GHS分類結果 (関係省庁連絡会議 平成18年度事業)

ID422 N,N-ジメチルドデシルアミン=N-オキシド(CAS番号 1643-20-5) 分類実施日 H18.6.20 (環境に対する有害性についてはH19.1.25)
使用マニュアル GHS分類マニュアル(H18.2.10 版)

物理化学的危険性

危険・有害性項目 分類結果 シンボル 注意喚起用語 危険有害性情報 分類根拠・問題点
1 火薬類 区分外 - - - N-オキシド類であり爆発性に関する原子団を含むが、酸素収支の計算値が-296であり火薬類に該当しない。
2 可燃性/引火性ガス 分類対象外 - - - GHSの定義における固体である。
3 可燃性/引火性エアゾール 分類対象外 - - - エアゾール製品でない。
4 支燃性/酸化性ガス類 分類対象外 - - - GHSの定義における固体である。
5 高圧ガス 分類対象外 - - - GHSの定義における固体である。
6 引火性液体 分類対象外 - - - GHSの定義における固体である。
7 可燃性固体 分類できない - - - データなし。
8 自己反応性物質および混合物 分類できない - - - N-オキシド類であり爆発性に関する原子団を含むが、データがなく分類できない。
9 自然発火性液体 分類対象外 - - - GHSの定義における固体である。
10 自然発火性固体 分類できない - - - データなし。
11 自己発熱性物質および混合物 分類できない - - - 液体状の物質に適した試験方法が確立していない(融点53℃(Howard,1997)、試験温度140℃)。
12 水と接触して可燃性/引火性ガスを発生する物質および混合物 分類対象外 - - - 金属または半金属(B, Si, P, Ge, As, Se, Sn, Sb, Te, Bi, Po, At)を含まない。
13 酸化性液体 分類対象外 - - - GHSの定義における固体である。
14 酸化性固体 分類できない - - - 炭素、水素以外の元素と化学結合している酸素を含む有機化合物であるが、データがなく分類できない。
15 有機過酸化物 分類対象外 - - - -O-O-構造を含まない有機化合物である。
16 金属腐食性物質 分類できない - - - 固体状の物質に適した試験方法が確立していない。

健康に対する有害性

危険・有害性項目 分類結果 シンボル 注意喚起用語 危険有害性情報 分類根拠・問題点
1 急性毒性(経口) 区分外 - - - ラットを用いた経口投与試験の LD50>7,450 mg/kg (CERI ハザードデータ集 2001-26 (2002)) に基づき、区分外とした。
1 急性毒性(経皮) 分類できない - - - データなし
1 急性毒性(吸入:ガス) 分類対象外 - - - GHSの定義による固体であるため、ガスでの吸入は想定できず、分類対象外とした。
1 急性毒性(吸入:蒸気) 分類できない - - - データなし
1 急性毒性(吸入:粉塵、ミスト) 分類できない - - - データなし
2 皮膚腐食性/刺激性 区分2 警告を表わす感嘆符のシンボル
警告
皮膚刺激
CERI ハザードデータ集 2001-26 (2002) のウサギを用いた皮膚刺激性試験の結果の記述に、24時間適用で「強度の刺激性がみられた」とあることから、皮膚に強度の刺激性を与えるものと考え、区分2とした。
3 眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性 区分2A 警告を表わす感嘆符のシンボル
警告
強い眼刺激
CERI ハザードデータ集 2001-26 (2002) のウサギを用いた眼刺激性試験の結果の記述に、「強度の刺激性を示した」とあることから、眼に対して強度の刺激性を有すると考え、区分2Aとした。
4 呼吸器感作性又は皮膚感作性 呼吸器感作性:分類できない       皮膚感作性:分類できない - (呼吸器感作性)−
(皮膚感作性)−
(呼吸器感作性)−
(皮膚感作性)−
呼吸器感作性:データなし
皮膚感作性:  データなし
5 生殖細胞変異原性 分類できない - - - CERI ハザードデータ集 2001-26 (2002)の記述から、経世代変異原性試験なし、生殖細胞/体細胞in vivo変異原性試験なし、生殖細胞/体細胞in vivo遺伝毒性試験なし、in vitro変異原性試験で複数指標の(強)陽性結果なし、であることから分類できないとした。
6 発がん性 分類できない - - - データ不足のため分類できない。
7 生殖毒性 分類できない - - - データなし
8 標的臓器/全身毒性(単回暴露) 分類できない - - - データなし
9 標的臓器/全身毒性(反復暴露) 分類できない - - - データなし
10 吸引性呼吸器有害性 分類できない - - - データなし

環境に対する有害性

危険・有害性項目 分類結果 シンボル 注意喚起用語 危険有害性情報 分類根拠・問題点
11 水生環境有害性(急性) 区分1 警告を表わす水生生物と毒物のシンボル
警告 水生生物に非常に強い毒性 藻類(セレナストラム)の24-72時間ErC50=0.081mg/L(CERI・NITE有害性評価書(暫定版)、2006)から、区分1とした。
11 水生環境有害性(慢性) 分類できない - - - 急性毒性が区分1、急速分解性があるものの(BODによる分解度:63%(既存化学物質安全性点検データ))、生物蓄積性に関する信頼できるデータが得られていないため、分類できない。

参考資料

分類マニュアル

技術上の指針

解説・用語集(エクセルファイル(64KB))


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