参考資料
解説・用語集(エクセルファイル(64KB))
| ID31 ジチオりん酸O-エチル-O-(4-メチルチオフェニル)-S-n-プロピル(CAS番号 35400-43-2) | 分類実施日 | H18.5.24 (環境に対する有害性についてはH18.3.31) |
| 使用マニュアル | GHS分類マニュアル(H18.2.10 版) |
| 危険・有害性項目 | 分類結果 | シンボル | 注意喚起用語 | 危険有害性情報 | 分類根拠・問題点 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 火薬類 | 分類対象外 | - | - | - | 分子内に爆発性に関連する原子団を含んでいない物質。 |
| 2 | 可燃性/引火性ガス | 分類対象外 | - | - | - | GHS定義による液体 |
| 3 | 可燃性/引火性エアゾール | 分類対象外 | - | - | - | エアゾール製品ではない。 |
| 4 | 支燃性/酸化性ガス類 | 分類対象外 | - | - | - | GHS定義による液体 |
| 5 | 高圧ガス | 分類対象外 | - | - | - | GHS定義による液体 |
| 6 | 引火性液体 | 区分外 | - | - | - | may burn but does not ignite readily(HSDB (2005))の記載より区分外とした。 |
| 7 | 可燃性固体 | 分類対象外 | - | - | - | GHS定義による液体。 |
| 8 | 自己反応性物質および混合物 | 分類対象外 | - | - | - | 分子内に爆発性に関連する原子団、あるいは自己反応性に関連する原子団を含んでいない物質。 |
| 9 | 自然発火性液体 | 区分外 | - | - | - | may burn but does not ignite readily(HSDB (2005))の記載により区分外とした。 |
| 10 | 自然発火性固体 | 分類対象外 | - | - | - | GHS定義による液体。 |
| 11 | 自己発熱性物質および混合物 | 分類できない | - | - | - | 液体状の物質に適した試験方法が確立していない。 |
| 12 | 水と接触して可燃性/引火性ガスを発生する物質および混合物 | 区分外 | - | - | - | 水溶性のデータがあることより、水反応性ではないとして区分外とした。 |
| 13 | 酸化性液体 | 分類できない | - | - | - | フッ素、塩素は含まない。酸素はリンと結合しているが、酸化性のデータがなく、分類できないとした。 |
| 14 | 酸化性固体 | 分類対象外 | - | - | - | GHS定義による液体。 |
| 15 | 有機過酸化物 | 分類対象外 | - | - | - | 分子内に−O-O-構造を有していない有機化合物。 |
| 16 | 金属腐食性物質 | 分類できない | - | - | - | データがなく分類できない。 |
| 危険・有害性項目 | 分類結果 | シンボル | 注意喚起用語 | 危険有害性情報 | 分類根拠・問題点 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 急性毒性(経口) | 区分3 | ![]() |
危険 |
飲み込むと有毒 |
ラット LD50:100−300mg/kg (ACGIH (2001))、オス 107-304mg/kg、メス 65-275mg/kg (PATTY (5th, 2001)の記載より区分3に分類した。 |
| 1 | 急性毒性(経皮) | 区分3 | ![]() |
危険 |
皮膚に接触すると有毒 |
ウサギ LD50:オス 820m/kg、メス 994mg/kg (PATTY (5th, 2001))、800-1000m/kg(ACGIH (2001))の記載より区分3に分類した。 |
| 1 | 急性毒性(吸入:ガス) | 分類対象外 | - | - | - | GHS定義による液体。 |
| 1 | 急性毒性(吸入:蒸気) | 分類できない。 | - | - | - | データがなく分類できない。(常温では蒸気の発生は無視できる。) |
| 1 | 急性毒性(吸入:粉塵、ミスト) | 分類できない | - | - | - | データがなく分類できない。(マウス、ハムスターLC50>0.49mg/L/4H(PATTY (5th, 2001))のデータがあり、区分3、4が想定できる。) |
| 2 | 皮膚腐食性/刺激性 | 区分外 | - | - | - | ウサギの試験で刺激性なし(ACGIH (2001))の記載より区分外とした。 |
| 3 | 眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性 | 区分外 | - | - | - | ウサギの試験で刺激性なし(ACGIH (2001))の記載より区分外とした。 |
| 4 | 呼吸器感作性又は皮膚感作性 | 呼吸器感作性:分類できない、皮膚感作性:区分外 | - | (呼吸器感作性)− (皮膚感作性)− |
(呼吸器感作性)− (皮膚感作性)− |
呼吸器感作性:データがなく分類できないとした。 皮膚感作性:純品を使用したモルモットによる試験で陰性であったため区分外とした。(最終使用製品を使用した試験では陽性という結果もある。) |
| 5 | 生殖細胞変異原性 | 区分外 | - | - | - | マウス優性致死試験(ACGIH (2001))、マウス小核試験(PATTY (5th, 2001))で陰性、及びin vitroの試験(エームズ試験、姉妹染色体分体交換試験)でも陰性(ACGIH (2001)、PATTY (5th, 2001))の記載より区分外とした。 |
| 6 | 発がん性 | 区分外 | - | - | - | マウス及びイヌの試験で発がん性は認められなかった(PATTY (5th, 2001))の記載があり、ACGIHでA4に分類されていることより区分外とした。 |
| 7 | 生殖毒性 | 区分外 | - | - | - | ラット、ウサギを使用した妊娠動物への経口投与試験で胎児毒性、及び催奇性は認められなかったが、母体毒性(摂餌量、体重の減少)が認められた(ACGIH (2001))、ラットを使用した妊娠動物への経口投与試験で母体毒性、胎児毒性、及び催奇性は認められなかった(PATTY (5th, 2001))、及びラットの3世代試験(吸入暴露)で生殖毒性は認められなかった(ACGIH (2001))の記載より区分外とした。 |
| 8 | 標的臓器/全身毒性(単回暴露) | 区分1(神経系) | ![]() |
危険 |
臓器(神経系)の障害 |
ヒトの急性毒性症状として頭痛、めまい、痙攣、呼吸不全等の中枢神経の抑制、及び縮瞳、不整脈、筋攣縮等神経系への影響が見られる(EHC 63 (1986))、(ICSC (1993))、(HSDB (2005))、またラットの単回投与試験で、区分1のガイダンス値内の投与量で血清、赤血球、脳内のコリンエステラーゼ活性の抑制が認められた(PATTY (5th, 2001))との記載より区分1(神経系)に分類した。 |
| 9 | 標的臓器/全身毒性(反復暴露) | 区分1(神経系) | ![]() |
危険 |
長期または反復暴露による臓器(神経系)の障害 |
ラットを使用した経口、及び吸入反復投与試験で、区分1のガイダンス値内でコリンエステラーゼ活性の抑制が認められた(ACGIH (2001))、(PATTY (5th, 2001))、またヒトの慢性毒性症状として頭痛、脱力、記憶力低下、睡眠障害、食欲減退、失見当識、手足のふるえ等が見られる(HSDB (2005))の記載より区分1(神経系)に分類した。 |
| 10 | 吸引性呼吸器有害性 | 分類できない | - | - | - | データがなく分類できない。 |
| 危険・有害性項目 | 分類結果 | シンボル | 注意喚起用語 | 危険有害性情報 | 分類根拠・問題点 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 11 | 水生環境有害性(急性) | 区分1 | ![]() |
警告 | 水生生物に非常に強い毒性 | 甲殻類(オオミジンコ)の48時間EC50=0.75ppb(AQUIRE、2003)から、区分1とした。 |
| 11 | 水生環境有害性(慢性) | 区分1 | ![]() |
警告 | 長期的影響により水生生物に非常に強い毒性 | 急性毒性が区分1、急速分解性がないと推定され(BIOWIN)、生物蓄積性があると推定される(log Kow=5.48(PHYSPROP Database、2005))ことから、区分1とした。 |