参考資料
解説・用語集(エクセルファイル(64KB))
| ID48 酸化鉛(II);リサージ(CAS番号 1317-36-8) | 分類実施日 | H18.3.23 |
| 使用マニュアル | GHS分類マニュアル(H18.2.10 版) |
| 危険・有害性項目 | 分類結果 | シンボル | 注意喚起用語 | 危険有害性情報 | 分類根拠・問題点 | |
| 1 | 火薬類 | 分類対象外 | - | - | - | 爆発性に関する原子団を含まない。 |
| 2 | 可燃性/引火性ガス | 分類対象外 | - | - | - | GHSの定義における固体である。 |
| 3 | 可燃性/引火性エアゾール | 分類対象外 | - | - | - | エアゾール製品でない。 |
| 4 | 支燃性/酸化性ガス類 | 分類対象外 | - | - | - | GHSの定義における固体である。 |
| 5 | 高圧ガス | 分類対象外 | - | - | - | GHSの定義における固体である。 |
| 6 | 引火性液体 | 分類対象外 | - | - | - | GHSの定義における固体である。 |
| 7 | 可燃性固体 | 区分外 | - | - | - | 不燃性(ICSC,2002)。 |
| 8 | 自己反応性物質および混合物 | 分類対象外 | - | - | - | 爆発性、あるいは自己反応性に関する原子団を含まない。 |
| 9 | 自然発火性液体 | 分類対象外 | - | - | - | GHSの定義における固体である。 |
| 10 | 自然発火性固体 | 区分外 | - | - | - | 不燃性(ICSC,2002)。 |
| 11 | 自己発熱性物質および混合物 | 区分外 | - | - | - | 不燃性(ICSC,2002)。 |
| 12 | 水と接触して可燃性/引火性ガスを発生する物質および混合物 | 区分外 | - | - | - | 水に対して安定(水に不溶、ICSC(2002))。 |
| 13 | 酸化性液体 | 分類対象外 | - | - | - | GHSの定義における固体である。 |
| 14 | 酸化性固体 | 分類できない | - | - | - | 酸素を含む無機化合物であるが、データがなく分類できない。 |
| 15 | 有機過酸化物 | 分類対象外 | - | - | - | 有機化合物でない。 |
| 16 | 金属腐食性物質 | 分類できない | - | - | - | 固体状の物質に適した試験方法が確立していない。 |
| 危険・有害性項目 | 分類結果 | シンボル | 注意喚起用語 | 危険有害性情報 | 分類根拠・問題点 | |
| 1 | 急性毒性(経口) | 分類できない | - | - | - | データなし |
| 1 | 急性毒性(経皮) | 分類できない | - | - | - | データなし |
| 1 | 急性毒性(吸入:ガス) | 分類対象外 | - | - | - | GHSの定義による固体であるため、ガスでの吸入は想定されず、分類対象外とした。 |
| 1 | 急性毒性(吸入:蒸気) | 分類できない | - | - | - | データなし |
| 1 | 急性毒性(吸入:粉塵、ミスト) | 分類できない | - | - | - | データなし |
| 2 | 皮膚腐食性/刺激性 | 区分3 | - | 警告 | 軽度の皮膚刺激 | CERIハザードデータ集 2001-9 (2002) のウサギを用いた皮膚刺激性試験結果の記述から軽度の刺激を有すると考えられ、区分3とした。 また、鉛及びその化合物(主に無機)についてのデータは他で述べているので、そちらも参照すること。 |
| 3 | 眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性 | 分類できない | - | - | - | データなし また、鉛及びその化合物(主に無機)についてのデータは他で述べているので、そちらも参照すること。 |
| 4 | 呼吸器感作性又は皮膚感作性 | 呼吸器感作性:分類できない 皮膚感作性:分類できない |
- | - | - | 呼吸器感作性:データなし また、鉛及びその化合物(主に無機)についてのデータは他で述べているので、そちらも参照すること。 皮膚感作性: データなし また、鉛及びその化合物(主に無機)についてのデータは他で述べているので、そちらも参照すること。 |
| 5 | 生殖細胞変異原性 | 区分2 | ![]() |
警告 | 遺伝性疾患のおそれの疑い | IARC 23 (1980)の記述から、経世代変異原性試験なし、生殖細胞/体細胞in vivo変異原性試験なし、生殖細胞/体細胞in vivo遺伝毒性試験なし、in vitro変異原性試験で複数指標の(強)陽性結果なし、であることから「分類できない」となるが、鉛化合物の職業暴露に関する報告は多く、ヒト末梢血液で染色体異常あるいは小核(SCEに関しても複数の報告有り)を誘発したとの疫学調査結果も報告されている。酸化鉛自体を直接評価したものではないが、ヒト生殖細胞変異原性を鑑みると疫学調査結果を無視することはできないため、「区分2」とした。 |
| 6 | 発がん性 | 区分2 | ![]() |
警告 | 発がんのおそれの疑い | NTP (2005)でLead and Lead compoundsとしてR、IARC (1987)でLead and Inorganic Lead compoundsとしてGroup 2B、日本産業衛生学会で鉛および鉛化合物(無機)として2Bに分類されていることから、区分2とした。 |
| 7 | 生殖毒性 | 区分1A | ![]() |
危険 | 生殖能または胎児への悪影響のおそれ | IARC 23 (1980)の記述から、鉛精錬の疫学調査において有意な流産増加がみられていることから区分1Aとした。 (鉛精錬における暴露物質は鉛ヒュームとなり、これは一酸化鉛と考えられる) |
| 8 | 標的臓器/全身毒性(単回暴露) | 分類できない | - | - | - | データなし |
| 9 | 標的臓器/全身毒性(反復暴露) | 区分2(血液系、神経系、腎臓) | ![]() |
警告 | 長期ないし反復暴露による臓器(血液系、神経系、腎臓)の障害のおそれ | ヒトについては、無機鉛化合物の毒性として、ヒトについては、「血液、骨髄、中枢神経系、末梢神経系、腎臓に影響を与え、貧血、脳症(痙攣など)、末梢神経疾患、胃痙攣、腎障害を生じることがある。人で生殖・発生毒性を引き起こす。」(ICSC (J) (2002))等の記述があることから、血液系、神経系、腎臓が標的臓器と考えられた。 以上より、分類は区分2(血液系、神経系、腎臓)とした。 |
| 10 | 吸引性呼吸器有害性 | 分類できない | - | - | - | データなし |
| 危険・有害性項目 | 分類結果 | シンボル | 注意喚起用語 | 危険有害性情報 | 分類根拠・問題点 | |
| 11 | 水生環境有害性(急性) | 分類できない | - | - | - | データ不足のため分類できない。 |
| 11 | 水生環境有害性(慢性) | 区分4 | - | - | 長期的影響により有害のおそれ | 水溶解度までの濃度で急性毒性が報告されていないが、金属化合物であり水中での挙動が不明であるため、区分4とした。 |