GHS分類結果 (関係省庁連絡会議 平成18年度事業)

ID10 スチビン(CAS番号 7803-52-3) 分類実施日 H18.4.20 (環境に対する有害性についてはH18.3.31)
使用マニュアル GHS分類マニュアル(H18.2.10 版)

物理化学的危険性

危険・有害性項目 分類結果 シンボル 注意喚起用語 危険有害性情報 分類根拠・問題点
1 火薬類 分類対象外 - - - GHSの定義における気体である。
2 可燃性/引火性ガス 区分1 警告を表わす炎のシンボル
危険
極めて可燃性・引火性の高いガス
ICSC(1999)では、空気との混合気体は爆発性であるが文献では爆発限界は不明であるとしており、データがないので分類できない。国連危険物輸送勧告が、クラス・区分 2.1およびクラス・区分 2.3であることから「区分1」とした(国連番号2676)。
3 可燃性/引火性エアゾール 分類対象外 - - - エアゾール製品でない。
4 支燃性/酸化性ガス類 区分外 - - - データがなく分類できない。国連危険物輸送勧告が、クラス・区分2.1およびクラス・区分2.3(国連番号2676)。
5 高圧ガス 分類できない - - - データなし。なお、ICSC(1999)による沸点は-18℃。また、ICSC(1999)では室温では徐々に、しかし200℃で急速に分解するとしており、臨界温度は65℃未満ではない可能性があり、この場合であれば「グループ液化ガス」に該当する。
6 引火性液体 分類対象外 - - - GHSの定義における気体である。
7 可燃性固体 分類対象外 - - - GHSの定義における気体である。
8 自己反応性物質および混合物 分類対象外 - - - GHSの定義における気体である。
9 自然発火性液体 分類対象外 - - - GHSの定義における気体である。
10 自然発火性固体 分類対象外 - - - GHSの定義における気体である。
11 自己発熱性物質および混合物 分類対象外 - - - GHSの定義における気体である。
12 水と接触して可燃性/引火性ガスを発生する物質および混合物 分類対象外 - - - GHSの定義における気体である。
13 酸化性液体 分類対象外 - - - GHSの定義における気体である。
14 酸化性固体 分類対象外 - - - GHSの定義における気体である。
15 有機過酸化物 分類対象外 - - - GHSの定義における気体である。
16 金属腐食性物質 分類できない - - - 気体状の物質に適した試験方法が確立していない。

健康に対する有害性

危険・有害性項目 分類結果 シンボル 注意喚起用語 危険有害性情報 分類根拠・問題点
1 急性毒性(経口) 分類できない - - - データなし
1 急性毒性(経皮) 分類できない - - - データなし
1 急性毒性(吸入:ガス) 分類できない - - - データなし
1 急性毒性(吸入:蒸気) 分類対象外 - - - GHSの定義による気体であるため、蒸気での吸入は想定されず、分類対象外とした。
1 急性毒性(吸入:粉塵、ミスト) 分類対象外 - - - GHSの定義による気体であるため、粉塵・ミストでの吸入は想定されず、分類対象外とした。
2 皮膚腐食性/刺激性 分類できない - - - データなし
3 眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性 分類できない - - - データなし
4 呼吸器感作性又は皮膚感作性 呼吸器感作性:分類できない         皮膚感作性:分類できない - (呼吸器感作性)−
(皮膚感作性)−
(呼吸器感作性)−
(皮膚感作性)−
呼吸器感作性:データなし
皮膚感作性:  データなし
5 生殖細胞変異原性 分類できない - - - データなし
6 発がん性 分類できない - - - データなし
7 生殖毒性 分類できない - - - データなし
8 標的臓器/全身毒性(単回暴露) 区分1(腎臓、呼吸器、血液) 危険を表わす人物シルエットのシンボル
危険
臓器(腎臓、呼吸器、血液)の障害
ヒトについては「衰弱、頭痛、腹痛、悪心をともなう血尿」(ACGIH (7th, 2001))等の記述があり、実験動物では「尿細管拡張、肺水腫」(ATSDR (1992))、「肺の鬱血及び水腫」(ACGIH (7th ,2001))、「激しい貧血、血色素尿症」(HSDB (2002))等の記述があることから、血液、呼吸器及び腎臓が標的臓器と考えられた。なお実験動物に対する影響は、区分1に相当するガイダンス値の範囲で見られた。以上より分類は区分1(腎臓、呼吸器、血液)とした。
9 標的臓器/全身毒性(反復暴露) 分類できない - - - データなし
10 吸引性呼吸器有害性 分類対象外 - - - 常温気体のため、分類対象外。

環境に対する有害性

危険・有害性項目 分類結果 シンボル 注意喚起用語 危険有害性情報 分類根拠・問題点
11 水生環境有害性(急性) 分類できない - - - データがなく分類できない。
11 水生環境有害性(慢性) 分類できない - - - データがなく分類できない。

参考資料

分類マニュアル

技術上の指針

解説・用語集(エクセルファイル(64KB))


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