参考資料
解説・用語集(エクセルファイル(64KB))
| ID65 6,7,8,9,10,10-ヘキサクロロ-1,5,5a,6,9,9a-ヘキサヒドロ-6,9-メタノ-2,4,3-ベンゾジオキサチエピン=3-オキシド(CAS番号 115-29-7) | 分類実施日 | H18.7.24 (環境に対する有害性についてはH18.3.31) |
| 使用マニュアル | GHS分類マニュアル(H18.2.10 版) |
| 危険・有害性項目 | 分類結果 | シンボル | 注意喚起用語 | 危険有害性情報 | 分類根拠・問題点 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 火薬類 | 分類対象外 | - | - | - | 爆発性に関わる原子団を含んでいない。 |
| 2 | 可燃性/引火性ガス | 分類対象外 | - | - | - | GHSの定義における固体 |
| 3 | 可燃性/引火性エアゾール | 分類対象外 | - | - | - | エアゾール製品でない。 |
| 4 | 支燃性/酸化性ガス類 | 分類対象外 | - | - | - | GHSの定義における固体 |
| 5 | 高圧ガス | 分類対象外 | - | - | - | GHSの定義における固体 |
| 6 | 引火性液体 | 分類対象外 | - | - | - | GHSの定義における固体 |
| 7 | 可燃性固体 | 区分外 | - | - | - | Non-combustible, substance itself does not burn. (HSDB (2006)) |
| 8 | 自己反応性物質および混合物 | 分類できない | - | - | - | データなし。 |
| 9 | 自然発火性液体 | 分類対象外 | - | - | - | GHSの定義における固体 |
| 10 | 自然発火性固体 | 区分外 | - | - | - | Non-combustible, substance itself does not burn. (HSDB (2006)) 空気に接触しても発火しない。(経験に基づく、(バイエルクロップサイエンス株式会社)) |
| 11 | 自己発熱性物質および混合物 | 区分外 | - | - | - | Non-combustible, substance itself does not burn. (HSDB (2006)) 空気に接触しても発熱しない。(経験に基づく、(バイエルクロップサイエンス株式会社)) |
| 12 | 水と接触して可燃性/引火性ガスを発生する物質および混合物 | 分類対象外 | - | - | - | 金属または半金属を含んでいない。 |
| 13 | 酸化性液体 | 分類対象外 | - | - | - | GHSの定義における固体 |
| 14 | 酸化性固体 | 分類できない | - | - | - | データなし |
| 15 | 有機過酸化物 | 分類対象外 | - | - | - | 過酸化物に関わる原子団を含んでいない。 |
| 16 | 金属腐食性物質 | 分類できない | - | - | - | 固体状の物質に適した試験方法が確立していない。 |
| 危険・有害性項目 | 分類結果 | シンボル | 注意喚起用語 | 危険有害性情報 | 分類根拠・問題点 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 急性毒性(経口) | 区分2 | ![]() |
危険 |
飲み込むと生命に危険 |
ラットのLD50値14個(9.6-355mg/kg)(EHC 40(1984)、JMPR(1965, 1998)、PIM 576(2000))から統計計算により求めたLD50=37.4mg/kgに基づき区分2とした。 |
| 1 | 急性毒性(経皮) | 区分3 | ![]() |
危険 |
皮膚に接触すると有毒 |
ラットLD50値2個(1000, 681mg/kg)(農薬抄録)は共に区分3の範囲であることに基づき区分3に分類した。 |
| 1 | 急性毒性(吸入:ガス) | 分類対象外 | - | - | - | GHSの定義における固体 |
| 1 | 急性毒性(吸入:蒸気) | 分類できない | - | - | - | データなし |
| 1 | 急性毒性(吸入:粉塵、ミスト) | 区分1 | ![]() |
危険 |
吸入すると生命に危険 |
ラット雄LC50=0.0346mg/L、雌LC50=0.0126mg/L(農薬抄録)は共に区分1の範囲であることに基づき区分1に分類した。 |
| 2 | 皮膚腐食性/刺激性 | 区分外 | - | - | - | ウサギを用いた皮膚刺激性試験においてDraze scoreが0のデータ(JMPR(1998))から、「刺激性はない」と考えられるため、区分外に分類した。 |
| 3 | 眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性 | 区分外 | - | - | - | ウサギを用いた眼刺激性試験による「not irritayting to eyes」の結果(JMPR(1998))から、区分外に分類した。 |
| 4 | 呼吸器感作性又は皮膚感作性 | 呼吸器感作性:分類できない、皮膚感作性:区分外 | - | (呼吸器感作性)− (皮膚感作性)− |
(呼吸器感作性)− (皮膚感作性)− |
呼吸器感作性:データなし、 皮膚感作性;モルモットを用いた皮膚感作性試験(Maximization法、GLP)による「陰性」結果(農薬抄録)から区分外に分類した。 |
| 5 | 生殖細胞変異原性 | 区分外 | - | - | - | マウスのin vivo小核試験で陰性であること(農薬抄録)から、区分外に分類した。 |
| 6 | 発がん性 | 区分外 | - | - | - | ACGIHにてA4に分類されていること(ACGIH(2001))に基づき区分外に分類した。 なお、ラットの慢毒・発がん性併合試験(1989年)およびマウスの発がん性試験(1988年)(農薬抄録)で投与に関連した腫瘍の発生頻度の増加は認められていない。 |
| 7 | 生殖毒性 | 区分外 | - | - | - | ラットの二世代繁殖毒性試験において、母動物に最高用量で体重抑制が見られた以外は、繁殖および子供に対する影響はなかった(農薬抄録)。また、ウサギおよびラットにおいて妊娠期に投与しても催奇形性は認められていないこと(農薬抄録)から、区分外に分類した。 |
| 8 | 標的臓器/全身毒性(単回暴露) | 区分1(神経系) | ![]() |
危険 |
臓器(神経系)の障害 |
ヒトで痙攣、意識障害、呼吸困難等の神経系への影響の報告(ATSDR(2000)、JMPR(1998))と、ラット急性経口(40、50, 100mg/kg)およびラット吸入毒性試験(0.0123、0.0036mg/L)により区分1のガイダンス値以下で、自発運動の低下、痙攣、流涎、振戦、呼吸困難等の神経系への影響が報告されていることに基づき(EHC40(1984)、ATSDR(2000)、JMPR報告書)区分1(神経系)とした。 |
| 9 | 標的臓器/全身毒性(反復暴露) | 区分1(腎臓)、区分2(肝臓) | ![]() |
危険 警告 |
長期または反復暴露による臓器(腎臓)の障害 長期または反復暴露による臓器(肝臓)の障害のおそれ |
ラットの90日反復経口投与試験において、区分1のガイダンス値の範囲内(3.85mg/kg)で近位尿細管の変性と、区分2のガイダンス値の範囲内(23.41mg/kg)で肝細胞の変性が認められていること(農薬抄録)に基づき区分1(腎臓)、区分2(肝臓)に分類した。 【注記】追加試験として、90日反復経口投与試験の約3倍の用量で30日間雄ラットに投与した試験で「腎臓の近位曲細管細胞にリソソームの大きさおよび数の増加が認められたが、可逆的変化であり、腎臓細胞への障害は認められなかった。肝臓の検査では、肝実質およびクップファー細胞に異常が認められず、肝重量の増加は、異物代謝機構に関連する適応反応の結果と考えられた。」との結論を得ている。また、ラットの慢性毒性試験(最高用量3.8mg/kgで104週間投与)で影響が認められていない。(農薬抄録) |
| 10 | 吸引性呼吸器有害性 | 分類できない | - | - | - | データなし |
| 危険・有害性項目 | 分類結果 | シンボル | 注意喚起用語 | 危険有害性情報 | 分類根拠・問題点 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 11 | 水生環境有害性(急性) | 区分1 | ![]() |
警告 | 水生生物に非常に強い毒性 | 甲殻類(ブラウンシュリンプ)の96時間LC50=0.2μg/L(EHC40、1984)から、区分1とした。 |
| 11 | 水生環境有害性(慢性) | 区分1 | ![]() |
警告 | 長期的影響により水生生物に非常に強い毒性 | 急性毒性が区分1、生物蓄積性が低いと推定されるものの(log Kow=3.83(PHYSPROP Database、2005))、急速分解性がないと推定される(BIOWIN)ことから、区分1とした。 |