参考資料
解説・用語集(エクセルファイル(64KB))
| ID4 2-(2-methoxyethoxy)ethanol(CAS番号 111-77-3) | 分類実施日 | 2008.03.26 |
| 使用マニュアル | GHS分類マニュアル(H18.2.10 版) (GHS国連文書改訂2版で変更された箇所については、変更後の記述に則って分類した) |
| 危険・有害性項目 | 分類結果 | シンボル | 注意喚起用語 | 危険有害性情報 | 分類根拠・問題点 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 急性毒性(経口) | 区分外 | - | - | - | ラットを用いた経口投与試験のLD50値>5,500-9,210 mg/kg、LD50値 6,900 mg/kg(EU-RAR (2000))はいずれも区分外のデータである。値の特定できる小さい値の 6,900 mg/kgから区分外とした。 |
| 1 | 急性毒性(経皮) | 区分外 | - | - | - | ウサギを用いた経皮投与試験のLD50値 6,540 mg/kg、20,400 mg/kg、9,284 mg/kg(EU-RAR (2000))はいずれも区分外の値である。これらのデータからの計算値は 5,125mg/kgであり、データの最低値(6,540 mg/kg)よりも小さい。よって、データ最低値の 6,540 mg/kgから区分外とした。 |
| 1 | 急性毒性(吸入:ガス) | 分類対象外 | - | - | - | GHS定義の液体であるため、分類対象外とした。 |
| 1 | 急性毒性(吸入:蒸気) | 分類できない | - | - | - | データ不足のため分類できない。なお、ラットを用いた8時間飽和蒸気圧濃度(4時間換算:2.5 mg/L)の吸入投与で死亡はない(EU-RAR (2000))。2.5 mg/Lは区分3の基準値内の濃度なので、区分2には該当しないが、区分3-4の適否は判断できない。 |
| 1 | 急性毒性(吸入:粉塵、ミスト) | 区分外 | - | - | - | ラットを用いた吸入投与試験のLC50値>200 mg/L/1h(EU-RAR (2000))から区分外とした。 |
| 2 | 皮膚腐食性/刺激性 | 区分外 | - | - | - | 剃毛したウサギの皮膚に0.5 mLを適用した試験において、適用5時間後、1、2、3日後の観察時に刺激性が認められない(EU-RAR (2000))ことから区分外とした。 |
| 3 | 眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性 | 区分外 | - | - | - | ウサギを用いるOECDガイドラインによる試験で刺激性は無い(EU-RAR (2000))ことから区分外とした。 |
| 4 | 呼吸器感作性又は皮膚感作性 | 呼吸器感作性:分類できない 皮膚感作性:区分外 |
- | - | - | 呼吸器感作性:データがないので分類できない。 皮膚感作性:モルモットを用いるOECD及びEECガイドライン準拠のmaximizationテストで感作性なし(EU-RAR (2000))とのことから区分外とした。 |
| 5 | 生殖細胞変異原性 | 分類できない | - | - | - | OECD 471による細菌を用いた復帰突然変異試験で陰性、OECD 473による培養細胞を用いた染色体異常試験で陰性(EU-RAR (2000))のデータはあるが、in vivo のデータがないので、分類できないとした。 |
| 6 | 発がん性 | 分類できない | - | - | - | データがないので分類できない。 |
| 7 | 生殖毒性 | 区分1B | ![]() |
危険 | 生殖能又は胎児への悪影響のおそれ | EU-RAR (2000)によれば、ラットを用いた経口投与による発生毒性試験において、親動物に毒性が発現しない用量で、仔に大動脈弓の異常、心室中隔欠損を主とする内臓奇形の増加(2.4%)や、腎盂拡張の発生率増加が認められているので、区分1Bとした。ただし、EU Annex I はRepr. Cat. 3; R63であり、GHS区分2に相当する。 |
| 8 | 標的臓器/全身毒性(単回暴露) | 区分3(麻酔作用) | ![]() |
警告 | 眠気又はめまいのおそれ | ウサギを用いる経皮投与試験において、活動低下やよろめき歩行がみられており、また、ウサギを用いる吸入暴露試験において、毒性症状として昏睡や活動性の低下がみられている(EU-RAR (2000))ことから区分3(麻酔作用)とした。 |
| 9 | 標的臓器/全身毒性(反復暴露) | 区分2(肝臓) | ![]() |
警告 | 長期又は反復暴露による臓器(肝臓)の障害のおそれ | モルモットを用いる90日間経皮投与試験において、用量依存的に増加する肝の脂肪変性が認められている(投与量0、40、200、1,000 mg/kg/日でそれぞれ0/7、2/6、6/6、6/6)(EU-RAR (2000))。40 mg/kg/日は区分2のガイダンス値の範囲内の濃度なので、区分2(肝臓)とする。なお、ラットを用いる6週間経口および90日間蒸気吸入投与試験では区分2のガイダンス値上限近辺において影響はみられなかった(EU-RAR (2000))。 |
| 10 | 吸引性呼吸器有害性 | 分類できない | - | - | - | データがないので分類できない。 |