参考資料
解説・用語集(エクセルファイル(64KB))
| ID72 N-メチルカルバミン酸2−イソプロポキシフェニル(CAS番号 114-26-1) | 分類実施日 | H18.6.20 (環境に対する有害性についてはH18.3.31) |
| 使用マニュアル | GHS分類マニュアル(H18.2.10 版) |
| 危険・有害性項目 | 分類結果 | シンボル | 注意喚起用語 | 危険有害性情報 | 分類根拠・問題点 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 火薬類 | 分類対象外 | - | - | - | 分子内に爆発性に関連する原子団を含んでいない。 |
| 2 | 可燃性/引火性ガス | 分類対象外 | - | - | - | GHSの定義における固体である。 |
| 3 | 可燃性/引火性エアゾール | 分類対象外 | - | - | - | エアゾール製品ではない。 |
| 4 | 支燃性/酸化性ガス類 | 分類対象外 | - | - | - | GHSの定義における固体である。 |
| 5 | 高圧ガス | 分類対象外 | - | - | - | GHSの定義における固体である。 |
| 6 | 引火性液体 | 分類対象外 | - | - | - | GHSの定義における固体である。 |
| 7 | 可燃性固体 | 分類できない | - | - | - | 特定条件下で可燃性との情報があるが (ICSC(J) (1994))、 規定試験法によるデータなし。 |
| 8 | 自己反応性物質および混合物 | 分類対象外 | - | - | - | 分子内に爆発性ならびに自己反応性に関連する原子団を含んでいない。 |
| 9 | 自然発火性液体 | 分類対象外 | - | - | - | GHSの定義における固体である。 |
| 10 | 自然発火性固体 | 分類できない | - | - | - | データなし |
| 11 | 自己発熱性物質および混合物 | 分類できない | - | - | - | 試験温度の140℃において、液体または気体となる物質に適した試験方法が確立していない。 |
| 12 | 水と接触して可燃性/引火性ガスを発生する物質および混合物 | 分類対象外 | - | - | - | 分子内に金属または半金属を含んでいない。 |
| 13 | 酸化性液体 | 分類対象外 | - | - | - | GHSの定義における固体である。 |
| 14 | 酸化性固体 | 分類対象外 | - | - | - | 分子内にフッ素または塩素を含んでいない。酸素を含むが、この酸素は炭素、水素以外の元素と化学結合していない。 |
| 15 | 有機過酸化物 | 分類対象外 | - | - | - | 分子内に−O−O−構造を含んでいない。 |
| 16 | 金属腐食性物質 | 分類できない | - | - | - | 試験温度である55℃において、気体状または固体状の物質に適した試験方法が確立していない。 |
| 危険・有害性項目 | 分類結果 | シンボル | 注意喚起用語 | 危険有害性情報 | 分類根拠・問題点 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 急性毒性(経口) | 区分3 | ![]() |
危険 |
飲み込むと有毒 |
ラットLD50値:83mg/kg(ACGIH 7th, 2001)に基づき、区分3とした。 |
| 1 | 急性毒性(経皮) | 分類できない | - | - | - | ラットLD50値:>2400mg/kg(ACGIH 7th, 2001)のデータのみからは区分が特定できないため、データ不足のため分類できないとした。 |
| 1 | 急性毒性(吸入:ガス) | 分類対象外 | - | - | - | GHSの定義による固体である。 |
| 1 | 急性毒性(吸入:蒸気) | 分類できない | - | - | - | データなし |
| 1 | 急性毒性(吸入:粉塵、ミスト) | 区分2 | ![]() |
危険 |
吸入すると生命に危険 |
ラットLC50(1時間)値:1.44mg/L(4時間換算値0.36mg/L)(RTECS, 2005、HSDB, 2005)、LC50(4時間、aerosol)値:>0.5mg/L(IUCLID, 2000、HSDB, 2005)、LC50(4時間、dust)値:0.654mg/L(IUCLID, 2000)および>0.654mg/L(HSDB, 2005)に基づき、計算を適用した。計算値は最低値よりも小さかったことから、最低値の0.36mg/Lを採用し、区分2とした。 |
| 2 | 皮膚腐食性/刺激性 | 分類できない | - | - | - | IUCLID (2000)にウサギで皮膚刺激性がなかったとの記述、HSDB (2005)にラットで皮膚刺激性がなかったとの記述があるが、区分外とするにはPriority 1において明確に有害性を否定する記述がないことから、分類できないとした。 |
| 3 | 眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性 | 区分2B | - | 警告 |
眼刺激 |
IUCLID (2000)のウサギの眼にごく軽度な刺激性が認められたとの記述から、区分2Bとした。 |
| 4 | 呼吸器感作性又は皮膚感作性 | 呼吸器:分類できない、皮膚:分類できない | - | - | - | 呼吸器:データなし 皮膚:IUCLID (2000)にモルモットを用いたBuehler testおよびmaximization testにおいて感作性は認められなかったとの記述があるが、区分外とするにはPriority 1において明確に有害性を否定する記述がないことから、分類できないとした。 |
| 5 | 生殖細胞変異原性 | 区分1B | ![]() |
危険 |
遺伝性疾患のおそれ |
生殖細胞を用いるin vivo経世代変異原性試験であるマウスを用いた優性致死試験で陽性の結果(RTECS, 2005)があることから、区分1Bとした。 |
| 6 | 発がん性 | 区分2 | ![]() |
警告 |
発がんのおそれの疑い |
ACGIHでA3に分類されてる(ACGIH 7th, 2001)ことから、区分2とした。 |
| 7 | 生殖毒性 | 区分外 | - | - | - | IRIS (2005)のラットを用いた妊娠中経口投与試験において母動物に一般毒性が認められる用量でも明確な生殖毒性が認められなかったとの記述、ならびに親動物の一般毒性に関する記述はないがラットを用いた3世代繁殖試験において明確な生殖毒性が認められなかったとの記述から、区分外とした。 |
| 8 | 標的臓器/全身毒性(単回暴露) | 区分1(神経系) | ![]() |
危険 |
臓器(神経系)の障害 |
ACGIH (7th, 2001)およびIRIS (2005)のヒト暴露例にコリンエステラーゼ活性抑制およびこれに関連する神経症状が認められたとの記述から、区分1(神経系)とした。 |
| 9 | 標的臓器/全身毒性(反復暴露) | 区分1(神経系)、区分2(膀胱) | ![]() |
危険 警告 |
長期または反復暴露による臓器(神経系)の障害 長期または反復暴露による臓器(膀胱)の障害のおそれ |
ACGIH (7th, 2001)のラットを用いた28日間経口投与試験において症状を伴ったコリンエステラーゼ活性抑制が、またラットを用いた12週間吸入暴露試験において脳コリンエステラーゼ活性の低下がそれぞれ区分1のガイダンス値範囲の投与量で認められたとの記述、IRIS (2005)のラットを用いた2年間慢性毒性試験において膀胱の尿路上皮の過形成(urothelial hyperplasia)が区分2のガイダンス値範囲の投与量で認められたとの記述から、区分1(神経系)、区分2(膀胱)とした。 |
| 10 | 吸引性呼吸器有害性 | 分類できない | - | - | - | データなし |
| 危険・有害性項目 | 分類結果 | シンボル | 注意喚起用語 | 危険有害性情報 | 分類根拠・問題点 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 11 | 水生環境有害性(急性) | 区分1 | ![]() |
警告 | 水生生物に非常に強い毒性 | 甲殻類(ヨコエビ科)の96時間LC50=34μg/L(HSDB、2004)から、区分1とした。 |
| 11 | 水生環境有害性(慢性) | 区分1 | ![]() |
警告 | 長期的影響により水生生物に非常に強い毒性 | 急性毒性が区分1、生物蓄積性が低いと推定されるものの(log Kow=1.52(PHYSPROP Database、2005))、急速分解性がない(BODによる分解度:5%(既存化学物質安全性点検データ))ことから、区分1とした。 |