参考資料
解説・用語集(エクセルファイル(64KB))
| ID40 チオりん酸O,O-ジエチル-O-(3,5,6-トリクロロ-2-ピリジル)(CAS番号 2921-88-2) | 分類実施日 | H18.7.24 (環境に対する有害性についてはH18.3.31) |
| 使用マニュアル | GHS分類マニュアル(H18.2.10 版) |
| 危険・有害性項目 | 分類結果 | シンボル | 注意喚起用語 | 危険有害性情報 | 分類根拠・問題点 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 火薬類 | 分類対象外 | - | - | - | 分子内に爆発性に関連する原子団を含んでいない。 |
| 2 | 可燃性/引火性ガス | 分類対象外 | - | - | - | GHSの定義における固体である。 |
| 3 | 可燃性/引火性エアゾール | 分類対象外 | - | - | - | エアゾ−ル製品でない。 |
| 4 | 支燃性/酸化性ガス類 | 分類対象外 | - | - | - | GHSの定義における固体である。 |
| 5 | 高圧ガス | 分類対象外 | - | - | - | GHSの定義における固体である。 |
| 6 | 引火性液体 | 分類対象外 | - | - | - | GHSの定義における固体である。 |
| 7 | 可燃性固体 | 分類できない | - | - | - | 可燃性との情報があるが (ICSC (J) (1998))、規定試験法によるデータなし。 |
| 8 | 自己反応性物質および混合物 | 分類できない | - | - | - | データなし |
| 9 | 自然発火性液体 | 分類対象外 | - | - | - | GHSの定義における固体である。 |
| 10 | 自然発火性固体 | 区分外 | - | - | - | 引火点が148℃であり (MSDS)、常温の空気と接触しても発火しない。 |
| 11 | 自己発熱性物質および混合物 | 分類できない | - | - | - | 試験温度の140℃において、液体または気体となる物質に適した試験方法が確立していない。 |
| 12 | 水と接触して可燃性/引火性ガスを発生する物質および混合物 | 分類できない | - | - | - | データなし |
| 13 | 酸化性液体 | 分類対象外 | - | - | - | GHSの定義における固体である。 |
| 14 | 酸化性固体 | 分類できない | - | - | - | データなし |
| 15 | 有機過酸化物 | 分類対象外 | - | - | - | 分子内に−O−O−構造を含んでいない。 |
| 16 | 金属腐食性物質 | 分類できない | - | - | - | 銅や真鍮を侵すとの情報があるが (HSDB (Access on Mar. 2006))、規定試験法によるデータなし。 |
| 危険・有害性項目 | 分類結果 | シンボル | 注意喚起用語 | 危険有害性情報 | 分類根拠・問題点 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 急性毒性(経口) | 区分3 | ![]() |
危険 |
飲み込むと有毒 |
ラットLD50値:135mg/kg(農薬抄録)に基づき、区分3とした。 |
| 1 | 急性毒性(経皮) | 区分外 | - | - | - | ラットLD50値:>2000mg/kgに基づき、2000mg/kg以下では死亡が認められない(農薬抄録)ことから、区分外とした。 |
| 1 | 急性毒性(吸入:ガス) | 分類対象外 | - | - | - | GHSの定義による固体である。 |
| 1 | 急性毒性(吸入:蒸気) | 分類できない | - | - | - | ラットLC50(4時間)値は>0.2mg/Lである(農薬抄録)が、このデータだけでは区分が特定できないことから、データ不足のため分類できないとした。 |
| 1 | 急性毒性(吸入:粉塵、ミスト) | 分類できない | - | - | - | データなし |
| 2 | 皮膚腐食性/刺激性 | 区分外(72%顆粒水和剤について) | - | - | - | 72%顆粒水和剤のウサギを用いた皮膚刺激性試験において刺激性が認められなかった(農薬抄録)ことから、区分外とした。 |
| 3 | 眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性 | 区分外 | - | - | - | ウサギの眼に適用した試験において、刺激性の基準に適応する眼の変化が認められなかった(農薬抄録)ことから、区分外とした。 |
| 4 | 呼吸器感作性又は皮膚感作性 | 呼吸器:分類できない 皮膚:区分外 |
- | - | - | 呼吸器:データなし 皮膚:モルモットを用いたBuehler法による皮膚感作性試験において、陽性率が0%であった(農薬抄録)ことから、区分外とした。 |
| 5 | 生殖細胞変異原性 | 区分外 | - | - | - | 体細胞を用いるin vivo変異原性試験であるマウス骨髄細胞を用いた小核試験で陰性の結果がある(農薬抄録)ことから、区分外とした。 |
| 6 | 発がん性 | 区分外 | - | - | - | EPAでグループE(Office of Pesticide Programs List of Chemicals Evaluated for Carcinogenic Potential)、ACGIHでA4(ACGIH, 2003)に分類されていることから、区分外とした。 |
| 7 | 生殖毒性 | 区分外 | - | - | - | ラットを用いた経口投与繁殖試験、ならびにラット、マウス及びウサギを用いた催奇形性試験において親動物に一般毒性が認められる用量でも生殖毒性は認められなかった(農薬抄録)ことから、区分外とした。 |
| 8 | 標的臓器/全身毒性(単回暴露) | 区分1(神経系) | ![]() |
危険 |
臓器(神経系)の障害 |
ラットを用いた経口投与試験において、コリンエステラーゼ活性阻害による作用および神経系への影響を示す症状が区分1のガイダンス値範囲の投与量で認められた(農薬抄録)ことから、区分1(神経系)とした。 |
| 9 | 標的臓器/全身毒性(反復暴露) | 区分1(神経系、副腎) 区分2(眼) |
![]() |
危険 警告 |
長期または反復暴露による臓器(神経系、副腎)の障害 長期または反復暴露による臓器(眼)の障害のおそれ |
ラットを用いた経口投与試験において、両脚および尾の麻痺、脳コリンエステラーゼ活性の低下、ならびに副腎束状帯脂肪空胞化が区分1のガイダンス値範囲の投与量で認められ、マウスを用いた経口投与試験では急性ないし亜急性角膜炎が区分2のガイダンス値範囲の投与量で認められた(いずれも農薬抄録)ことから、区分1(神経系、副腎)、区分2(眼)とした。 |
| 10 | 吸引性呼吸器有害性 | 分類できない | - | - | - | データなし |
| 危険・有害性項目 | 分類結果 | シンボル | 注意喚起用語 | 危険有害性情報 | 分類根拠・問題点 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 11 | 水生環境有害性(急性) | 区分1 | ![]() |
警告 | 水生生物に非常に強い毒性 | 甲殻類(ネコゼミジンコ属)の48時間LC50=0.000058mg/L(ECETOC TR91、2003)から、区分1とした。 |
| 11 | 水生環境有害性(慢性) | 区分1 | ![]() |
警告 | 長期的影響により水生生物に非常に強い毒性 | 急性毒性が区分1、急速分解性がなく(BODによる分解度:0.2%(既存化学物質安全性点検データ))、生物蓄積性がある(BCF=2880(既存化学物質安全性点検データ))ことから、区分1とした。 |