参考資料
解説・用語集(エクセルファイル(64KB))
| ID13 1,1"-エチレン-2,2"-ビピリジニウム=ジブロミド(CAS番号 85-00-7) | 分類実施日 | H18.7.24 (環境に対する有害性についてはH18.3.31) |
| 使用マニュアル | GHS分類マニュアル(H18.2.10 版) |
| 危険・有害性項目 | 分類結果 | シンボル | 注意喚起用語 | 危険有害性情報 | 分類根拠・問題点 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 火薬類 | 分類できない | - | - | - | データなし。 |
| 2 | 可燃性/引火性ガス | 分類対象外 | - | - | - | GHS定義による固体。 |
| 3 | 可燃性/引火性エアゾール | 分類対象外 | - | - | - | エアゾール製品ではない。 |
| 4 | 支燃性/酸化性ガス類 | 分類対象外 | - | - | - | GHS定義による固体。 |
| 5 | 高圧ガス | 分類対象外 | - | - | - | GHS定義による固体。 |
| 6 | 引火性液体 | 分類対象外 | - | - | - | GHS定義による固体。 |
| 7 | 可燃性固体 | 区分外 | - | - | - | Not conbustible(ICSC(2001))、Not flammable(Weiss,2nd(1985))と記載されていることに基づき区分外とした。 |
| 8 | 自己反応性物質および混合物 | 分類できない | - | - | - | 情報がないため分類できない。 |
| 9 | 自然発火性液体 | 分類対象外 | - | - | - | GHS定義による固体。 |
| 10 | 自然発火性固体 | 区分外 | - | - | - | Not conbustible(ICSC(2001))、Not flammable(Weiss,2nd(1985))と記載されていることに基づき区分外とした。 |
| 11 | 自己発熱性物質および混合物 | 区分外 | - | - | - | Not conbustible(ICSC(2001))、Not flammable(Weiss,2nd(1985))と記載されていることに基づき区分外とした。 |
| 12 | 水と接触して可燃性/引火性ガスを発生する物質および混合物 | 分類対象外 | - | - | - | 金属または半金属を含まないことから、分類対象外とした。 |
| 13 | 酸化性液体 | 分類対象外 | - | - | - | GHS定義による固体。 |
| 14 | 酸化性固体 | 分類対象外 | - | - | - | 酸素、フッ素、塩素を含まないので、分類対象外とした。 |
| 15 | 有機過酸化物 | 分類対象外 | - | - | - | 過酸化物に関わる原子団を含まないことから、分類対象外とした。 |
| 16 | 金属腐食性物質 | 分類できない | - | - | - | 固体状の物質に適した試験方法が確立していないので、分類できないとした。 注記:但し、The active ingredient is corrosive to metals.(HSDB(2005))との記載がある。 |
| 危険・有害性項目 | 分類結果 | シンボル | 注意喚起用語 | 危険有害性情報 | 分類根拠・問題点 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 急性毒性(経口) | 区分3 | ![]() |
危険 |
飲み込むと有毒 |
ラット経口投与LD50=214mg/kg(農薬抄録(1993))に基づき、区分3とした。 |
| 1 | 急性毒性(経皮) | 区分外 | - | - | - | ラット経皮投与試験で2000mg/kgで死亡が認められていない(農薬抄録(1993))ことから、区分外とした。 |
| 1 | 急性毒性(吸入:ガス) | 分類対象外 | - | - | - | GHS定義による固体であり、分類対象外である。 |
| 1 | 急性毒性(吸入:蒸気) | 分類できない | - | - | - | データなし。 |
| 1 | 急性毒性(吸入:粉塵、ミスト) | 分類できない | - | - | - | データ不足。 |
| 2 | 皮膚腐食性/刺激性 | 区分2 | ![]() |
警告 |
皮膚刺激 |
ラットによる皮膚一次刺激性試験において、第一回目塗布後、紅斑が見られ、第二回目塗布後における塗布部皮膚上皮の落屑、痂皮形成が見られた。第三回目塗布10日後には回復し、塗布部の皮膚に新しい組織の再生が見られた。ジクワットはラットの皮膚に対して経度の刺激性を有するものと考えられる(農薬抄録(1985))ことから、区分2とした。 |
| 3 | 眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性 | 区分2A | ![]() |
警告 |
強い眼刺激 |
ウサギによる眼一次刺激性試験におけるドレイズスコアが2日目で8であったが、7日後には2になり、その後はほぼ回復している(農薬抄録(1985))ことから、区分2Aとした。 |
| 4 | 呼吸器感作性又は皮膚感作性 | 呼吸器感作性:分類できない 皮膚感作性:区分1 | (呼吸器感作性) − (皮膚感作性) ![]() |
(呼吸器感作性)− (皮膚感作性)警告 |
(呼吸器感作性)− (皮膚感作性)アレルギー性皮膚反応を引き起こすおそれ |
呼吸器感作性: データなし 皮膚感作性:モルモットを用いた皮膚感作性試験において、陽性結果(陽性率31%)が得られた(農薬抄録(2004))ことから、区分1とした。 |
| 5 | 生殖細胞変異原性 | 区分外 | - | - | - | マウス体細胞を用いたin vivo小核試験で陰性(農薬抄録(2004))、およびラット体細胞を用いたin vivo染色体異常試験で陰性(農薬抄録(1989))であったことに基づき、区分外とした。 |
| 6 | 発がん性 | 区分外 | - | - | - | ACGIHでA4に分類されていることから、区分外とした。ラット、マウスによる発がん性試験結果(農薬抄録(1985))も、この分類を支持している。 |
| 7 | 生殖毒性 | 区分外 | - | - | - | ラット3世代繁殖試験において性機能または繁殖能に対する影響は認められず(農薬抄録(1977))、ラット催奇形性試験(農薬抄録(1989))において、またウサギを用いた催奇形性試験(農薬抄録(1985))においても同様に仔の発生に対する悪影響は認められないことから、区分外とした。 |
| 8 | 標的臓器/全身毒性(単回暴露) | 区分1(全身毒性) | ![]() |
危険 |
臓器(全身毒性)の障害 |
ラットによる急性神経毒性試験で、神経毒性は認められなかったものの、150mg/kg(ガイダンス値の区分1相当)投与の雌に下痢、立毛、尿失禁、脊椎の上方への湾曲、爪先歩行、弓なり姿勢および行動抑制が観察された(農薬抄録(2004))ことに基づき、区分1(全身毒性)とした。 |
| 9 | 標的臓器/全身毒性(反復暴露) | 区分2(眼) | ![]() |
警告 |
長期または反復暴露による臓器(眼)の障害のおそれ |
ラット90日間経口反復投与毒性試験において、400ppm(雄:32.4、雌:38.5mg/kg/day;区分2のガイダンス値に該当)で白内障がみられた(農薬抄録(2004))ことから、区分2(眼)とした。 |
| 10 | 吸引性呼吸器有害性 | 分類できない | - | - | - | データなし |
| 危険・有害性項目 | 分類結果 | シンボル | 注意喚起用語 | 危険有害性情報 | 分類根拠・問題点 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 11 | 水生環境有害性(急性) | 区分1 | ![]() |
警告 | 水生生物に非常に強い毒性 | 藻類(緑藻)の96時間ErC50=19μg ジクワットイオン/L(農薬登録申請資料、2003)から、区分1とした。 |
| 11 | 水生環境有害性(慢性) | 区分1 | ![]() |
警告 | 長期的影響により水生生物に非常に強い毒性 | 急性毒性が区分1、生物蓄積性が低いものの(BCF=1.4(既存化学物質安全性点検データ))、急速分解性がない(BODによる分解度:0%(既存化学物質安全性点検データ))ことから、区分1とした。 |