参考資料
解説・用語集(エクセルファイル(64KB))
| ID65 クロム酸ナトリウム(CAS番号 7775-11-3) | 分類実施日 | H20.2.22 |
| 使用マニュアル | GHS分類マニュアル(H18.2.10 版)、技術上の指針(H17.12.6版) |
| 危険・有害性項目 | 分類結果 | シンボル | 注意喚起用語 | 危険有害性情報 | 分類根拠・問題点 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 火薬類 | 分類対象外 | - | - | - | 爆発性に関する原子団を含まない。 |
| 2 | 可燃性/引火性ガス | 分類対象外 | - | - | - | GHSの定義における固体である。 |
| 3 | 可燃性/引火性エアゾール | 分類対象外 | - | - | - | エアゾール製品でない。 |
| 4 | 支燃性/酸化性ガス類 | 分類対象外 | - | - | - | GHSの定義における固体である。 |
| 5 | 高圧ガス | 分類対象外 | - | - | - | GHSの定義における固体である。 |
| 6 | 引火性液体 | 分類対象外 | - | - | - | GHSの定義における固体である。 |
| 7 | 可燃性固体 | 区分外 | - | - | - | 不燃性の無機化合物(Not combustible(ICSC)との情報がある。) |
| 8 | 自己反応性物質および混合物 | 分類対象外 | - | - | - | 爆発性または自己反応性に関する原子団を含まない。 |
| 9 | 自然発火性液体 | 分類対象外 | - | - | - | GHSの定義における固体である。 |
| 10 | 自然発火性固体 | 区分外 | - | - | - | 不燃性の無機化合物 |
| 11 | 自己発熱性物質および混合物 | 区分外 | - | - | - | 不燃性の無機化合物 |
| 12 | 水と接触して可燃性/引火性ガスを発生する物質および混合物 | 区分外 | - | - | - | 水に溶解した製品がある。 |
| 13 | 酸化性液体 | 分類対象外 | - | - | - | GHSの定義における固体である。 |
| 14 | 酸化性固体 | 分類できない | - | - | - | データ不足で分類できない。 |
| 15 | 有機過酸化物 | 分類対象外 | - | - | - | 無機化合物である。 |
| 16 | 金属腐食性物質 | 分類できない | - | - | - | データなし |
| 危険・有害性項目 | 分類結果 | シンボル | 注意喚起用語 | 危険有害性情報 | 分類根拠・問題点 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 急性毒性(経口) | 区分2 | ![]() |
危険 | 飲み込むと生命に危険 | 経口投与によるラットLD50=40mg/kgから(EU-RAR (2005))、区分2とした。 |
| 1 | 急性毒性(経皮) | 区分4 | ![]() |
警告 | 皮膚に接触すると有害 | ウサギ LD50 = 1330 mg/kg (EU-RAR (2002))であることから区分4に分類した。 |
| 1 | 急性毒性(吸入:ガス) | 分類対象外 | - | - | - | GHSの定義による固体であり、分類対象外とした。 |
| 1 | 急性毒性(吸入:蒸気) | 分類できない | - | - | - | データなし |
| 1 | 急性毒性(吸入:粉塵、ミスト) | 区分2 | ![]() |
危険 | 吸入すると生命に危険 | ラットLC50=0.104 mg/L(4時間)より(EU-RAR (2005))、区分2とした。 |
| 2 | 皮膚腐食性/刺激性 | 区分1 | ![]() |
危険 | 重篤な皮膚の薬傷・眼の損傷 | 水溶性の6価クロム化合物は腐食性を示すとの記載(EU-RAR (2005))から、区分1と判定した。 |
| 3 | 眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性 | 区分1 | ![]() |
危険 | 重篤な眼の損傷 | 水溶性の6価クロム化合物は眼に不可逆的な深刻な障害を起すとの記載から(EU-RAR (2005))、区分1とした。また、皮膚腐食性は区分1に分類されている。 |
| 4 | 呼吸器感作性又は皮膚感作性 | 呼吸器感作性:区分1 皮膚感作性:区分1 |
(呼吸器感作性)![]() (皮膚感作性) ![]() |
(呼吸器感作性)危険 (皮膚感作性)警告 |
(呼吸器感作性)吸入するとアレルギー、ぜん(喘)息又は呼吸困難を起こすおそれ (皮膚感作性)アレルギー性皮膚反応を引き起こすおそれ |
呼吸器感作性:ナトリウム塩を含む6価クロム化合物は、ヒトへの暴露により呼吸器感作性を示すとの報告がある(EU-RAR (2005))ことから、区分1とした。 皮膚感作性:ナトリウム塩を含む6価クロム化合物は、モルモットによる皮膚感作性試験で陽性との報告がある(EU-RAR (2005))ことから、区分1とした。 |
| 5 | 生殖細胞変異原性 | 区分2 | ![]() |
警告 | 遺伝性疾患のおそれの疑い | in vivoアルカリ溶出試験で陽性(IUCLID (2000))、ラット吸入暴露試験で肺にDNA損傷がみられている(RTECS Accessed on Oct 2007)。各種in vitro試験で陽性であること(IARC 49 (1990))、さらに水溶性6価クロム化合物はin vivo変異原性が示唆されていることから(EU-RAR (2005)、IARC 49 (1990))、区分2とした。 |
| 6 | 発がん性 | 区分1A | ![]() |
危険 | 発がんのおそれ | IARCが6価クロム化合物を区分1に分類している(IARC vol.49(1996))。EUがグループ2に分類している(EU 2007)。日本産業衛生学会がクロム化合物(6価)を第1群に分類している(産衛学会 2007)。以上の結果から、区分1Aとした。 |
| 7 | 生殖毒性 | 分類できない | - | - | - | 本物質でのデータが無く、分類できない。なお、同じ6価クロム化合物である重クロム酸カリウムでのマウスによる発生毒性試験においては、早産や死産の増加、出生児数の減少が見られたとの報告がある(EU-RAR (2005))。 |
| 8 | 標的臓器/全身毒性(単回暴露) | 区分1(呼吸器、腎臓、肝臓) | ![]() |
危険 | 臓器(呼吸器、腎臓、肝臓)の障害 | ヒトで水溶液の蒸気を吸入すると、気管支の壊死、肺水腫が見られたとの報告がある。また、ヒトで飲み込むと腎臓と肝臓に障害が見られたとの報告がある(EU-RAR (2005))。以上の結果から、区分1(呼吸器、腎臓、肝臓)とした。 |
| 9 | 標的臓器/全身毒性(反復暴露) | 区分1(呼吸器、腎臓) | ![]() |
危険 | 長期又は反復暴露による臓器(呼吸器、腎臓)の障害 | クロム酸ナトリウムを含む6価クロム化合物の労働者への反復暴露により、呼吸器と腎臓の障害が見られたとの報告がある(EU-RAR (2005))。このことから、区分1(呼吸器、腎臓)とした。 |
| 10 | 吸引性呼吸器有害性 | 分類できない | - | - | - | データなし |
| 危険・有害性項目 | 分類結果 | シンボル | 注意喚起用語 | 危険有害性情報 | 分類根拠・問題点 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 11 | 水生環境有害性(急性) | 区分1 | ![]() |
警告 | 水生生物に非常に強い毒性 | 水生環境急性有害性:甲殻類(オオミジンコ)の 48h EC50 が 0.05 mg/L(EU, 2005) であることから区分1とした。 |
| 11 | 水生環境有害性(慢性) | 区分1 | ![]() |
警告 | 長期的影響により水生生物に非常に強い毒性 | 水生環境慢性有害性:急性毒性が区分1、金属化合物であり水中での挙動及び生物蓄積性が不明であるため、区分2とした。 |