が、ラット90日間経口投与試験において、250 mg/kg/日以上で認められている。しかし、250 mg/kg/日は「区分2」のガイダンス値範囲外である。よって、肝臓は反復暴露の特定標的臓器には含まれない。
また、Smyth and Calandra(1969)の文献によれば、心筋の巣状壊死はイヌだけでなくモルモットにも認められている。イヌを用いるNPE20経口投与試験においては、心筋の巣状壊死が、0.20 g/kg/日群(34日間投与)、0.04 g/kg/日群(90日間投与)で認められており、これらの投与量はいずれも、投与期間に変換後の「区分2」のガイダンス値範囲内である。
パブリックコメントではEO付加モルに分けてGHS分類を考えるべきと指摘されているが、EO付加モルを限定していない本物質“ポリ(オキシエチレン)=ノニルフェニルエーテル”としては、有害性の最も高い分類を採用せざるをえない。よって、イヌを用いるNPE20経口投与試験において、心筋の巣状壊死が「区分2」に相当するガイダンス値の範囲で認められたことから、GHS分類は「区分2(心血管系)」とするのが妥当と考える。
10 吸引性呼吸器有害性          

参考資料

分類マニュアル

技術上の指針

解説・用語集(エクセルファイル(64KB))


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