参考資料
解説・用語集(エクセルファイル(64KB))
| ID41 チオりん酸O,O-ジメチル-O-(3-メチル-チオフェニル)(CAS番号 55-38-9) | 分類実施日 | H18.7.24 (環境に対する有害性についてはH18.9.20) |
| 使用マニュアル | GHS分類マニュアル(H18.2.10 版) |
| 危険・有害性項目 | 分類結果 | シンボル | 注意喚起用語 | 危険有害性情報 | 分類根拠・問題点 | |
| 1 | 火薬類 | 分類対象外 | - | - | - | 爆発性に関わる原子団を含んでいない。 |
| 2 | 可燃性/引火性ガス | 分類対象外 | - | - | - | GHS定義による液体 |
| 3 | 可燃性/引火性エアゾール | 分類対象外 | - | - | - | エアゾール製品ではない。 |
| 4 | 支燃性/酸化性ガス類 | 分類対象外 | - | - | - | GHS定義による液体 |
| 5 | 高圧ガス | 分類対象外 | - | - | - | GHS定義による液体 |
| 6 | 引火性液体 | 区分外 | - | - | - | 引火点が100℃以上(170℃(バイエルクロップサイエンス株式会社))である。 |
| 7 | 可燃性固体 | 分類対象外 | - | - | - | GHS定義による液体 |
| 8 | 自己反応性物質および混合物 | 分類できない | - | - | - | データなし |
| 9 | 自然発火性液体 | 区分外 | - | - | - | may burn but does not ignite readily. (HSDB(2006)) 空気と接触しても発火しない(経験に基づく、バイエルクロップサイエンス株式会社)。 |
| 10 | 自然発火性固体 | 分類対象外 | - | - | - | GHS定義による液体 |
| 11 | 自己発熱性物質および混合物 | 分類できない | - | - | - | 液体状の物質に適した試験方法が確立していない。 |
| 12 | 水と接触して可燃性/引火性ガスを発生する物質および混合物 | 区分外 | - | - | - | 水に接触しても自然発火性とならない。また、引火性、可燃性ガスを生じない(経験に基づく、バイエルクロップサイエンス株式会社)。 |
| 13 | 酸化性液体 | 分類できない | - | - | - | データなし |
| 14 | 酸化性固体 | 分類対象外 | - | - | - | GHS定義による液体 |
| 15 | 有機過酸化物 | 分類対象外 | - | - | - | 過酸化物に関わる原子団を含んでいない。 |
| 16 | 金属腐食性物質 | 分類できない | - | - | - | データなし |
| 危険・有害性項目 | 分類結果 | シンボル | 注意喚起用語 | 危険有害性情報 | 分類根拠・問題点 | |
| 1 | 急性毒性(経口) | 区分4 | ![]() |
警告 | 飲み込むと有害 | ラットLD50=320, 509mg/kg(農薬抄録)のデータは共に区分4の範囲であることに基づき区分4に分類した。 |
| 1 | 急性毒性(経皮) | 区分4 | ![]() |
警告 | 皮膚に接触すると有害 | ラットLD50=2000, 2000mg/kg(農薬抄録)に基づき区分4に分類した。 |
| 1 | 急性毒性(吸入:ガス) | 分類対象外 | - | - | - | GHS定義による液体 |
| 1 | 急性毒性(吸入:蒸気) | 分類できない | - | - | - | データなし |
| 1 | 急性毒性(吸入:粉塵、ミスト) | 区分3 | ![]() |
危険 | 吸入すると有毒 | ラットLC50=1.2, 0.8mg/L(農薬抄録)のうち低い値に基づき区分3に分類した。 |
| 2 | 皮膚腐食性/刺激性 | 区分外 | - | - | - | ウサギの試験で、「ほとんど刺激性がない(Draze score 0.4)」(農薬抄録)に基づき区分外に分類した。 |
| 3 | 眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性 | 区分外 | - | - | - | ウサギの試験において「刺激性なし」との結果(農薬抄録)に基づき区分外に分類した。 |
| 4 | 呼吸器感作性又は皮膚感作性 | 呼吸器感作性:分類できない 皮膚感作性: 区分外 |
(呼吸器感作性)− (皮膚感作性)− |
(呼吸器感作性)− (皮膚感作性)− |
呼吸器感作性: データなし 皮膚感作性: モルモットを用いたMaximization法により感作性が認められなかったこと(農薬抄録)に基づき区分外に分類した。 |
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| 5 | 生殖細胞変異原性 | 区分外 | - | - | - | 生殖細胞を用いるin vivo経世代変異原性試験(マウスの優性致死試験)および体細胞を用いるin vivo変異原性試験(マウスの骨髄細胞を用いる染色体異常試験、マウスの小核試験)で陰性の結果(農薬抄録)そしてそれ以外に陽性結果を示す試験がないことに基づき区分外に分類した。 |
| 6 | 発がん性 | 区分外 | - | - | - | ACGIHでA4に分類されていること(ACGIH(1996))に基づき区分外に分類した。 なお、マウスの発がん試験でも発がん性を示す所見はなかった(農薬抄録)。 |
| 7 | 生殖毒性 | 区分2 | ![]() |
警告 | 生殖能または胎児への悪影響のおそれの疑い | ウサギの妊娠期投与により親動物で影響がある用量で後期吸収胚の増加が認められたこと、またラットの二世代試験において親動物に影響がある用量で受胎率、出生率,生存率,哺育率の低下, 平均着床数および平均同腹児数の低下、死産児数の増加が認められたこと(農薬抄録)に基づき区分2に分類した。 |
| 8 | 標的臓器/全身毒性(単回暴露) | 区分1(神経系) | ![]() |
危険 | 臓器(神経系)の障害 | ヒトで神経系への影響(コリンエステラーゼ阻害による影響、かすみ目、ふらつき、昏睡、刺激に対する反応なし、呼吸困難)が見られたこと(ACGIH (2001)、JMPR (1980))に基づき区分1(神経系)に分類した。 なお、ラットの試験においてもコリン作動性の影響や振戦、痙攣、自発運動の低下、流涎等の神経系への影響(農薬抄録、JMPR (1997))が見られている。 |
| 9 | 標的臓器/全身毒性(反復暴露) | 区分1(神経系) | ![]() |
危険 | 長期または反復暴露による臓器(神経系)の障害 | ラットでの3ヶ月間の反復経口投与試験で、コリンエステラーゼ阻害とコリン作動性の症状(振戦、痙攣等)が認められ、その用量は区分1のガイダンス値の範囲であること(農薬抄録)に基づき区分1(神経系)に分類した。 |
| 10 | 吸引性呼吸器有害性 | 分類できない | - | - | - | データなし |
| 危険・有害性項目 | 分類結果 | シンボル | 注意喚起用語 | 危険有害性情報 | 分類根拠・問題点 | |
| 11 | 水生環境有害性(急性) | 区分1 | ![]() |
警告 | 水生生物に非常に強い毒性 | 甲殻類(オオミジンコ)の48時間EC50=0.00087mg/L(農薬登録申請資料、2004)から、区分1とした。 |
| 11 | 水生環境有害性(慢性) | 区分1 | ![]() |
警告 | 長期的影響により水生生物に非常に強い毒性 | 急性毒性が区分1、急速分解性がないと推定され(BIOWIN)、生物蓄積性があると推定される(log Kow=4.09(PHYSPROP Database、2005))ことから、区分1とした。 |